鷹番日記

2007年05月08日

ホークスを引っ張る九共大出身者:石田泰隆

 1つの大学出身の選手が、1つのチームに集まってこの世界(プロ野球界)で活躍するのは、あまり例がないのではないだろうか。ホークスに在籍する地元・九共大出身の選手たちだ。

 現在、ホークスには柴原選手を最年長とし山村、田上、新垣、馬原、高橋秀の6選手が在籍する。そのうち高橋秀を除く5選手が、そろって1軍で活躍。新垣は和田らとともに「先発4本柱」の一角を担い、幾多の故障を乗り越えた山村は今季プロ7年目で初めて開幕1軍入り。右の中継ぎとしてホークス投手陣を支えている。守護神馬原はリーグを代表するストッパーにまで成長。今季はここまで(5月7日現在)リーグトップの11セーブに防御率0・00と、抜群の安定感を誇る。その投手陣の球を山崎、的場と並んで受けるのは、大学時代から彼ら(新垣、山村、馬原)の球を受けてきた田上だ。

 田上 まさか、こんな日が来るとは夢にも思わなかった。自分は中日にドラフト指名されて、1度捨てられた身。そこをホークスに拾ってもらって、またこの世界に戻ることができた。また大学時代のメンバーとこうして野球ができるのは、何か変な感じですね。

 九共大OB最年長者の柴原は、後輩たちの活躍に刺激を受けるという。「ポジションは違うけど、まだあいつら(九共大の後輩)には負けられない。逆に自分がもっと引っ張っていかないとね」。今季、2年ぶりに開幕スタメンを勝ち取った男は、ここまで打率2割7分6厘と苦しんでいるが、放った3本塁打のうち1本はサヨナラ本塁打、1本は満塁弾と強烈に印象を残す。「この世界は実力の世界で難しいことだけど、九共大出身の選手でもっとチームを引っ張って行きたいね」(柴原)。今季は九共大出身選手の活躍が、チームの行方を左右するかもしれない。

May 8, 2007 03:33 PM 投稿者:石田泰隆

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