2006年04月02日
消えた松田スマイル:石田泰隆
シーズンが開幕してもう1週間が経った。ホークスは開幕戦からロッテ、西武といきなり強豪チームとの対戦となったが、この5連戦を4勝1敗。次の楽天3連戦も2勝1敗で勝ち越すなど、開幕から3カード連続勝ち越しを決めた。
今年、王監督が掲げる「つなぎの野球」。さっそく開幕戦から披露したかと思えば、続く2戦目は大村、松中、ズレータが3本の本塁打で競演。小技、大技を絡めた、まさに「06年型」の野球を披露し、懸念された城島の穴を全員でカバーして勝利をつかんだ。
その中で1人、プロの壁にもがいている男がいる。希望枠ルーキーの松田宣浩内野手(22=亜大)だ、東都大学リーグでは通算15本塁打を放ち、大学球界最強スラッガーと期待されて入団。だが開幕から8試合、安打は出るが、待望の1発が出ていない。そのせいか、松田の表情から笑顔が消えた気がしてならない。
3月29日の西武戦(北九州)。自分の目の前で高卒ルーキーの西武炭谷が満塁本塁打を放ち、先を越された。しかも1試合2発のおまけ付き。さらに3月31日はセ・リーグも開幕。こちらも同じくヤクルトの希望枠ルーキー武内が本塁打をマークするなど、遅れをとってしまった。松田は「焦りじゃないけど、早く1本打ちたい。と言うか、打たなければならないと思っている。1本出れば、回りの見方も変わってくるはず。だから早い段階で1本ね。調子は悪くないので」と上り調子を強調した。
4日から東京ドームで日本ハム3連戦を控える。この球場は福岡ドームに比べて狭く、比較的、本塁打が出やすい球場として有名だ。地元福岡のファンの前でゆう然とダイヤモンドを1周する姿も見てみたいが、それよりも、1日でも早く「松田スマイル」が戻る日を心待ちにしている。
【石田泰隆】
April 2, 2006 10:55 PM 投稿者:石田泰隆
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