2005年06月23日
山崎の10日間:石田泰隆
山崎勝己捕手(22)にとって、実のある10日間だったに違いない。
今月14日、交流戦での登板が回ってこない和田、田之上の登録抹消により、5年目にして初めて1軍昇格を果たした。23日、和田の再登録により登録抹消されるまでの期限付きではあったが、1軍のレベルを身を持って経験した。
山崎 1軍というところは、いるだけで勉強になるところだと感じた。みんなが高い意識を持って野球に取り組んでいる。別に2軍選手の意識が低いと言っているわけではないが、1つ1つのプレーが丁寧だし、自分のやるべき仕事を理解している。そういう選手の集団なんだと感じた。
ソフトバンクには城島健司という〝日本一の捕手〟が存在する。1軍で捕手として試合に出場するには、あたり前のことだが城島を超えなければならない。その大きな壁を乗り越えるには、並大抵のことではない。後ろ向きな性格? の筆者なら、捕手からの転向も考えるだろうが、山崎は違う。
山崎 自分は捕手としてプロ野球選手になったわけだから。捕手以外だったら自分の価値はないと思う。捕手以外に考えられない。城島さんの存在は大きいけど、それをプラスに取らないと。ほかの(チームの)人が目にできないところを勉強できますからね。プラスですよ。
平然と言ってのけた。1軍にいた10日間。山崎が一番身に付けたこととは?
山崎 それはテレビでは見られなかった「捕手・城島さん」の姿ですよ。年上、年下にかかわらず、どんどん投手に注文をつけるところを見られたことです。ベンチでは常に先(の展開)を考え手帳を見返したりもしていた。数えるときりがない。本当に勉強になりました。
この日、仙台から空路福岡へ移動し、福岡ドームへ荷物整理に訪れた。球場を出る際には「絶対にまた戻ってきます。今度は自分の力でね。やっぱり野球選手は1軍で試合に出てなんぼというのことを思い知らせれましたから。この経験を生かします」と力強く誓った。10日間。短いようにも感じるが、山崎にとっては長くて充実した10日間だったに違いない。
【ソフトバンク担当・石田泰隆】
June 23, 2005 08:46 PM 投稿者:石田泰隆
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.nikkansports.com/mt/mt-tb.cgi/3860
このリストは、次のエントリーを参照しています: 山崎の10日間:
» 6月14日から5年目にして初の・・・ from 福岡ソフトバンクホークス熱血応援中…
6月14日から今年で5年目のシーズンを迎えている<font color=orange><b>62山崎勝己選手</b><... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年06月24日 01:41
