2007年03月30日
札幌ドームなら百人力や!
札幌ドームなら百人力や! 日本ハムが今日30日、札幌ドームでの西武戦で本拠地開幕戦を迎える。昨季、ホームゲームは43勝25敗の勝率6割3分2厘と圧倒的強さを誇った。札幌ドームについて、日本ハムOBで日刊スポーツ評論家の岩本勉氏(35)は「本当に居心地がいい場所。選手はいつも以上の力を出せるんや」と力説。地元開催の利について語ってもらった。
野球選手だけじゃなく、サラリーマンの方々も、出張から自分の家に帰ってきたらほっとするはずや。だからどの球団も本拠地の方が、ロードより力を出せる。これは当たり前のことやけど、日本ハムの選手にとっては、札幌ドームはそれ以上の特別な場所なんや。
ファンがすべてを肯定してくれる雰囲気がある。成績が伴わないときでも、激励の言葉を必ず掛けてくれる。ヤジは一切ない。1球ストライクをとると拍手、1アウトをとると拍手。こんな球場はほかにない。だから選手も居心地がいいし、いいイメージしかない。それが札幌ドームでの好結果につながっている。
東京ドームを本拠地にしていた時代は、巨人という人気球団と一緒だったため、肩身の狭い思いをしたことは否めなかった。それが雪国の札幌をフランチャイズにする。それでも不安を感じる選手はいなかった。ここを本当の意味での本拠地にしようとみんな燃えていた。
自分も3試合だが、札幌ドームで登板した。勝ち星は挙げられなかったけど、ずいぶん応援してもらった。正直、ほかの球団でやってみようと思った時期もある。いつまでも投手としてボールを投げられるわけでもない。それでも頑張れたのはやっぱり、札幌のファンの存在があったから。今でもイベントで札幌に来ると「ガンちゃん、ガンちゃん」と声を掛けてもらう。本当にありがたいことや。その温かさが札幌にある。
ただ、今の人気を一過性で終わらせてはいけない。去年までの日本ハムの魅力は新庄さんの個人的な魅力が大きかった。今季からは本当の意味で球団の人気が問われる。時のチームでは終わってほしくないんや。そのためには、ファンと球団、ファンと選手の間でコミュニケーションできる機会、場所を増やしてほしい。
以前、新庄さんのファンという女性と話をする機会があった。「新庄選手がやめてしまってだれを応援すればいいのでしょうか」と話すので「気になっている選手は1人もいないのですか」と尋ねたら、その女性は「います」と答えた。もう日本ハムのファンになっているんですね。最初は個人から入っても、その後はチーム全体を好きになっていく。まだ日本ハムは移転して4年目。この人気を本物にするためにも、選手も積極的にファンサービスに努めてほしい。
March 30, 2007 12:50 PM
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