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<title>ウエスタン一番星</title>
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<title>ファームの存在</title>
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<summary type="text/plain">??阪神・平田２軍監督?? 　ぬるま湯一掃。甘えは許さない。妥協を許さない。練習...</summary>
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<![CDATA[<p>～阪神・平田２軍監督～</p>

<p>　ぬるま湯一掃。甘えは許さない。妥協を許さない。練習量は増えた。一年間厳しく鍛えた。その結果は出た。林は後半故障でリタイアしたが、定位置をつかむところまで成長した。途中から昇格した桜井は、一時クリーンアップの一角を担う活躍をした。投手では、上園が８勝を挙げて新人王争いをしている。渡辺もいまや戦力として欠かすことのできないリリーバーだ。いずれも１軍に定着した選手。その他にも狩野がシーズン当初大ブレークした。庄田が、坂がいい働きをした。若手だけでない。２軍で手抜きをせず、きっちり調整していた葛城が、いい場面でいい味を出している。高橋光も復帰してから持ち味を発揮している。今季のタイガース、瀕死の状態から生き返った裏には、ファームの協力があったことを忘れてはならない。<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>　ファーム率いるは平田監督。２軍を指導するのは今季が初めて。「今年を振り返ってみますと、いい勉強をさせてもらったというのが実感ですね」と語るが、なかなかどうして、かなり厳しい練習をしてきた。山脇コーチが「練習の量、時間とも昨年より多くなりましたね。ランニングひとつにしても、使用していない外野席を利用したランニングロードを設けて走っていますし、目的意識を植え付けるために、同じ事を繰り返し繰り返しやっています」というように、例えば、ある選手のバント失敗でゲームを落としたとすると、徹底的にバント練習をさせる。まだ５月頃だったと思う。新人の野原が失敗した。「もう他の事は何もしなくていい。もういい、言うまでバントしとけ」(平田２軍監督）何んと４、５時間。右手の握力がおかしくなって、食事をする時まともに箸が握れなかったという。バント失敗がその試合をどう左右したか、勝つための目的意識を植え付けるための特訓である。</p>

<p>　「確かに練習量は多くなったかもしれませんが、僕はこの練習が決して厳しいとは思っていません。まだ実力の無い、ファームの若手であれば当たり前だと思っています。ひとつの例を出して言い聞かせるというか、問いかけるんですよ。ヤクルトの青木はなあ、バッティング、ロングティー、バットスイングなど、キャンプなんかでは毎日、２０００スイングはするらしいぞ。あの青木が２０００スイングや。お前らなら何スイングしたらいいかなあって。返事はですねえ『１万本は』なんですが、果たしてそこまでやっているかどうかね。でも、そうした意識を持てるようになったということは成長している証拠ですから」</p>

<p>　桜井について聞いてみた。「昇格のタイミングが良かった。まだ、なんとか１軍に上がりたいという強い気持ちがあった時期ですし、ウエスタンで首位打者に立つなど調子の良かった時に声をかけてもらった。ラッキーだったと思います。それと、即起用してくれた事。うまくチャンスをつかみましたね」は平田２軍監督。打つだけでスローイングを含めた守りに欠点のある若手には、どうしても声がかかりにくい。使い勝手が昇格のカギを握っている。過去５年間一度もお呼びがかからなかった理由はそこにあった。今年の昇格。私の２０年余りのフロント経験から思うに、ファームからのかなり強い推薦があったに違いない。そういう意味で現在の桜井の存在は、ファーム首脳陣の大ヒット商品だったと思える。</p>

<p>　「大和、野原らの若い選手もかなり成長しています。２、３年後を見ていて下さい」自信の同２軍監督。明治大学時代、厳しい事では定評のあった島岡御大の精神野球が身についている。不甲斐無い投手陣に３時間ぶっ通しで走らせた。平凡なミスを連発して負けた試合後の「お前ら、熱中症になるまで走っとけ」では本当に熱中症の選手が出てしまった。平田イズムは浸透している。この厳しい中から這い上がってきた選手は本物だ。</p>]]>
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<title>ガッツマン</title>
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<modified>2007-09-28T04:09:24Z</modified>
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<summary type="text/plain">??サーパス・柴田亮輔内野手?? 　サーパス・住友監督が大きな期待を寄せている。...</summary>
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<![CDATA[<p>～サーパス・柴田亮輔内野手～</p>

<p>　サーパス・住友監督が大きな期待を寄せている。「技術的には、まだファームでも下の方かもしれませんが、彼の場合ハートがいい。ガッツはありますし、ハングリー精神も持っている。先のことはまだわかりませんが、ハートのいい子は楽しみですね。いま、セカンドを守って、２番を打たせていますが、鍛え甲斐のある選手だと思っています」。そう答える顔はほころんでいた。</p>]]>
<![CDATA[<p>　プロ入り２年目。柴田亮輔内野手（２０）。愛知県は愛工大名電から高校生ドラフト３位でサーパスに入団。歩んできた道は、あのシアトル・マリナーズのイチローと同じ。高校時代左打ちにかえて、右投げ、左打ちのスタイルも一緒。違いといえば内野と外野のポジションか。「先輩は我々と全くレベルの違う人ですから－。確かに先輩のことをよく聞かれますが、それ以前に自分がやらないといけないことがいっぱいありますから」（柴田亮）。相手は雲の上の人。現状は自分のことで精一杯だ。</p>

<p>　９月２５日、鳴尾浜球場で行われた阪神との練習試合。右前にヒットを放ったが、目を引いたのは４回。阪神・大和が打った中前に抜けると思われた打球をダイビングキャッチ。素早い動作で立ち直って一塁へ送球。見事アウトにしたプレーは、住友監督のいうガッツそのものだった。「いま、自分としては守りに重点を置いています。それも、簡単なゴロを確実に捕球できるように心がけています」。ゴロ捕球の基本。首脳陣に指摘されたわけではない。己で考えての実行だ。意欲のあらわれであり、一番技術が身に付く練習方法である。この気持ちを持ち続ける限り、進歩は目に見えている。</p>

<p>　現時点では１軍のレベルに達していないが、見通しは明るい。住友監督も選手時代ガッツが売り物だった。それだけに強い精神力を持ち備えた柴田に興味を持ったのだろう。「この秋で、グッと成長してほしいですね。これから１０月には宮崎でフェニックス・リーグ（１２球団の２軍戦）がありますし、１１月には秋季キャンプが待っています。大いに鍛え上げてみたい選手です。そこで自信をつけてくれたら、来年が楽しみになります」。性急に結果を求めるのは酷かもしれないが、住友監督、今年１年指導してきて出した結論。もう、柴田を見抜いての方針だろう。</p>

<p>　今季のウエスタン・リーグの成績。９５打数２４安打で打率は・２５３。発展途上にある選手の成績だ。「２年が終わろうとしていますが、やっとバットが振れるようになりました。これからですね。課題としては左ピッチャーになると、どうしても上体が突っ込んでしまうので、体を後ろに残せるように取り組んでいます。野球は奥が深いといいますか、２番を打ったり、セカンドを守っていますと、ケースによっていろいろ状況判断しないといけませんし、なんだか野球がますますむずかしくなってきました」。柴田の話である。誰もが通る道だ。目指す１軍入り。当たり前のことを当たり前にこなせるようになれ。まずは正しい基本を身に付けることだ。</p>]]>
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<title>復活を目指して</title>
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<modified>2007-09-21T02:44:21Z</modified>
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<summary type="text/plain">??ソフトバンク・山田秋親投手?? 　手術に踏み切った。最近、肩、肘（ひじ）にメ...</summary>
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<![CDATA[<p><strong>～ソフトバンク・山田秋親投手～</strong></p>

<p>　手術に踏み切った。最近、肩、肘（ひじ）にメスを入れる選手は多くなったが、決断するまでの精神面の葛藤は大変だったと思う。右肘内側側副靭（じん）帯再建手術。昨年の３月、復活を目指して覚悟を決めた。計り知れない鍛錬が待ち受けている事は承知のうえ。その厳しい状況に直面している選手がいる。ソフトバンクホークス・山田秋親投手（２９）。立命館大から、大きな期待を寄せられて入団した大物。今シーズンで７年目を迎える。大きな転機。どう切り抜けるか。注目したい。</p>]]>
<![CDATA[<p>　長期の治療だった。一度故障した体を生き返らせるためのトレーニングは並大抵の事ではない。誰も助けてくれない。自分で立ち向かって行くしかない。妥協したら負けだ。「昨年は確かに苦しかったですね。いやになったといいますか、やはり野球選手でありながら、野球ができない。ピッチャーなのにボールが投げられない。本当、つらいですね。精神的にもまいりました。もう、二度と味わいたくない体験でした」（山田）。これから、失った自信がもう一度蘇るまでの努力も必要とされる。今、苦しみのど真ん中にいる。死に物狂いで頑張らないと復活はない。</p>

<p>　昨年は１年間ゲームに登板することはなかった。復活を目指してひたすらリハビリに励んだ。違和感なくピッチングができるようになったのは今年の６月から。藤田ピッチングコーチに現状を聞いてみた。「もう違和感なく投げています。今、良かった頃の１４０キロ台後半のストレートを投げろといっても無理です。昨年、手術したばかりですし、じっくり、慌てずやっていくことが必要だと思っています。技術的にはちょっと体が開き気味で、球の切れ、コントロールとも良くないので、一時は先発していましたが、最近はリリーフで使っています」。故障再発に気を使い、辛抱強く指導していく方針だ。</p>

<p>　９月１９日現在、山田のウエスタン・リーグの成績は、１０試合に登板。２勝０敗１セーブ。防御率は３・２７。数字だけを見る限り、まずまずといったところだが、投球内容は満足できないのが現状。故障あがり。当然のことだが前を向いて進んで行くしかない。一歩一歩前進するしかない。「やっと６月頃から違和感なく投げられるようになりました。今ウエスタンでは、リリーフ、先発といい体験をしています。いい時を１０としたら、現在は７ぐらいですかね。でもね。良い時のピッチングができるように頑張ります」。焦りは禁物だが、山田の目は前を見つめていた。</p>

<p>　何事にも勇気を持って挑戦することだ。勇気は己に失いかけている自信と強さを与えてくれる。そして、今こそ、もっともっと純粋に野球を好きになれ。今は邪念を捨てて野球に集中する時だ。復活に向けた努力を惜しむな。</p>]]>
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<title>プロのカベ</title>
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<modified>2007-09-14T03:10:27Z</modified>
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<summary type="text/plain">??サーパス（オリックス）・岡田貴弘選手?? 　ウエスタン・リーグ、５９試合に出...</summary>
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<![CDATA[<p><strong>～サーパス（オリックス）・岡田貴弘選手～</strong></p>

<p>　ウエスタン・リーグ、５９試合に出場。２０４打数、４９安打。打率・２４０。本塁打４、打点２３。プロ入り２年目のサーパス（オリックス）岡田貴弘選手（１９）。今季９月８日現在の成績である。履正社出身、高校時代からナニワのゴジラといわれ、ヤンキース・松井に憧れて入団。背番号５５。今年は飛躍の年と期待された。キャンプでは１軍に抜擢、コリンズ監督から一塁手専任、清原の後継者とまでいわれた。結果はこの成績。伸び悩んだ。苦しい１年だったが光は見えてきた。今、上昇ムードである。</p>]]>
<![CDATA[<p>　試合前のバッティング練習を見ていると、バットがインサイドからスムースに出ている。感じはいい。私の目には好調と写った。ゲームは、サーパス１点リードで淡々と進んだ。９回だった。岡田の真価を問う場面がやってきた。阪神のマウンドにはジャンがいた。１軍でも勝ち星を挙げている投手だ。ランナー一、二塁。ジャンが投じた外角ストレート。練習時と同じように、スムースに出たバットで捕らえた打球は、左中間を完ぺきに破った。２点二塁打。勝負を決める貴重なタイムリー打。住友監督が「いまは自信を持って打っていると思いますよ」という期待の一打である。</p>

<p>　同監督と話をしているところへ、その岡田がやってきた。「今年はいろいろあったけど、よう頑張ったよな」。笑顔で話しかける監督。神妙に相槌を打つ岡田の、あまりに対照的な表情が、今季の２人の関係を浮き彫りにしているような気がした。「前半はねえ。だいぶ干したんですよ。ゲームでも使いませんでした。まあ、いろいろありまして」（同監督）。おそらく野球を甘く見ていたに違いない。野球に取り組む姿勢に疑問を感じたのだろうが、首脳陣の厳しい指導は、いい方向に導いた。</p>

<p>　岡田は「ホームラン数だけではなく、成績には全く納得していません。技術的なことだけでなく、精神面からすべてがダメでした。野球はもっと頭を使わないといけないし、かりに失敗しても根拠のあるものにしておかないと。次に進めません。そういうことがやっとわかってきました。最近になってボールとの距離が取れるようになりましたし、調子はよくなりました」と語った。今、死に物狂いでで頑張っている。その努力が報われてきた。野球に集中しろ。継続は力なり。その結果が成長につながる。</p>

<p>　辛抱強く、根気よく、我慢して指導してきた。力をつけてきた岡田がそこにいる。住友監督は、１軍昇格をいまから楽しみにしている。「やっと良くなってきましたね。ウエスタン・リーグはもう終わりますが、ファームにはまだ、フェニックス・リーグはありますし、秋季キャンプもある。岡田がいまのまま野球に取り組んでいけば、来年は実力で１軍へ行けますよ」と太鼓判を押した。岡田よ、楽な人生など、どこにもない。</p>]]>
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<title>背番号にあやかれ</title>
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<modified>2007-09-07T02:21:15Z</modified>
<issued>2007-09-07T02:30:45Z</issued>
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<summary type="text/plain">ソフトバンク・高橋徹投手 　８月３１日（金）鳴尾浜球場へ取材に出向いた。試合前の...</summary>
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<![CDATA[<p><strong>ソフトバンク・高橋徹投手</strong></p>

<p>　８月３１日（金）鳴尾浜球場へ取材に出向いた。試合前の練習で生きのいい選手をチェックしようとグラウンドをのぞいてみた。いつものようにバッティング練習をしていない。外野でランニングをしているだけ。関係者から「今日はグラウンドが少し柔らかいので、バッティングは室内でやっています」と聞いて納得。取材対象者はゲームの中から捜し出すしかない、と判断。本部席でじっくり待つことにしたが。ソフトバンクのベンチ前、投手陣のノックが始まった。<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>　何げなく背番号を見ていると、ファーム選手にしてはいい番号が揃っている。１１、１７、１８、１９、２４などなど。九州のチームである。かつての西鉄ライオンズに在籍していた私としては、なぜか２４番に目がとまった。神様、仏様の背番号ではないか。稲尾和久さん。大投手とダブらせるなんて失礼このうえない。動きに注目した。なかなかシャープだ。どんな投手かむしょうに見たくなった。思いが通じた。先発投手としてマウンドにあがったのは高橋徹投手。横浜創学館からドラフト３位で入団。今季３年目。その２４番が登板した。</p>

<p>　腕は良く振れている。ストレート、スライダー。共に球の切れはいい。すごみはないが球の切れで勝負するタイプ。「今、球種はストレート、スライダー、スプリットの３種類ですが、今現在は球種を増やす予定はありません。課題はコントロールです。今日もそうでしたが、勝負球が甘くなるケースがよくあるんです。大事なことですし、きっちりやらないといけません。当然球の切れは失われないようにしないと」５回まで無失点。７イニング投げて２点を奪われただけ。合格点を与えられる内容。まだまだ稲尾さんの域に達していないのは当り前だが、話を聞いていると強気の性格。将来有望な選手だ。</p>

<p>　実は高橋徹、昨年の練習中、ボールを左右に投げてもらい、素早くターンして捕球する練習を繰り返しているうち、左腕を伸ばし過ぎて手術を余儀なくされた。苦しいシーズンだった。実戦といえばウエスタンで２試合投げただけ。「痛めたのが左肩でしたし、完全に休むと右肩がなまってしまいますので、毎日ボールは投げていました。でも、投手でありながらピッチングができないのは辛いですね。実を言いますと、昨年の春先すごく調子が良かったので、１軍昇格の勝負をしようと思った矢先につまずいてしまいました。悔しかったですね。本格的に投げだしたのは、秋季キャンプからです」少し寄り道をしたようだが、２０歳。まだ若い。</p>

<p>　今季の成績（ウエスタン）は８月３１日現在、１０試合に登板して１勝５敗。防御率３・９３。いまひとつではあるが、藤田ピッチングコーチは「腕と体のバランスが崩れていたので、バックスイングを高校時代のフォームに戻してみたら、いい球がいくようになった。現段階ではこの点だけを意識して投げるように注意しています。切れのいい球を投げますし、大いに期待しています」。成長を楽しみにしている。</p>

<p>　今年のソフトバンク投手陣。指導者からは練習を強制しない方針。選手が自主的に取り組むことにかけている。「かなりできるようになってきた」という同コーチの話を高橋徹本人に向けてみると、一瞬「う～ん」と考え込んだが、ハッキリと「上の人の倍の練習をしないと勝てないなのはわかっています」頼もしい言葉が返ってきた。夢はデッカイ方がいい。背番号２４。大投手稲尾を目指せ。<br />
</p>]]>
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<title>北京で活躍</title>
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<modified>2007-08-31T02:12:32Z</modified>
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<summary type="text/plain">??阪神タイガース・大和内野手?? 　プレオリンピック決勝戦。相手は中国。先手を...</summary>
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<![CDATA[<p><strong>～阪神タイガース・大和内野手～</strong></p>

<p>　プレオリンピック決勝戦。相手は中国。先手を取られた。試合の主導権を奪われかけた２回。１点差に追い上げ、なおも走者２人を置いて左中間へ決勝点となる逆転の三塁打。ゲームの流れを日本に引き寄せ、星野ジャパンを優勝に導いた。北京で行われた４カ国対抗戦。大舞台で己の存在を大いにアピールしたのは、阪神前田大和（登録名は大和）内野手（１９）である。一歩一歩、着実に力をつけてきた。元々、守備には定評がある。今年のフレッシュ・オールスター（松山・坊っちゃんスタジアム）では、中継プレーで強肩を披露。オールウエスタンのピンチを救ったプレーは記憶に新しい。課題はバッティングだが、北京では初戦のチェコ戦でも延長１１回、サヨナラヒットを放っている。いい経験を積んだ大会だった。</p>]]>
<![CDATA[<p>　まもなく２年が過ぎようとしている。昨年から始めたこのコーナーで、同じ選手を２度掲載するのは初めてのケースだが、それだけ注目度の高い選手。今年から連盟への登録名を「大和」に変更した。「監督さん（平田２軍監督）から同じ名字の選手がいる。大和にしてみてはどうか、というアドバイスをいただきまして、自分でも納得して変更しました」のが理由。名前と野球とは全く関係ないが、成長過程が非常に楽しみな素材。どうしても気になる選手の１人だ。</p>

<p>　同じショートで、４年連続してゴールデングラブ賞に輝いた平田監督に現状を聞いてみた。「１軍レベルから見ると、守りもバッティングもまだまだですね。特にバッティング。力強さに欠けるし、もろさもある。いい２番バッターになる素質を持っていますが、まあこれからです。守備面も高校出の２年目の選手としては申し分ないです。１軍から声がかかれば推薦するだけの力はつけてきていますが、即スタメンというわけにはいかないでしょう」。ハイレベルの選手を見てきた。自分が経験してきたポジションである。見る目は厳しい。</p>

<p>　「まだ自分でも１軍レベルに達しているとは思っていません。攻守走とも勉強することばかりですが、守りだけは誰にも負けたくないし、わずかですが、自信らしきものを持てるようになりました。北京でのプレオリンピックはいい経験をさせてもらいました。今、僕には練習しかありません。頑張るだけです」。</p>

<p>　鹿児島出身の九州男児だが、いかつい雰囲気は全くない。身長が１７６センチ、体重は６４キロとスマートなやさ男。本人「太りたい」の願望はあるが、なかなか大きくなれない。一見ひ弱に見えるが体は元々強い。動きはシャープ。練習に手抜きはない。目いっぱい鍛えている。試合後でも即解放されることはない。バッティング、守備、ランニング、ウエート。厳しい練習が待ち受けている。連日の事だが、故障はない。性格は物怖じしない。大和のいいところだ。</p>

<p>　帰国後、８月２６日高知県の安芸市営球場（キャンプ地）で行われた広島戦。４打数３安打を放った。楽しみな素材。ポジションからして求められるのは、正しい基本の習得だ。基本をきっちり身につけないと応用力、対応力に欠ける。１軍昇格のポイントは、１日も早く当たり前のことを当たり前にできる選手になることだ。</p>]]>
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<title>今季トレーニングコーチに専任</title>
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<modified>2007-08-24T03:14:14Z</modified>
<issued>2007-08-24T03:13:16Z</issued>
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<summary type="text/plain">??阪神・伊藤敦規コーチ?? 　今年の阪神、ファームがひと味違う。若手成長株筆頭...</summary>
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<![CDATA[<p><strong>～阪神・伊藤敦規コーチ～</strong></p>

<p>　今年の阪神、ファームがひと味違う。若手成長株筆頭の林と、シーズン当初の巨人戦で大ブレークした狩野は、開幕から１軍にいた選手だが、２軍から昇格した若手も、数試合は必ず勝利に貢献している。その先頭に立つのが桜井。守りではまだ、目をつぶりたくなる場面はあるが、バッティングは素晴らしい。いまだ３割をキープ。外野の一角を確保しそうな勢いだ。野手では、現在再びファームで活躍している庄田、坂もプロ入り初ホーマーを放ってデビュー。投手では、上園が先発投手として５勝をマーク。渡辺は中継ぎで存在をアピール。その他、岩田、若竹、玉置といったところが１軍昇格して片鱗を見せた。極め付けは能見の成長である。その秘密、ランニングの効用に注目してみた。</p>]]>
<![CDATA[<p>　１軍に登録される直前、能見の言っていた言葉を思い出した。「今年は、ファームにいる間、本当によく走りました。ランニングでかなり自分を追い込むことができました」である。昇格後、すでに先発で２勝。１８日の広島戦では、プロ入り初の完封勝利を飾った。先発した投球回数、１５イニング無四球の安定感は、ランニングで下半身を鍛えた成果に違いない。今年の鳴尾浜球場、観客席として使用していない外野席の、センターからライトまでのスタンドに、アンツーカーを引いて走路を設けた。ネットを張って打球は飛び込んでこない。安心してランニングができる場所。この施設の設置でチームの方針は一目瞭然。野球の基本というか、スポーツの基本であるランニング重視。足腰は強くなる、体力はつくの一石二鳥。今季からトレーニングコーチ専任になった伊藤敦規コーチ（４４）に、練習内容などについて聞いてみた。</p>

<p>　「昨年とは練習内容がだいぶ変わりましたね。個人的な技術指導プラス、ランニングといいますか、走る量がかなり増えました。当然最後はウエートをやりますが、トレーニングルームにきた時の選手はランニングの後ですし、ちょっとヘバり気味で入ってきますよ。僕もまだ修業の身ですので、オーバーワークにならないよう試行錯誤の状態ですが、トレーナーの協力があって、なんとかやっています。野球にランニングは欠かせません。やっぱり体力がないと何もできませんし、夏場も乗り切れませんから」</p>

<p>　選手生活１５年。阪急、オリックス、横浜を経て、タイガースにはテストで入団した苦労人。中継ぎ投手として連日マウンドへ。タイガース在籍６年間で３１２試合に登板したタフな男。現役時代からヒジを痛めた時などに、関西メディカル学園に通って、人間の体について学んだ勉強家。プロ野球を体験しているだけに、何をすべきかわかっている。毎日、自分で練習メニューを作成して指導にあたる。そういえば、我々の現役時代、体を鍛える手段はランニング。あの４００勝投手金田正一氏をはじめ、米田哲也氏、小山正明氏、鈴木啓示氏などの３００勝投手も走り込むことがすべてだった。</p>

<p>　今年の阪神、練習を見ていると、スタンドの走路、外野のフェンス沿いで、選手の走っている姿をよく見る。試合後のランニングなどは、平田監督も目を光らせている。チームの転換期まであまり時間がないのが現状。林、桜井に続く選手を、能見、上園、渡辺などに続く投手を育てなければならない。「ランニングをする事には、抵抗はなくなったというか、かなり浸透してきましたね」（伊藤コーチ）。野球の原点はランニングだといってもいいだろう。走って、走って、走りまくれ。ファームである。一度原点に立って野球を見つめ直すのも、いい勉強になるはずだ。</p>]]>
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<title>先発かリリーフか</title>
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<summary type="text/plain">??オリックス・小松聖投手?? 　福島県出身。勿来工から国土館大学へ。頭角を現し...</summary>
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<![CDATA[<p><strong>～オリックス・小松聖投手～</strong></p>

<p>　福島県出身。勿来工から国土館大学へ。頭角を現したのは、ＪＲ九州入りしてからのノンプロ時代。０５年の都市対抗では、優秀選手賞を受賞した。小松聖投手（２５）。今年オリックスに希望枠で入団した新人。オールスター前に一度１軍に昇格した。結果は１試合に登板しただけで再びファームへ。ウエスタン・リーグでのシーズン当初は先発起用だったが、現在はリリーフでマウンドに上がることが多い。何事も体験だ。希望枠イコール“即戦力”期待が大きいだけに、今後のピッチングが注目される。</p>]]>
<![CDATA[<p>　プロ入りしてからは、初めての体験をした。７月３１日からの阪神戦、８月１日、同２日と３連投をやってのけた。いずれも無得点。走者を出すケースはあったが、無難に切り抜けた。中継ぎ。あるいはストッパーとしてのテスト登板か。清原ピッチングコーチに聞いてみた。「初めは先発させていましたが、いろいろ経験した方がいいと思いまして、今はリリーフにまわっています。特に１軍へ上がった場合、まずはリリーフからですから、こういう経験も必要ですね。３連投ですか…。３日目が一番いい球を投げていたと思いますよ」まんざらでもなさそうだ。小松本人の気持ちは「リリーフをするようになって、なぜか、気持ちの切り替えがスッとできるようになりました。今まで体験したことのない精神状態になれるというか、これも勉強です」研究心は旺盛だ。この前向きなところがいい。</p>

<p>　見ていて、ストレートも切れはいい。変化球も多彩だ。何よりも目を見張るのは腕の振り。よく振れてピッチングは小気味良い。清原コーチ。「入団してきた時から、まあまあ腕は振れる方でしたが、４月の中頃でしたかねぇ。しばらくゲームから遠ざけて、ミニキャンプを張ったんですよ。そこでよく走り込んだりして、今のようにより強く腕が振れるようになりました。初めは、ストライクをそろえ過ぎて連打されたりしていましたから、今注意しているのはボール球でも打者は抑えられるんだ、ということです」かなり力をつけてきたのだろう。高いレベルの指導をしている。</p>

<p>　あと一歩のところまで成長しているが、この一歩をクリアする過程が厳しい。野球は好きであれ。好きであり続ければ何事にも耐えられる。「オールスター前に一度１軍に上げてもらいました。１試合だけの登板でしたが、いい経験をしました。マウンドに上がった回の満塁の場面ではヒットを打たれましたが、次のイニングは３人で抑えることができました。自信になりました」小松の話である。競争社会に飛び込んだ。実力の世界は承知のうえだ。基本を重視せよ。正しいフォームを体で覚えることだ。</p>

<p>　「１軍でも通用すると思いますよ」清原コーチは期待している。今、ウエスタン・リーグで勝ち星はないが、３セーブを挙げている。リリーフか先発か。結論を出すまでには少々時間はかかる。小松自身も「もちろん、先発したい気持ちはありますが、ノンプロ時代、完投したあくる日、リリーフしたりしていますので、連投は全く気になりません。相手に得点を与えることのできない、緊張感の中で投げるリリーフもいいですね」と結論を出せない状態だが、この世界、誰も助けてくれない。頼れるのは自分だけ。克己を持て。心、技、体。いずれが欠けても１軍定着はできない。</p>]]>
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<title>１軍定着へ</title>
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<modified>2007-08-10T05:05:45Z</modified>
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<summary type="text/plain">??阪神・能見篤史投手?? 　この時期、ファームにいてはいけない投手だ。このコー...</summary>
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<![CDATA[<p><strong>～阪神・能見篤史投手～</strong></p>

<p>　この時期、ファームにいてはいけない投手だ。このコーナーに登場する人物ではない。１軍に定着しているべき選手である。阪神タイガース・能見篤史投手（２８）。大阪ガスから希望枠で入団して今年で３年目。いまだ１、２軍をいったりきたり。特に井川が抜けた今季。左投手である。いくらかでも穴埋めに貢献してほしい。本来なら、ローテーションの一角を担っていてもおかしくない存在。フォームを崩していた。復活に向けて懸命に練習した。走った。投げた。炎天下、黙々と鍛え直した。７月３１日のサーパス（オリックス）戦。８イニング投げて被安打４。９三振を奪って無失点。道のりは長かった。フォーム修正を証明するピッチングを披露。８月７日、１軍からお呼びがかかった。</p>]]>
<![CDATA[<p>　８月５日。この日はゲーム無し。真夏、容赦ない厳しい日差しが突き刺さる。鳴尾浜球場に出向いた。練習日である。３年間、同じ事の繰り返し。なかなか一本立ちできない能見についての取材でブルペンに向かった。葛西、星野両ピッチングコーチがいた。２人の前で能見の話を持ち出すと、期せずして２人同時に「もう、大丈夫ですよ」の答えが返ってきた。この一言で復調の確信を得た。入団した年から同投手と見続けてきた葛西コーチに、これまでの過程、復活のポイントを聞いてみた。</p>

<p>　「いままで腕と体がバラバラになっていた。だから、ボールが指に引っかかり過ぎたり、逆にスッポ抜けたりして、コントロールにかなりのバラツキがあった。どちらかというと能見の場合、ワイドアップ後、右足を上げるところから投げるまでが非常に早かった。それを、少しゆっくりさせてみたら、バッターに向かっていく時、体がホームベースに真っ直ぐ出ていくようになった。腕と体も一体となったし、やっとバランスもよくなり、リリースポイントが安定してきた。もう大丈夫だと思いますが、あとは、１軍で投げる時、本人がどんな精神状態で投げるか。それと、フォームを直したことをどれだけ重要視しているかですね」</p>

<p>　ピッチングフォームで一番大事なことは、バランス。今年で３年目。自分が歩んできた道を、じっくり振り返ってみた。同じ事を繰り返してきた己を厳しく見つめる。「昨年までと一緒ではダメ」の結論をだした。炎天下、例年になく走り込んだ。フォーム修正に真剣に取り組んだ。「毎年そうなんですが、今年も夏場はファームなんです。かといって、夏場に弱いとう意識はありませんが。今回の２軍生活はかなり走り込みました。自分を追い込んできました」と能見は話す。フォームづくりは完了した。結果はどう出るか。まずは自信を持つことだ。投手というもの。マイナス思考になってはいけない。</p>

<p>　相手打者に意識させる何かを身につける。絶対的な球種を持つこと。１軍定着への必要条件だ。「今年、ファームで取り組んできたのは、体力、技術のレベルアップは当然のことですが、ツーシームと外からのスライダーです。特にスライダーはこれまで内角一本でしたから、外から投げることによって、ピッチングに幅ができると思います。外角へは逃げていく（右打者）チェンジがありますので、相手打者がいろいろ考えてくれるようになるでしょう。迷ってくれたらありがたいですね」ウエスタン・リーグ。７試合に登板して６勝負け無し。ぶち当たった試練、自分に討ち勝つチャンスだと思え。今は野球に集中するしかない。もっと苦しめ。もっと、もっと練習せよ。</p>]]>
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<title>１軍定着のカギは…</title>
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<modified>2007-08-03T02:31:36Z</modified>
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<summary type="text/plain">??オリックス・迎祐一郎外野手?? 　４０試合に出場。１５５打数、５４安打、打率...</summary>
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<![CDATA[<p><strong>～オリックス・迎祐一郎外野手～</strong></p>

<p>　４０試合に出場。１５５打数、５４安打、打率・３４８。本塁打９。打点３２。盗塁６。７月３０日現在、ウエスタン・リーグの成績である。この時点でのリーディングヒッター。申し分ない成績は、オリックスの迎祐一郎外野手（２５）。佐賀県は伊万里商出身。今シーズン８年目を迎える中堅選手。といっても２５歳。まだまだ若い。阪神の編成部・調査担当の山川氏は『ファームにいるのがおかしい選手』だという。確かに結果を見ても、長打力はあるし、足も結構速い。１軍に定着可能な素材だが…。</p>]]>
<![CDATA[<p>　ファームでは好成績が残せる選手だ。過去、何度もチャンスはもらっている。入団して３年目。７月８日のロッテ戦に初出場してからは、５年間で１０２試合に出場。打率・２０５で６ホーマー。どうしても、自分の持っている力を１００パーセント発揮することができない。何が足りないのか。住友監督に聞いてみた。「今年も一度昇格したんですが、すぐ帰ってきてしまった。我々の希望としては、１軍で通用する力は持っていると思いますし、もう少し我慢して使ってもらえたらと思うんですが…」。実力ありと見ている。</p>

<p>　鳴尾浜球場。７月３１日、８月１日の阪神戦はノーヒットに終わった。本人の話である。「どちらかというと、考え込んでしまう方なんですよ。いくら考えても、いい結果につながらないのはわかっていても、ああでもない。こうでもない。と、つまらない事が頭に浮かんできてしまう」。今年も同じ事を繰り返したことで、いま、調子を落としている。フォームは崩れている。タイミングは合わない。迎が言う“悩み”がバッティングにあらわれている。最悪の状態になっているようだが、これだけは言っておきたい。失敗はだれにでもある事。失敗は選手を育てるとも言う。それには原因を追究し、解決しておく事。失敗も成功も根拠を求めておけば必ずや成長に結びつく。</p>

<p>　怖いのは“ファームズレ”だ。２軍で、それなりの成績を残すことで満足してしまう事。自分では前を向いて進んでいるつもりでも『どうしても』とか『何が何でも』といった、気持ちの上での張りが無くなってくる。いつの間にか“欲”が無くなっている。「もう８年目です。確かにそれが怖いんですが、性格は真面目ですし、よく練習をする選手ですので、大丈夫だと思っています。ちょっと人のいいところがありますので、もっと人を押しのけてでも前へ進んでいくぐらいになってほしい。長打力はある。足は速い。守備範囲も広いですから」とは住友監督。大きな期待を寄せている。</p>

<p>　迎も自分をしっかり見つめている。さすが真面目人間。「ここ数年、毎年同じ事を繰り返していますから、なんとか抜け出したいです。まずは、ファームで結果を出しておかない事には、お呼びがかかりませんからね。それと、やはり原点にかえるというか、体力面でも技術面でも、もっとレベルアップして、長いスパンでコンスタントに力が出せるよう、体で覚えることです」。その通りである。もっと、もっと練習せよ。自分との闘いに勝て。ハングリー精神を持って挑め。頑張るしかない。ひとつのきっかけさえつかめば、大ブレークする力を持ち備えた選手ではないか。</p>]]>
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<title>ファームでいい経験</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.nikkansports.com/baseball/professional/honma/2007/07/post_49.html" />
<modified>2007-07-27T03:37:32Z</modified>
<issued>2007-07-27T03:10:02Z</issued>
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<summary type="text/plain">??阪神・小嶋達也投手?? 　「お前ら、情けないぞ。何やこの試合は…。６時まで走...</summary>
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<![CDATA[<p><strong>～阪神・小嶋達也投手～</strong></p>

<p>　「お前ら、情けないぞ。何やこの試合は…。６時まで走っとけ！」。阪神・平田２軍監督が激怒した。７月１６日、鳴尾浜球場。プロ、アマ交流戦。対日本生命との試合後だった。結果は逆転負け。不甲斐ない投手陣に堪忍袋の緒が切れた。午後３時半頃、連帯責任である。投手全員でランニング。レフトのポールから、ライトのポールへの往復。たっぷり１時間半。休みは無い。選手はもうクタクタ。これで終わらない。今度はアメリカン・ノック。右に左にノックの打球を追いかけるから結構しんどい。この試合、１イニング、３人でピシャリと抑えた好投の小嶋もその中にいた。</p>]]>
<![CDATA[<p>　いま小嶋は、ファームで非常にいい体験をしている。連帯責任での罰ゲーム「これがプロなんでしょう。厳しいですね。しんどかったです。いま、足がパンパンに張っています」。あくる日、笑顔で話してくれた。今どき、ほとんど目にすることがなくなった光景だが、選手は、こうした苦しみを乗り越えて大きくなっていくもの。特にランニング。やりすぎはないという。スポーツ選手にこれだけプラスになる練習はない。確かに、単純な事の繰り返しである。変化はない。一番イヤな練習ではあるが、足腰は強くなる。スタミナはつく。そして、限界を越えた鍛錬によって、精神面も強くなる。大きくなろうとしている。自分の力で這い上がるためのいい体験をしている。</p>

<p>　星野ピッチングコーチからも、的確なアドバイスをもらった。「力み過ぎていましたね。彼の場合、力で押していくタイプではありません。球の切れで勝負する投手です。ある時、現実にその兆候が出たんですよ。力まず、力を抜いて投げる１３０キロ台の球速の時の方が打たれない。逆に１４０キロ台のスピードが出た時にやられる。非常にわかりやすい結果が出ましたので、じっくり説明することができました。彼はいま、いい勉強していると思います。調子はかなり良くなってきました」である。完全に己を見直すことができたはずだ。</p>

<p>　５月の初め、登録を抹消された。ルーキーである。調整というような、生やさしいものではない。いちから出直すことが要求される。軌道修正が始まった。球威を取り戻そうと、力一杯投げてみる。思うようにいかない。つい力む。力めば、力むほど生きた球が投げられない。フォームは崩れる。すべてが悪循環に。こんな調子では、ファームでもいいピッチングはできない。７月２３日現在、６試合に登板。１勝３敗。防御率は５・０８。「不調の原因はわかりました。上半身と下半身のバランスが完全に崩れていました。おそらく、初めのうちは、怖いもの知らずで投げていたのが、いい結果になっていただけだと思います。今はいろいろ考えて投げることができるようになりました。調子は、だいぶ良くなってきました」。フレッシュオールスター。オールイースタンの中心打者坂本、下園、角中を完璧に抑えた。心、技、体。共に成長している。自分を見つめ直したピッチングを披露した。</p>

<p>　小嶋達也（２１）。大阪ガスから希望枠で入団したルーキー。開幕当初はローテーションの一角を担っていた。今シーズン、１軍で２勝している。東京ドームの巨人戦では、敗れはしたものの高橋尚成と堂々と投げ合った。ストレート、変化球とも球の切れは抜群だった。順調そのもの。即戦力間違いなし。首脳陣は井川の穴を少しでも埋めてくれる事を期待した。プロの世界、甘くはなかった。２軍落ち。大いに苦しんだ。今度昇格した時の小嶋が楽しみだ。</p>]]>
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<title>３拍子揃った好素材</title>
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<modified>2007-07-20T04:19:53Z</modified>
<issued>2007-07-19T06:34:18Z</issued>
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<summary type="text/plain">??ソフトバンク・福田秀平内野手?? 　プロ入りして、父親に義足を購入した“孝行...</summary>
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<![CDATA[<p><strong>～ソフトバンク・福田秀平内野手～</strong></p>

<p>　プロ入りして、父親に義足を購入した“孝行息子”。福岡・ソフトバンクに入団した福田秀平内野手（１８）。動きはキビキビしている。ハツラツとしたプレーには若さがある。見ていて気持ちいい。好感が持てる。さすが、今年の高校生ドラフト１位選手。多摩大聖ヶ岡出身。試合でのプレーには、己をアピールしようとする前向きな姿勢がうかがえる。１８０センチ、７２キロ、バランスのとれた体形。５０メートル走は６秒００、ベース１周１４秒００と足は速い。目指すは“ムネリン”こと、チームの先輩、川崎宗則選手だ。</p>]]>
<![CDATA[<p>　ユニホームの着熟（こな）しも、ムネリンスタイル。ズボンの裾はヒザのわずか下。ストッキングを大きく見せる昔風。『まだ実力は到底及びません。失礼だと思いますが、目標はやっぱりムネさん（川崎）なんですよ。だから、少しでも早く近づき、同じレベルとはいかないまでも、同じグラウンド内でプレーしたいんです』。夢はデッカイ方がいい。スタープレーヤーに追い付き、追い越すためには、成功するという結果より、努力する課程を重視することだ。人一倍の練習が要求される。厳しい練習に耐えるしかない。</p>

<p>　『これまで何人もの高校生の新人を見てきましたが、福田の場合、順調にきていますね。ゲームにはまだあまり出ていませんが、こうしてウエスタンにしても、チームに帯同しているのは、順調な証拠なんです』と見ているのは、山村バッティングコーチ。さらに、こう付け加えた。『いいセンスしていますよ。足も速いし。足の速い子は足腰が強いから、動きが機敏ですね。スイッチヒッターというのも首脳陣にアピールしていく武器になります。現状は、やや左の方がいい感じで打っていますが、まだまだこれからの選手ですから』。じっくり鍛えていく方針だ。</p>

<p>　高校通算３８ホーマーを放っている。走、攻、守３拍子揃った素材の持ち主。私の目の前で、左打席ではバント安打。右打席では甲子園球場の左中間最深部へ。あわやホームランかと思わせる大飛球を放った。阪神、赤松の好捕で記録的にはただの中飛に終わってしまったが、甲子園以外の球場であれば間違いなく、スタンドインしている。『入ったかと思いましたが、甲子園は広いですね。ちょっと逆風でもありましたが…』。打球の飛んだ方向に目をやり悔やんでいたが、ウエスタンでの、プロ入り１号ホーマーが現実となる日は近い。</p>

<p>　ゲーム終了後、山村コーチ、鳥越内野守備走塁コーチに、いろいろアドバイスを受けていた。吸収することは多い。何事も勉強だ。『僕の場合、現時点では、順調だとかいう以前の問題だと思っています。技術、体力、スピード、すべてに力不足です。とにかく練習あるのみです。阪神の野原とか、中日の堂上なんかは、何試合も続けてスタメン出場していますが、僕はまだそこまでいっていませんから』。同じ高校生ドラフト１位選手の動向は気になるようだが、焦りは禁物だ。夢を追い続ける勇気を持って野球に取り組め。苦しみの向こうには夢がある。</p>]]>
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<title>苦労人</title>
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<modified>2007-07-13T03:17:06Z</modified>
<issued>2007-07-13T03:15:55Z</issued>
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<created>2007-07-13T03:15:55Z</created>
<summary type="text/plain">??ソフトバンク・西山道隆投手?? 　プロ野球選手に??。夢を追い求めて必死に野...</summary>
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<![CDATA[<p><strong>～ソフトバンク・西山道隆投手～</strong></p>

<p>　プロ野球選手に－。夢を追い求めて必死に野球に取り組んだ。愛媛の名門、松山商から城西大へ。ドラフトにかからない。卒業後は昭和コンクリートを経て、カナダ独立リーグへと進む。執念をむき出しにしたプロ野球への挑戦。四国アイランド・リーグが発足するや、即、地元の愛媛マンダリンパイレーツ入り。思い切りのいいピッチングは、やっとスカウトの目にとまった。西山道隆投手（２７）。昨年から制度化された育成枠だったが、福岡・ソフトバンクホークスに入団。今季２年目を迎えている。</p>]]>
<![CDATA[<p>　力を持ち備えているのは、早々と認められた。入団した年の５月には支配下選手として登録。即、１軍の試合に先発した。結果は２試合に登板して、３回３分の１イニングを投げて自責点４。勝ち負けはつかなかったが、防御率は１０・８０．厳しいプロの洗礼を受けた。「力の違いを痛感した」。経験は、西山にとっていい勉強になった。今シーズンは二軍スタート。キャンプから十分走り込んだ。集中力を持って投げ込んだ。球に力がついた。変化球の切れもよくなった。ウエスタン・リーグの成績は、７試合に登板して３勝２敗。６月頃から調子は上向き。</p>

<p>　練習熱心だという。苦労人だ。精神的にもしっかりしている。「確かに、プロ野球選手としてプレーできる夢はかないましたが、これで満足したら終わりだと思います。これからが勝負です。１軍で活躍できるようになって、初めてプロ野球選手だと思っていますから」。西山の話である。浮いた気持ちは全くない。６日の甲子園球場、７イニングスを３失点。３勝目を挙げた。「力んでしまいました。自分でもわかっているんですが、回りが見えなくなる悪いクセがあるんです」。よく聞いてみた。その力みには訳があった。</p>

<p>　藤田ピッチングコーチだ。「実は、雨が降らなかったら、７月４日の楽天戦で先発する予定だったんですよ。それが雨で中止になり、登録まで抹消されてしまった。だから、今日（６日）は、なにがなんでもいいピッチングをしてやろうという気持ちが、力みになったんだと思います。でもね。この試合で、悪いなりのピッチングができる証明になったわけですから。いい方に考えないと。冷静に自分の投球ができれば、もっと幅がありますし、１軍でも通用すると思います。今、ファームで１軍に推薦する１番手は西山です」。西山の精神状態を教えてくれたが、成長は認めている。</p>

<p>　１軍昇格の日は近い。「技術的には、外角低目ストレートのコントロールですね。カウントは稼げるし、勝負球にもなりますから、なんとしてもマスターしたい。昨年はチャンスをもらいながらいい結果が出せませんでした。今年は絶対ものにしたい」。本当、真面目だ。帽子を取ったまま、ハキハキと答えてくれた。甲子園球場での取材。最後に話してくれたのは高校時代の思い出。「一度も試合には出ていないんですが、２年生の時、ベンチにいて優勝を経験させてもらったんですよ。甲子園はいい思い出がありますし、今日（６日）初めて憧れのマウンドを踏ませてもらいました。感激しました」。高校生のようなさわやかな表情。純粋に野球の好きな青年だ。１軍のマウンドへあがる日が楽しみだ。</p>]]>
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<title>将来のクリーン・アップ候補</title>
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<modified>2007-07-06T06:00:31Z</modified>
<issued>2007-07-06T05:50:37Z</issued>
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<summary type="text/plain">??広島東洋カープ・吉田圭選手?? 　４番・ファースト・吉田??。ウエスタン・リ...</summary>
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<![CDATA[<p><strong>～広島東洋カープ・吉田圭選手～</strong></p>

<p>　４番・ファースト・吉田－。ウエスタン・リーグ、今シーズン広島東洋カープのポイントゲッター。「地位は人を育てる」という。確かに、器いっぱいの頑張りを繰り返せば、その器はさらに大きくなる。吉田圭選手（２２）。東京は帝京の出身。高校時代、甲子園大会の経験者。１８６センチ、８８キロ。左投げ、左打ち。主砲の新井、栗原両先輩に引けを取らない体の持ち主。チームが何を期待しているか、ひと目でわかる。将来のクリーン・アップ候補。今年は松山・坊ちゃんスタジアムで開催の、フレッシュ・オールスターゲームに出場する。<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>　今季が５年目。同オールスター出場期限最後の年の出場。「自分では、いま納得のいく成績を残しているわけではありませんし、どちらかといえば、出場させてもらったいう感じですね」。笑いながらではあったが、かなり控え目な言葉が返ってきた。コツコツと地道に練習を積み重ねてきた選手である。１歩１歩着実に前進。現在の力を蓄えての出場だ。「１発を」持ち味を発揮したい意欲があって当然。また、桧舞台でのホームランは、首脳陣へのアピールになる。</p>

<p>　山崎２軍監督に聞いてみた。「大きく育ってほしいという願望ですね。彼の場合、打球を遠くへ飛ばすのが持ち味ですが、パワーというより、球をとらえるポイントを持っているんですよ。まだ体の切れは鈍いし、体も同時に鍛えていきたい。良く打つから４番を打っているわけではありませんから」。ジョークを交えながら話してくれたが、厳しい言葉は期待の裏返しだ。この世界、自分のポイントをつかむのに、四苦八苦している選手が多い中、ポイントを持っているのは強みだ。当然、相手投手はタイミングを狂わすための、いろいろな工夫をしてくる。バッテリーと打者の駆け引き。野球の見せ場のひとつだが、直曲球、いかなる投球にも対処していくためには、しっかりした足腰と体の切れが要求される。吉田の踏ん張りどころだ。死に物狂いで頑張るしかない。</p>

<p>　初打席で初安打を放っている。すでに一軍デビューは果たした。昨年の８月終盤に登録。成績は１６試合に出場。２４打数３安打で打率・１２５。ホームラン０、打点２、三振９。いい結果は残せなかった。プロの洗礼を受けたが、力不足だけでファームでの再調整とは思えない。開幕から４番バッター。訳ありは見え見えだ。おそらく、出番の少ない一軍にいるよりも、数多く試合に出て、１打席でも多く打席に立ち、実戦でいろいろな体験ができるファームの方が、本人にとってプラスになる。という判断をしたからに違いない。</p>

<p>　プロ入り初安打。「うれしかったのは確かですが、よく覚えていません。手の平の感触なども全く残っていないですね。それより、今は練習です。バッティング技術は当然のことですが、体力もしっかり鍛えていきたい。いま、４番を打たせてもらっていますが、それに対するプレッシャーはありません」。初安打の感触にひたっている場合ではない。甲子園球場での阪神戦、２試合ノーヒットに終った。ゲーム後、グラウンドで黙々とバットスイングを繰り返す。表情は厳しい。持ち味は長打。７ホーマーは７月２日現在、ウエスタン・リーグのホームランダービー２位。吉田よ。この世界で生き残るためには、自分との戦いに勝つことだ。妥協するな。克己を持て。</p>

<p><br />
</p>]]>
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<title>フレッシュ・オールスター連続出場</title>
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<modified>2007-06-29T03:20:29Z</modified>
<issued>2007-06-29T03:14:49Z</issued>
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<created>2007-06-29T03:14:49Z</created>
<summary type="text/plain">??阪神タイガース・高橋勇丞外野手?? 　２年連続してフレッシュ・オールスターゲ...</summary>
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<![CDATA[<p><strong>～阪神タイガース・高橋勇丞外野手～</strong></p>

<p>　２年連続してフレッシュ・オールスターゲームに出場する。高橋勇丞外野手（２１）。阪神タイガースに入団して今年で３年目。将来が嘱望される若手だ。１７８センチ、７６キロ。均整のとれた体。今シーズンの夢舞台となる、四国は松山の坊っちゃんスタジアムの隣、愛媛県の出身。地元同然。故郷に凱旋して大暴れしたいところ。昨年もヒットを放っているが、高校時代、２００４年のセンバツ大会。甲子園を大いに沸かせた済美高が優勝した時の３番バッター。大舞台には強いはず。錦を飾ってほしい。<br />
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<![CDATA[<p>　「昨年もヒットを打ちましたが、今年は地元ですし、いまから楽しみにしています。できる事なら、スタメンから出場して、いいところでヒットを打ちたいですね。本当、楽しみです」。当然、愛媛から応援に来る人は多数いるはずだ。地元ファンの期待に応える可能性は高い。なぜなら、フレッシュ・オールスター、今年の監督はタイガースの平田２軍監督だ。起用は間違いない。若い選手にとっては自分をアピールする場所でもある。頑張れ。</p>

<p>　高橋勇丞が、非凡な野球センスを岡田監督に認められたのは、昨年、倉敷で行なわれた秋季キャンプ。今季のスタートとなるスプリングキャンプでは、１軍の沖縄行きの切符を手にした。主力の金本、今岡、赤星らと同じ場所で練習をした。緊張した半面、うきうきした気持ちで野球に取り組んだ。「わかってはいましたが、自分の力がまだまだ足りないのを痛感しました。それより、練習前のアップにしても、今岡さん達は真剣に取り組んでいました。僕もいい加減にやっていたわけではありませんが、あの姿を見て、すごく感じるところがありました。それと、スピードですね。バットスイングひとつにしても凄い。いい体験をしました」。野球漬けのキャンプが有意義だった。</p>

<p>　１年目が５３試合。２年目が１１試合。成績に目を通してみると、目立った数字は残していない。公式戦ではまだ一度も１軍からのお呼びはない。現状を平田２軍監督に聞いてみた。「走ること。守ることは１軍でも通用します。バッティングですね。ちょっとアウトサイドインのクセがありますが、そこそこのパワーはありますし、あとは実戦の経験ですね。足も速いんですが、盗塁をする時の決断力というか、勇気がまだない。やっぱり経験ですね」。昨年までの盗塁数はひとつしかない。確かに少ないが、今年はすでに３盗塁している。</p>

<p>　着実に成長している。打率は９１打数２０安打で・２２０（６月２７日現在）。喜べる成績ではないが、年間１年ずつだったホームランが今年は３本。１歩１歩前進している。バッティングでアピールできれば申し分ないが、守備でもいい。走塁でもいい。バントでもいい。人より優れた技術を身につけろ。「野球は好きです」。表情はいきいきしていた。勇気を持て。勇気は己に自身と強さを与えてくれる。<br />
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