2006年09月15日
将来のクリーンアップ
~ソフトバンク江川選手~
「長打力があって、確実性もあるバッターに育ってほしい。可能性は持った選手ですから」秋山2軍監督の期待を一身に集めている。179センチ、79キロ。体はそれほど大きくはないが、ガッシリした体格。打球を遠くへ飛ばすパワーの持ち主。三重県は宇治山田商から、ドラフト1位でソフトバンク入り。今季2年目の江川智晃内野手(19)の将来は前途洋洋。チームの中心打者への期待度は、高校出でありながら、ウエスタン・リーグの公式戦では、常にクリーンアップに名前を連ねていることでわかる。
同リーグの成績は、昨年が打率・252、本塁打6、打点33。今季は同じ順番に並べて行くと・281、10、41。(9月12日現在)ホームラン数はリーグトップを行く阪神喜田が14本。立派な成績だ。今年の江川は、キャンプから首脳陣に持ち味をアピール。開幕から1軍ベンチの可能性があった。本人も可能性を求めて懸命に練習したが、現状は2軍生活。途中1軍に昇格はしたが、定着には及ばなかった。今季はもう終わろうとしている。果たして1年を振り返ってみた、いまの心境は-。
「開幕から1軍ベンチに入れた方が良かったのか、2軍でじっくり練習ができ、ゲームに出ていた方が良かったのか、はっきり言ってよくわかりません。1軍へ上がった時は、結果を出そうと思い、焦って調子を崩してしまいましたが、いまは好調です。これからも自分をどんどんアピールしていきたい」。
己を見失っていた時期があったようだが、原点に戻ったことに意義がある。最近ゲームを見ていると、登録は内野手でありながら、外野を守っている。本人は「いろいろ経験することはいい事だと思っていますし、内野だからとか、外野だからとかの意識はありません」これから秋季キャンプ等、1軍首脳陣にもアピールするチャンスは十分あるし、この前向きの姿勢がいい。秋山同監督に聞いてみても「可能性があれば、どこでも守れた方がいい。ゲームに出るチャンスは多いはず」。同2軍監督も内野手から外野へコンバートされた経験の持ち主。そして、長打力と確実性を持ち合わせた選手だった。走、攻、守、三拍子揃っていた自分とダブらせるほどの“大器”として期待を寄せている。
September 15, 2006 12:05 PM
