2006年07月14日
フレッシュ・オールスター出場
~阪神玉置隆投手~
1軍同様、ファームでも7月20日(木)「フレッシュ・オールスターゲーム」が行われる。タイガースからは玉置隆投手(19)、小宮山慎二捕手(20)、前田大和内野手(18)、高橋勇丞外野手(20)の4選手が出場する。セ、パ両リーグに別れて各チームから選出された代表が戦う場所は“東京ドーム”大志を抱いて晴れの舞台に立つ。「折角出場できるわけですから、自分を大いにアピールしてきたい」。頼もしい発言は、プロ入り2年目の玉置投手である。
市和歌山商出身、181センチ、74キロ。切れのいい速球と角度のあるカーブが武器だ。今季ウエスタン・リーグの成績は2勝2敗。「フレッシュ・オールスターでは、他チームの選手と一緒にできることが楽しみです。個人的にだれと対戦したいとかありませんが、自分の持っているものすべてを出し切りたい。ひとつでも多く三振を取りたいと思います。三者三振みたいなことをしてみたいですね」。大きな夢を描いてマウンドに登る。ウエスタンでは33回1/3イニングを投げて31三振。奪三振率はたいしたものだ。いい体験をしてきてほしい。
期待の玉置は、先日1軍に登録された。残念ながら登板のチャンスには恵まれなかったが、ファームのコーチの推薦があっての昇格だった。葛西ピッチングコーチに聞いてみた。「実力的にはまだかもしれませんが、切れのいい球を投げていた。球速も145キロ出ていたので推薦した。雰囲気を味わっただけでもいい体験をしてきたと思いますよ」。2年目の抜擢、成長のほどが伺える。本人は「あのゲーム展開では仕方ないですね。そりゃあ、投げたかったのは確かですが、またチャンスは必ずありますから。そのためには、ファームで結果を出しておくことです。頑張ります」。この前向きな姿勢がいい。
野球に取り組む考えもしっかりしている。プロ入りしてから、ここに至るまで一番感じたことをたずねてみると「この世界。練習で手を抜こうと思えば、なんぼでも抜けますが、それをしていては他の選手に追い付き、追い越すことはできない。絶対手を抜いたらいけないことがよくわかりました。ピッチングにしても、少しでもたくさん投げたい気持ちはあります。その時の状況によって、肩、ヒジに負担がかからないようにすることはありますが、スポーツは体で覚えないといい結果が出せない。そういう意味でたくさん投げる必要があると思います」だった。自分を厳しく見つめている。人間、満足したらそこで終わりだ。ハングリー精神を忘れてはならない。フレッシュ・オールスターで、自分を大いにアピールしてほしいし、再び1軍に登録される日が待ち遠しい選手だ。
July 14, 2006 11:47 AM
