2006年05月19日
将来の柱として期待
~阪神若竹竜士投手~
タイガースに楽しみな選手が入団してきた。若竹竜士投手(18)。地元の兵庫・育英高校の出身。高校出の新人だが、ここまで故障はゼロだ。体はもちろんのこと、肩やひじが強い証拠だ。厳しいキャンプを初体験の年からやり抜いた選手のほとんどは1軍で活躍している。近い将来の柱となる要素を持ち合わせている若竹は、4月から早くもウエスタン・リーグに登板するほど順調にきている。
キャンプから試合に出るようになるまで、ずっと指導にあたってきた育成担当の遠山コーチに聞いてみた。「順調に来ましたね。キャンプ中は一切ブルペンに入れなかった。いろいろ考えましたが、やはり体力強化を重点にやりました。ピッチングは3月に入ってからゆっくり、ゆっくりやってきました。本格的に投げ出したのは4月に入ってからです。物怖じしない性格だし、将来楽しみですね」。太鼓判を押した。
目標は藤川球児だという。若竹の練習をじっくり見てみた。外野を黙々とランニングする姿があった。星野コーチのノックを右に左に追う姿があった。ウエート・トレーニングに励む姿があった。厳しい訓練の最中でも、その目は輝いている。そして、チームメートとジョークを飛ばす若竹がいた。自主トレに参加してから4カ月が経過。もうすっかりチームに溶け込んでいる。今があるのは、一歩一歩、しっかり階段を踏みしめて昇ってきた結果だ。
「故障はしませんでしたし、自分では順調に来たと思っています。キャンプ中投げさせてもらえない時期は、早く投げたい気持ちはありましたが、果たして投げてみていい球がいくかどうか分かりませんし、複雑な心境でした。目標は結果を出して1日も早く1軍に上がることですが、今年はファームでじっくり基礎体力を鍛えたいと思っています」
しっかりと自分を見つめている。ポジションは違うが、同じ高校出の新人で良きライバルがいる。オープン戦から出場している前田大和内野手(18)。大いに競い合って欲しい。上達するためには、これからも厳しい練習が必要不可欠だ。
May 19, 2006 10:18 AM
