2007年07月13日

「相手もバット持って立ってる」

 ◆試合後

 王監督 小久保、松中がホームランを打って、負けるわけにはいかんからな。

 -9回2死走者なしからの逆転劇

 王監督 その前の明石、松田に比べると、キャリアのある連中がうまいこと4連打して、彼らなりの意地を見せたね。でも、ピッチャーっていうのはしんどい商売だな。水田にしろ小林雅にしろ。それを乗り越える気持ちでやらないといけない。

 -松中が待望の本塁打

 王監督 ホームランも久しぶりにどでかいのが出たし、最後の決勝打も強烈な当たりだったからね。

 -セットアッパーの水田が不本意な結果に

 王監督 やっぱり勝つためには7、8、9回を0点に抑えないと。ガトームソンは5回以降、立ち直ったけど、そこまで飛ばしていたから、あそこはいっぱいいっぱいだった。7、8、9回を0点で抑える勝ちパターンというか方程式をつくらないと、確率が悪くなる。今のところ、水田がセットアッパーの1番手。この間は打たれたけど、今日、ピシっと抑えていれば何の問題もない。打たれるのは仕方ない。相手もバットを持って立っているんだから。でも今日はサブローの四球がダメ。ストレートの四球だからね。勝負する前に走者にしてしまうんだから。

 -前半戦も上位2チームと残り5試合

 王監督 うちは下にいる追う立場だから、差を詰めないとね。そういう意味では直接対決で勝ち越していかないと。残り5試合か。こういうのが続くんだろうねぇ。頑張りましょう。

 ◆試合前

 -ロッテの先発は渡辺俊

 王監督 もともと、打ちにくい投手だが、今年はカーブを多く投げているね。今までも投げていたけど、今年はストライクが入るようになっている。右バッターは余計、打ちにくい。緩い球は逆方向、というのが大事。言うほど簡単じゃないけどね。

 -左の明石にもスタメンのチャンス

 王監督 可能性はありますよ。ブキャナンなんかはちょっとしんどいだろうからね。本間、明石あたりはチャンスがある。若い選手は失敗から覚えることがある。こちらも失敗を織り込み済みで使うんだから、思い切ってやってほしい。ただ、同じミスをしていてはダメ。野球頭を鍛えることが肝心なんだよ。松中みたいな大選手でも2軍を経験しているし、小久保も長いスランプがあったし、カズミだっていろんな苦労をした。なにくそ、とそういうのを乗り越えてきたんだから。オーナー企業の社長になった人たちもそう。反骨精神を持たなきゃ。この世界に限っては、ほかに就職先がないから入った、という人はいない。みんな自分の意思で入ったんだから、自分で足跡を残さないと。

 -楽天の田中を含めて苦手はつくりたくない

 王監督 そうですよ。残り試合も少なくなるし、こいつが来ると、と思うような投手はつくりたくない。田中もパ・リーグでうちしか勝ってない、というのはしゃくだけど。

 -大隣がいよいよ2軍戦登板

 王監督 張りは取れたのかな? 戻ってくれば戦力になる。初登板でチームが逆転して、初ヒットも打って、そういうものを持っている。いずれにしても何回か2軍で投げてからだね。無理はさせない。壊れる可能性があるのに無理はさせない。彼は10年先、15年先にもやってもらわなきゃいけない選手だから。

PM07:24 更新