2007年06月16日

「あの1球だけだもんな」

 ◆試合後

 王監督 いやいや、ゲームとしては押していたんだけどね。決定打がなぁ。杉内もたった1回だもんな、ランナーが二塁に行ったのは初めてだったかな。2アウトのデッドボールからだからな。それまでは良かったけどね。あの1球だけだもんな。それにしても今年を象徴した試合だったな。ランナーは出すけど、点が取れん。せっかくロッテ、日本ハムが負けてんのにな。

 -巨人の高橋尚は

 王監督 ランナーは随分、出したけど、ここというところは締めていた。あの防御率はだてじゃない。うちのバッター、特に右バッターが打ちあぐんでいたからね。こういう試合は往々にして、1発勝負になる。あそこで3ランを打たれたんじゃ仕方ないな。まあ、しゃーない。また明日。

 ◆試合前

 -苦戦した交流戦も5割に戻した

 王監督 松中がちょっとね。思ったよりかかりそうだ。体重が重い分、負担がかかるからね。横浜戦? そこに間に合えばいいけど、下手をすれば交流戦の終わりまでにらんでおかないと。無理をさせるわけにはいかない。

 -今日は杉内、高橋尚の投手3冠同士が先発

 王監督 高橋尚もリリーフに回ったりしていたけどね。真っすぐにスライダー、チェンジアップ、とコントロールがいい印象がある。高橋尚に関しては状態がいいんじゃないかな。立ち上がりを落ち着かせないうちに何とかしたいよね。1回の立ち上がりをね。投手はみんなそうだけど、立ち上がりだよ。うちはこの前も2点、2点と初回に取られたけど、追うのはしんどい。高橋尚からはそんなに点は取れないだろうしね。今はチーム力がそんなにないし、横綱相撲的な試合をできる力はない。

 -杉内の状態は

 王監督 ピッチング内容は良くなってますよ。この前の甲子園も援護がなかっただけ。中断はあったけど、その後も安定していた。

 -本人はまだ満足していない、と

 王監督 選手はそんなに簡単に納得するやつはいない。27個のアウトを全部、三振で取っても、あの球が、思うだろうし、4打席ホームランを打っても、飛距離が足りない、とか考える。ただ、杉内がそういうレベルに行ったのは、いいことじゃないかな。成績がいいのに、不満を持つのはいいこと。一昨年より粘り強くなっているよね。一昨年は絶対的なコントロールで、ビシビシ決まっていたけど、今年はそこまで行ってはないけど、経験でカバーしている。成長の後が見えるね。打者にすれば、球が生きている。キロ数は関係ない。ずっとペナントレースでやり合っている打者より、セ・リーグの方が戸惑いはあると思う。

 -斉藤和の2軍登板スケジュールが決まった

 王監督 23、30日に予定しているらしいね。ここまで我慢してきたんだから。自分のペースで放って、そこから報告を聞けばいい。

PM06:36 更新