2007年06月10日

「1点で勝とうというのは虫が良すぎる」

 ◆試合後

 ―杉内は8回まで無失点

 王監督 最後が二塁打じゃね。向こうが後攻めだから、二塁打にしたのがね。まあ、1点で勝とうというのは虫が良すぎる。いずれにしても投手は責められん。

 ―阪神の小刻みな投手リレーで追加点を奪えなかった

 向こうの執念が勝ったな。こっちもチャンスはあったんだが、ものにできなかった。しゃーない。1点しか取れんのだから。

 ◆試合前

 ―広島戦は連日の逆転勝利で2連勝

 王監督 昨日は盛り上がったね。4番が打ったしね。小久保も多村も当たりが戻ってきたし。今日は多村が出るか分からないけど、こちらとしては無理をさせるつもりはない。肉離れはちょっとやると、次にやるとひどくなるから。

 ―松中に待望の1発

 王監督 最初のヒットで打点が付いたしね。最後に結果がでたことでモヤモヤしたのが晴れて、吹っ飛んだんじゃない。バッターというのは内容が良くて結果がいいというのが1番だから。レベルの高いところの悩みですよ。彼じゃなきゃ分からない。宿命ですよ。やっている以上は常に上を目指してやらないとね。悩みは尽きない。つかんだと思ったら、うなぎじゃないけど、すっと逃げちゃうんだよ。

 ―川崎が復帰して2連勝

 王監督 バットというより、彼の元気がね。自分なりにチームリーダーとして、元気を出して先頭に立ってやっている。投手のところに行って声を掛ける姿とか見るとね。ああいうのがいるというのが今までと違う。チーム内のメンバーがそろってきた。メンバーがそろわないと、余分なことを考えちゃうから。あいつがいれば、とかね。

 (雨天練習場の雨どいの音を聞いて)

 王監督 うちはドームだから、3試合も雨にあたるなんてことはないからね。屋根のないチームの選手はたくましいよ。

 ―日本ハムの連勝がストップ

 王監督 ロッテと日本ハムがね。あのまま行かれたんじゃたまらんから。いずれにしても他力本願じゃだめ。自力で行かないと。

 (甲子園の室内練習場の通路にあるハンク・アーロンの写真を見て)

 王監督 いい写真があるね。何年の? 1934年か。おれがまだ生まれてないからな。今の若い選手もおれが現役を辞めて生まれた選手が多い。おれが辞めたのが80年だから。川崎なんかもそうでしょ。

 (小雨の天候に)

 王監督 今日はやりたいよね。予備日もないんでしょ? ここは水はけはいいいんでしょ? 雨さえあがればやれるでしょう。満員みたいだし、お客さんがかわいそうだよ。

 (甲子園内の食堂「蔦」を通り過ぎ)

 王監督 ここ、蔦でしょ? 昔はここで食べてましたよ。当時は今みたいに選手食堂なんてのはしっかり確立されてなかったからね。

PM03:05 更新