2007年06月06日

「勝つ野球ができませんでした」

◆試合後

 王監督 今日も勝つ野球ができませんでしたな。新垣もまあまあのピッチングはしていたけど、勝つときはランナーを出してもピシャっと抑える。それにしても点が取れないことだな。チャンスはそこそこあるんだけど。バント失敗したり…。相手が嫌がる野球ができてない。相手に自信を付ける、乗せちゃう野球になっちゃう。

―横浜の工藤は粘り強く投げた

 王監督 1、2回が捕まえるチャンスだったんだけどね。とにかく1日も早く取り戻してもらわないと。そのまま受け入れるわけにはいかない。流れに逆らわないと。われわれの世界は受け入れるわけにはいかない。常に逆らっていかないと。何くそ、という気持ちでやらないとね。いいときは流れに乗って行っていいけど、悪いときは反骨精神というか、負けるかという気持ちを強く持っていかないとね。


◆試合前

(球場入り)

―横浜の先発予想は工藤

 王監督 お互いにチーム状態も違うし、前がどうだったというのは外してね。特に昨日の(負け)みたいなものは外してやらないと。全力で、今日は1日、集中しないとね。

(ゼリータイプの栄養補助を食べながらベンチに登場)

 王監督 ときどき食べてますよ。試合中にもたまにね。3回の食事を10回に分けて取らないといけないから。

(グラウンドで)

 王監督 どうも絡みが悪いね。和田も2ストライクまで追い込んでから、そこだけは投げちゃいかん、というところに行っちゃう。本当の四隅じゃなくても、そこそこ低くいってくれればいいのに甘くいっている。ピッチャーは低く放る、バッターは速い球を打つのが第1条件なんだけど。

―山崎に打撃指導

 王監督 少しでも良くなってくれればね。あの打率じゃ本人が1番、つらいだろう。なおかつ、こちらも試合で使いたい。こっちも変わってほしいし、本人も変わりたいし。

―前夜は寺原が好投

 王監督 速かったね、昨日は。キュっと力を入れたとき、松中のときなんかはね。気分が乗った状態でマウンドに上がれている。ローテできっちり放れるから、自分なりに調整できている。毎回、手応えを感じてね。負けたにしても、こうだ、というものがある。勝ち負けは付いて回るもの。それを自分なりに捕らえていくしかない。

―チーム状態は

 王監督 ここ何年かで久しぶりにチームのどん底の状態だけど、上に行くためにこういう落ち込みがあって、自分を見つめてね。すんなりはいかんですよ。野球をやっているが、勝つ野球をやっていない。守備のミス、バント失敗、外野フライも打てないから、簡単に点が取れない。相手もあることだけど、こうならないと目をつり上げてやらないから。野球の神様が考えろ、と言っているんだ。来年、再来年のことを考えれば、いいこと。神様の与える試練に何くそ、と思ってやらないと。今年は悪い年です、と言われてそうですか、とは言っていられない。やるしかないんだ。

―勝っていると見えないこともある

 王監督 そうですよ。勝っているといろんなミスが消えちゃうからね。負けたらいいプレーが消えちゃう。悪いプレーばかり取り上げられる。幸い、生き返えられる。戦争だと1回、打たれたら終わりだから。

PM06:11 更新