2006年03月31日
もっと熱狂的な札幌ドームを見てみたい:高山通史
このブログを、ちょうど遠征中に書いている。千葉マリンでの3連戦の取材。この球場に来て、いつも目を奪われるのはロッテファンの応援だ。ほかの球団にはない、独自性のある選手ごとの打席登場時のテーマソング、ジャンプしたりという斬新(ざんしん)な応援が、個人的には好きだ。
これまで全12球団の本拠地球場へ取材で行った。甲子園の六甲おろし…。広島市民での前田が打席に登場した時の、右翼席の観客全員が交互にスクワットして「マエダ、マエダ」のコール…、自分のお気に入りだ。パではほかに、ソフトバンクの熱狂的なスタンドを見ているだけで楽しい。
3月25日の日本ハムの開幕戦もすごかった。その翌日も、前日の熱狂の余韻が残っていた。上野記者も前回のブログで書いているが、連勝という結果は、そんな力の後押しもあっただろう。
ただ、あくまで個人的にだが、少し物足りなかったのは球場全体の一体感。左翼席はすべての動き、声にも統率感があった。だが、ほぼスタンドは日本ハムのファンで埋まっているにもかかわらず、内野席などではコールに合わせての手拍子などは、まだまばらだった。開幕戦が新たな歴史の第1歩。観客の入りだけではなく、すべてにもっと熱狂的な札幌ドームをいつか見てみたい。
March 31, 2006 08:47 AM 投稿者:高山通史 | トラックバック (0)
2006年03月28日
「あおられて」調子取り戻したエース:上野耕太郎
刺激的だった。25日の札幌ドームで初めてとなる開幕戦には4万2393人が詰め掛けた。バックネット裏後方にある記者席で試合を見ていた。オープン戦のときには感じなかった、独特の雰囲気を感じた。気持ちが高ぶるというのか、落ち着かないというのか。何かに「あおられる」ような感じがした。
当然ながら、視線を一点に受ける選手たちが興奮しないわけがない。エース金村もそうだった。オープン戦で2試合投げたが、本来の投球には程遠かった。キャンプ中のブルペンでは万全だった投球フォームも実戦で崩れた。
3月17日、札幌市内のホテルで行われたチームの激励会でのこと。記者数人と金村とで雑談する機会があった。オープン戦の投球になったとき「悪いのは見て分かるじゃないっすか。本調子じゃないって」と強い口調になった。年上の記者に対して丁寧に接する金村には珍しい光景だった。開幕投手の重圧、ひじの痛みに懸命に耐えていた。
観衆が後押しした。右ひじをかばってバランスが崩れていたフォームが戻っていた。「興奮して投げていたら、フォームが直っていた。びっくりですよ」と試合後、ホッとした表情を浮かべた。よくファンが勇気を与えたという表現がある。この日の金村はファンに「あおられて」、本来の姿を取り戻した。
March 28, 2006 09:50 PM 投稿者:上野耕太郎 | トラックバック (1)
2006年03月24日
悩みの種は開幕日の服装:高山通史
いよいよ今シーズンが明日25日に開幕します。今夜、いつもよりは眠れない夜を過ごすであろうヒルマン監督。同じようにといっては大げさですが、私も今年はちょっと頭を悩ませてしまいます。
悩みの種は当日の服装。開幕戦はプロ野球を担当する記者にとっても大きな節目、特別な日です。担当1年目から2年間はスーツでビシッと? 決めていました。だが2年とも黒星。普段は割とラフなスタイル(時に汚いと言われる)の私。小嶋オーナー代行ら球団幹部に「お前がそんな格好をするから選手も緊張するんだ」やら「貸衣装か」など散々の言われよう。敗因にされてしまうのですから、たまったものではありません。
あまりのギャップに周りの担当記者の方々からの評判も最悪で、これ以上ないほど落胆の2年間を過ごしてきました。選手はユニホームがあるので考えることはないでしょうが、たった2年間とはいえ、こうも周囲からプレッシャーがあると…。ちょっと考えてしまいます。
記念すべき札幌ドームで初の開幕戦。やはりスーツか。いやいやチームが「普段着野球」をすることを願いジャケットにシャツ程度か。ほぼ関係者以外には日の目を見ることがない「勝負服」なのに、こんなに気を使う必要はないはずですが…。ちなみにこの「ハム番日記」初登場の私、高山。23日の練習後に稲葉選手にサングラス姿で決めた格好を「ギャングだ」と冷やかされた小谷野君に、そっくりと言われる30歳です。
March 24, 2006 09:59 AM 投稿者:高山通史 | トラックバック (8)
2006年03月19日
移転3年目「勝負の年」:上野耕太郎
プロ野球、日本ハムの担当をしています上野です。今回からコラムを書かせていただきます。紙面上で書けなかった話、ちょっとしたこぼれ話のようなものをお伝えできればと思っています。よろしくお願いします。
さて、25日にパ・リーグが開幕を迎えます。日本ハムにとって北海道移転後初の本拠地、札幌ドームでの試合です。相手は野村監督率いる楽天。北国ダービーからスタートします。
移転3年目、北海道に本当に根付くかことができるか勝負の年です。17日、中日とのオープン戦を観戦するため訪れた大社オーナーと話をする機会がありました。「北海道にプロ野球が来てくれてありがとうって感じは3年目まで。根付いてくる、生活に密着してくれば自然に批判が起こる。チームの成績に対しても厳しくなってくるはずだよ」。そう、ファンも次のステップに移っていく。
春、札幌に雪がなくなってくるとムズムズしてくる。「あぁ、プロ野球も開幕だなぁ」と、体に季節感が染み込むようになったらしめたもの。北海道に「プロ野球のある生活」が着実に広がっているのか。“季節感”を感じる人の数って意外にバロメーターになるのかもしれません。
March 19, 2006 09:42 PM 投稿者:上野耕太郎 | トラックバック (3)
