2007年01月18日

「できちゃった婚」のイメージ:北尾洋徳

 八木智哉投手(23)が1月13日、結婚していたことを発表しました。妻となった知佳さん(21)のおなかには、6月誕生予定の小さな「命」も宿っています。世に言う「できちゃった婚」です。昨季の新人王が新米パパになります。

 ところで、この「できちゃった婚」という言葉にどんなイメージを持っていますか? そういえば昔、竹野内豊と広末涼子主演のドラマで「できちゃった結婚」なんてあったな…、と思い出す人(きっと同世代ですね)もいると思います。「恥ずかしい」「後ろめたい」といった否定的なイメージを持つようで、違う言葉をつくろうとする動きもあるようです。

 例えば「授かり婚」「おめでた婚」など。それ以外にもママになることと結婚することを掛け合わせて「ママリッジ」なんて言葉も生まれているようです。どれも女性の視点からつくられた言葉なのが、不思議ですが…。

 考え方は人それぞれだと思いますが、それほど「恥ずかしい」ことなのでしょうか? 八木投手は「もともと結婚するつもりで、子どもも授かって恥ずかしいことではない。優勝した最高の年に子を授かって(今季)やりがいある」と堂々と話しました。あのドラマのように「たった1度の経験」からなら「恥ずかしい」ともなるのでしょうが、要は気の持ちよう1つなのではないでしょうか。

 高校生の時に国語の先生から言われたことを思い出しました。「言葉は人が使っていくうちに意味を変えるんだよ」。根拠で「平安時代の古語を今、使っている人は1人もいない」と話していました。当時は「何、当たり前のこと言ってるんだ」と思ったものでしたが、今なら分かる気がします。そのうち「できちゃった婚」のイメージも変わるのでしょうか? そんなことを考えながら、八木投手が今季「2人」の大切な人のために投げる姿を想像していました。

January 18, 2007 10:35 AM 投稿者:北尾洋徳

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