2007年01月03日

日本一のファンになってほしい:北尾洋徳

 明けましておめでとうございます。皆さん、07年1月1日付けのダルビッシュ投手のインタビュー読んでいただけましたか。取材した側ながら読んでみて、あらためて「20歳とは思えないほど大人だな~」と感じてしまいました。

 日本ハムの選手たちは数日後に自主トレから連覇を狙うシーズンをスタートさせます。球団職員の方々は、ファンサービスについて再考しています。新庄氏が引退し、小笠原内野手も巨人に移籍しました。メンバーが替わる今季、球団も新たな取り組みをいろいろと考えているようです。

 藤井球団社長は言います。「終わったことは終わったこと。新しいことを考えていかなきゃ駄目でしょ」。今オフは選手が積極的にイベントに参加し、メディアを通じての露出も、たくさんあります。日本一を達成して、あらためて「地域密着」を推進しているように見えます。そして球団の一連の活動を取材し、思ったことがあります。

 問われているのは球団の姿勢だけでしょうか? ファンの皆さんのマナーが気になります。あるイベントでは写真撮影が駄目という説明があったにもかかわらず、デジタルカメラのパシャ、携帯電話内蔵カメラの間の抜けたシャッター音が会場に響き渡りました。会場入りや終了後に選手に詰め寄り、サインを求めたファンが断られ「来て損した」などと話しているのも、よく聞きました。

 皆さん、胸に手をあてて考えてください。それってマナー違反ではないですか? 街を歩いていて、いきなり携帯電話のカメラを向けられたらイラッとしませんか? 1人にサインをしたら他の人にも同じことをしなければならなくなって、止まらなくなりませんか? 球団の取り組みを無駄にしないためにもファンも協力すべきではないでしょうか。

 ダルビッシュ投手は「昨季の終盤と同じようにファンの人と一緒に戦いたい」と話しました。07年元旦。チームが連覇を狙うように、ファンも日本一を目指して、どうしたらよいか考える日にして欲しいな、と勝手ながら考えていました。もちろん紙面でファンの活動も伝えていきたいと思っています。

January 3, 2007 08:39 AM 投稿者:北尾洋徳

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