2006年09月07日
終盤の大活躍を信じたい/新庄番(2):高山通史
ちょっと気になります。新庄選手、最近元気がないんです。9月3日西武戦は欠場、同5日ソフトバンク戦は途中出場。試合前練習で様子を見ていても、何かちょっと物足りない…。ファンの皆さんも球場で、またはテレビでプレーする姿を見ていて、そう思っている人もいるのではないのでしょうか。
体も満身創痍(そうい)の状態ですが、一番は気持ちの部分が大きいのではないかと思います。4月に引退を表明。本人は胸の内を報道陣に明かすことはありませんが、新庄と親しい人たちからは「毎試合、引退興行のつもりでやっている」などと聞きます。
緊張状態で常に自分に重圧をかけて…。野球以外でもいろいろなことと闘い続けて、ここまできました。しかも、チームはプレーオフのシーズン1位通過も狙える絶好の位置。「オレがやらなきゃ」という責任感が人一倍強い新庄選手のことですから、相当負荷がかかっているのだと思います。
ただ1つ、変化がありました。先発からは外れましたが、5日ソフトバンク戦の試合前練習のこと。01年メッツ時代に新庄選手の通訳を務めた現ヒルマン監督付きの岩本賢一通訳がポツリと漏らしました。打撃練習シーンを見て「これから打ちますよ」と。大活躍した04年終盤のように体の力が抜け、無理のないフォーム、自然体でバットを振っている姿を見て確信したそうです。
打線全体は元気ですが、新庄選手はちょっと元気がありません。救世主のように現れた「予言者」の言葉を信じてみようと思います。
September 7, 2006 01:08 PM 投稿者:高山通史
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