2006年08月07日

チーム内も話題持ち切り夏の甲子園:高山通史

 夏の甲子園が今、日本の野球界の話題の中心です。それは日本ハムの選手間でも一緒。夏場は暑さのため、ほぼナイターだけという日程のため、選手も含めて裏方さん、ほか背広組の球団スタッフも試合前には熱心に携帯電話のサイト、はたまたテレビ中継をのぞき見。経過や結果をチェックしている姿を毎日のように目にします。

 8月6日の開幕日。高校野球に関してはチームの中でも追随を許さない知識があると個人的に思うダルビッシュも、あの試合に注目していました。大阪桐蔭VS横浜。その試合前の結果予想は、何と「6-3で横浜の勝ち」。思い切り外れはしましたが、報道陣がその話題を振ると、これぞ満面という言葉が当てはまるような笑みを浮かべ、楽しそうに話をしていました。

 あらためて考えてみると、助っ人以外は元高校球児なわけです。夏が来れば、胸騒ぎがして当然か。地方予選が始まれば、あちこちで試合前に、母校が勝った、負けたという話で持ち切り。大ブレークした球宴以降は取材などで大忙しの森本も、甲子園に出場した母校・帝京には「差し入れをしましたよ」。きっと会ったこともないであろう後輩のためへの後押しは忘れないのです。

 甲子園での熱戦を見ていて、やはり人々の胸を打つのは、あの球児たちの見ていて恥ずかしいほどの「連帯感」かなと。負けても決して崩れることのない、臭いほどの「連帯感」かなと思います。近年は不祥事等も目立ちますが、それでもなぜ国民的な人気があるのか。それは仕事を含めた社会、すべてに通じる同じような感覚を球児から共有できるのかなと…。年齢を重ね、逆に姿を重ね合わせずらくなった今、ふと考えてしまいます。

 そんな夏を越えると、日本ハムにとっては勝負の秋が来ます。リー、坪井の主力級が故障離脱で、今季中の復帰のメドが立たないなど、暗い話題がポツポツと出てきました。最近は、昨季までを見ているような淡泊な試合も増えてきました。上位進出のチャンスが十分にある夏。日本ハムの「元高校球児」たちの正念場での「連帯感」を見てみたい-。高校野球中継を見ると、ふとそんなことを思ったりするのが今年の夏です。

August 7, 2006 11:32 PM 投稿者:高山通史

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