2006年04月21日
新庄引退発言の舞台裏(その1):高山通史
4月18日、午後6時56分。私のパソコンに届いた1通のメールに時刻は、そう記されています。球団広報から試合中に先発投手などの談話を報道陣は発信してもらっています。取材現場に衝撃が走ったのが1本のメール。ちょうど新庄選手がオリックス戦で本塁打を放った直後に飛び込んできたのが、これです。「28年間思う存分野球を楽しんだぜ。今年でユニホームを脱ぎます打法」。
現場は大混乱しました。事実なのか、それともジョークなのか。もちろん試合中、新庄選手本人に確認することはできません。周辺取材をしても、いわゆる「裏」が取れない。ただその日、行動がいつもと違った。打法の最後に「!」マークがなかった。本塁打を放ちベンチへ戻った直後、右翼席の応援団に脱帽して一礼する姿。2本目の満塁弾には命名せず、笑顔もなかった。担当記者の間では「これは(引退)するね」と話していた。
後日談だが、その日、右翼を守っていた稲葉も、試合中からおかしかったという。タイムがかかり中堅へ集まった時、新庄の行動が不思議だったという。「新庄さんが『小学校2年からだから1年、2年…』と数えていて変だなと思って」。打法につけた“28年間”の確認をしていたとみられる。夕方に突然、その短いようで長い激動の1日が始まった。長くなってしまうので続きは次回、また紹介します。
April 21, 2006 01:51 PM 投稿者:高山通史
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こちらの新庄選手引退発言の裏話しもジーンとしますよ。
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