2006年07月27日

公開練習、さらに新しい発展を:上野耕太郎

 ちょっと考えさせられた。22日のことだ。この日は日本ハムが北海道移転後、初めて練習を栗山町で行った。練習だけの一般公開は04年3月以来2回目。札幌ドーム、札幌の室内練習場以外の場所での練習は初の試みだった。

 午前10時からの練習に2000人が駆け付けた。驚いた。ただの練習ですよ。しかも、栗山町の練習場は札幌から車で1時間くらいかかる。400台分を用意した駐車場はほぼ満車状態になった。町の人に聞くところによると前日から待ち続けたファンもいたそうだ。

 ヒルマン監督は急きょ、練習参加を取りやめ、サイン会を実施。2時間にわたってサインや写真撮影に応じた。選手たちも練習後、フェンス越しにサインをするなどファンと触れ合った。待ち続けたファンにとっては、ちょっとしたご褒美だったと思う。

 普段取材をしていて気が付いていなかった。より選手と近い距離で接することが難しい環境なんだ、と。札幌ドームはサッカーと併用のためフェンスが高く、ファウルゾーンも広い。練習も札幌ドームか札幌の室内練習場で一般公開はほぼしていない。選手と同じ目線で接する機会がほとんどない。

 2000人というファンを見て、思った。より身近にユニホーム姿の選手と接することに飢えているのかな、と。栗山町の練習はそれを確認する上でも良いことだったし、さらに新しい形で発展させていってほしいと願う。

July 27, 2006 01:50 PM 投稿者:上野耕太郎

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