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2006年09月07日

阪神優勝の最低条件

◇阪神は奇跡をおこせるか?

パ・リーグでは、西武に首位マジックが点灯したものの、未だに三つ巴の状況が続いている。
一方、セ・リーグは中日の優勝はほぼ決まったような状況である。
しかし、勝負の世界は最後の最後まで分からないこともある。
今回は、阪神が奇跡的な逆転優勝ができるかどうか?
できるとすれば、その鍵は何か?について考えてみたい。

◇中日の基盤は
9月6日の時点で、阪神とのゲーム差は5.5と離れており、阪神の負け数は中日よりも9も多い。
この差は、阪神が勝ち続けるだけでは、なかなか詰まらない程のものだ。
つまり、中日がある程度負けてくれない限り、阪神優勝のチャンスは生まれないと言える。

今年、中日が非常に強かった理由の一つは、磐石な投手陣であった。
エース川上投手を中心に、安定していた朝倉投手、新人王候補の筆頭にもなっている佐藤充投手。
三本柱がしっかりと機能をして、その他の投手も楽になり、勝星を重ねていった。
つまり、この投手陣が崩れないとなかなか中日は落ちてこないことになる。
このところ、若干調子が落ちている感があるこの投手陣だが、8月22日以降の先発投手の成績を見ておこう。

先発投手   勝敗 BBR 防御率 回数 被安打 被HR 奪三振 四死球 失点 自責点
8/22 中田   □  76.9   3.41  8    7   1   12   2   3    3
8/23 朝倉   ●  38.1   2.75  6.1  9   0   3    2   4    4
8/24 川上   ●  34.3   2.11  5    7   1   4    2   5    5
8/25 マル   ●  52.3   3.69  6    7   0   4    2   2    2
8/26 山本昌 ●  61.1   3.72  7    5   1   9    1   3    1
8/27 佐藤充 □  58.4   2.00  6    9   1   3    0   3    3
8/29 中田   ●  34.3   4.37  4    12  1   2    3   9    9
8/30 朝倉   △  63.2   2.68  6    6   0   4    1   1    1
8/31 川上   ●  59.6   2.44  8    11  3   5    1   8    8
9/02 山本昌 ○  66.1   3.69  6    6   1   3    1   2    2
9/03 佐藤充 ●  33.7   2.15  4.1  7   0   4    1   3    3
9/05 中田   ○  88.2   3.97  7    1   0   4    4   0    0
9/06 マル   ●  35.2   3.82  3.2  8   0   2    0   3    3
※□は先発に勝敗はつかないものの勝ちゲーム
※△は引き分けゲーム
※マルはマルティネス投手
※防御率の0.1は1/3回、0.2は2/3回を意味する


この間のチーム成績は、4勝8敗1分と、大きく負け越している。
先発投手陣でも、エース川上が2敗するなど、一時の好調時に比べると、信じられないような成績である。
BBRを見ても、先発で活躍したと言えるのは中田投手の9/5の88.2と8/22の76.9ぐらいで、他は勝ちゲームであっても、内容的にはかなり問題がある。
8月1日~8月20日までの勝敗が10勝5敗であるから、急激にチーム状態が悪くなっているのは間違いない。

どんなに強いチームでも年間を通して絶好調とは行かないものだ。
ちょうど今、中日は底の時期にあるのだろう。
先発投手陣にも疲れがでているのは間違いない。

なお、中継ぎ、抑え投手については、この期間中も安定してしっかり抑えていると言ってよいだろう。
従って、問題となるのはやはり先発陣なのである。

特に、心配なのは川上投手である。
昨年も夏までは絶好調だったのだが、暑い時期になってから調子を落とし、最後まで完全復調できなかった。
これが今年も同じペースだとすると、これからの登板も期待できないということになってしまう。
エースとして、チームの中心を担う選手がずるずると勝てない状況がこれ以上続くと、チームメイトにも暗い影を落とすことになる。

逆な見方をすれば、阪神が逆転優勝するには、中日先発陣が調子を落としている今、可能な限り差を縮めておくしかないだろう。


◇中日の打撃陣
先発投手陣が調子を落としているとなると、それを打撃陣がカバーできているかどうかが問題になる。
8月22日以降、チームで一番のBBRを記録した野手の成績を見てみよう。

野手成績   勝敗 BBR  主な成績
8/22 アレ    ○  95.8  6打数3安打1打点(サヨナラ打)
8/23 ウッズ  ●  89.5  3打数2安打2打点1HR
8/24 アレ    ●  86.2  4打数3安打1打点1HR
8/25 ウッズ  ●  64.1  4打数2安打
8/26 井端    ●  59.0  2打数1安打2四球
8/27 谷繁    ○  98.2  4打数3安打5打点
8/29 谷繁    ●  65.9  3打数1安打1打点
8/30 井上    △  85.7  2打数2安打1打点1HR
8/31 荒木    ●  90.6  5打数2安打1打点
9/02 福留    ○  96.9  3打数1安打3打点1HR
9/03 ウッズ  ●  47.5  4打数1安打
9/05 井端    ○  100.0  4打数3安打2打点
9/06 福留    ●  77.0  3打数1安打2打点
※アレはアレックス選手

手も足も出ない試合というのは、必ずあるものなので、8/25、8/26、8/29、9/03などの負け試合のBBRが低いのは仕方ないだろう。
それよりも、これを見て気づくのは負けた試合でも比較的BBRが高い選手が多いことである。
つまり、この期間4勝8敗1分と大きく負け越していながら、野手はしっかり打てていることが分かる。

先発投手が厳しくなっている状況ながら、連敗をあまりしないで切り抜けられているのは、打撃陣の踏ん張りによるところが大きい。

これを追い上げる阪神から見た場合、直接対決では打ち勝たないといけないことを意味している。


◇阪神優勝のための鍵
阪神が優勝するためにどうしても必要なのは、9/15~9/17の3連戦で3連勝することだろう。
現在のゲーム差とマジックから見て、それは最低減達成しなければならない条件だと思われる。
もちろん、それまでにゲーム差を開かれているのは問題外で、最低でも5ゲーム差以内で、この3連戦に臨みたいところだ。
ここで3連勝して初めて、阪神優勝の可能性が見えると言っても過言ではない。
そして、9月末からの最後の3連戦が盛り上がるかどうかも、15日からの試合にかかっている。

この3連戦の先発を占ってみよう。
ちょっと先なので予想しにくいが、これまでのローテーションを考えると、

   中日   阪神
9/15 山本昌  井川
9/16 佐藤充  下柳
9/17 中田    福原

のような感じで当たる可能性が高い。
川上投手が今ひとつであることを考えると、現状では中日にとってこれはベストに近いだろう。
一方、このところ調子がよい阪神は、いろいろな投手起用が考えられるが、前回の3連戦で2勝1敗と勝ち越した、井川、下柳、福原で最後の勝負をかけるような気がする。


◇最後はエースと4番
このブログでは再三、今年の金本選手の調子が今ひとつだということを書いてきた。
そして、阪神が逆転するにはその活躍が不可欠であるとも。
金本選手の成績は、このところかなりよくなってきている。
ここ数試合は、2試合に1試合、BBRが80を越えている。

わずか数試合が、その年の結果を決めることがある。
今年一年、思ったような活躍ができていないと思われる金本選手だが、ここ一番という試合で活躍してくれれば、年間を通しての活躍に匹敵することもある。
ここ12試合ホームランが出ていないことが少し気になるが、先日の中日との3連戦でも、6安打3四球と勝利に大きく貢献しているので、やってくれそうな気がする。
中日打線も決して不調ではないので、3連戦が打ち合いになる可能性も高い。
その時、試合を引っ張るのは、やはり4番の役割だと思う。

そして、最後にポイントとなるのは井川投手だろう。
阪神のエースと言われながら、毎年ここぞというところでエースらしい活躍をしきれていない。
今年こそは、という意地を見せるとしたら、この3連戦以外にはないだろう。
このところ5試合、3勝2敗と完璧とは言えないが、四球は少なく、奪三振は多い。
投球回数も多く、エースとしての活躍が見せられるようになっているのは事実だ。
調子がいい状態だと思うので、セ・リーグを盛り上げるためにも、ぜひ頑張ってもらいたい。

September 7, 2006 06:39 PM

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コメント

 阪神優勝はすでに遅い、分析の中にもあるように、井川はエースとしての働きができない。さほどのスピードで無い直球のスピードに依存しすぎ、また変化球のスローボールが、投げすぎで読まれている。タイミングをずらすためにのみ遅い球を使うようにして、より直球を早く見せる工夫が必要である。

 また阪神の打者は安易にストライクを見逃す癖があり、打率を下げチャンスを無くしている。
 赤星、藤本などに代表されるように、安易に初球、2球目のストライクを見送り、相手の決め球を打っている。さらに非力の癖にフライを打ち上げすぎて、ライナーを打つことに徹していない。ただのアウト要員である。片岡を代打に使うような愚はもうしないだろうが、代打の使い方がまずい。もしまた久保田を押さえに使えば必ず負ける。彼は藤川より適性が無いので、中次にすべきである。

 だがこれらも守られないだろうから、優勝は無い。これらのミスで今期10勝以上は失っている。監督のミスといえる。

投稿者 柳田将光 : 2006年09月13日 14:29

ここんとこ金本調子いいしきたいしちゃいます^^

投稿者 ゆ~ちゃん : 2006年09月15日 13:11

結果が出てから読み直してみると、
これほど空しい計算は他にない感じです。
完璧に力負けしたとしか言いようがありません。
名古屋ドームで全敗しなかったことだけが救いでした。

今期、名古屋ドームで勝ててないことを
見ないふりして無視したことが原因でしたね。

投稿者 コロちゃん : 2006年09月21日 02:12

中日が失速してきてるから
分からなくなってきたでしょ

落合のお守りもなくなってるし

投稿者 ピカリン : 2006年09月26日 16:53

3連勝が条件だったドラ3連戦・・・
大事な試合で、ミスによって負けた。
阪神戦の前、横浜戦で途中、苦戦していたドラだが、
横浜のミスに付込んで3連勝してきた。
そのドラにミスをしては勝てない。

意気込み過ぎか?硬くなったか?
矢野、福原、
どちらも考えられないプレーやった。
普通にやっていたら・・・・の悔いは残る。

しかし、悔いていたってしゃあない!
不利には違いないが、まだ終わっちゃいない!
これで終わった・・・が何度あったか?
その都度、たくましく蘇ってきたタイガーナイン。
今日の中止は天の恵みと考えよう。
昨日の今日では、一層、力みが入ってしまうとこだった。

残り試合を計算してみた。

中日 残り12試合
広島、ヤクルトとは五分の成績、特に最近はヤクルトに負け越し気味
巨人も意地を見せるはずだし、先の3連敗はあるものの打線では負けていなかった
横浜のリベンジも有り得る。、
とすれば、普通に見積もって
          
広島-2勝3敗  横浜-2勝1敗 ヤクルト-0勝2敗 巨人-0勝1敗 阪神-0勝1敗
 計 4勝8敗
総計 83勝58敗5分 となる。

対する阪神 残り7試合
分の良いヤクルト、広島は充分、勝を見込める。

ヤクルト-2勝1敗 巨人-1勝1敗 広島-1勝0敗 中日-1勝0敗
計 5勝2敗
総計 84勝58敗4分け 2つ落としても、逆転優勝である。

今日の中止で、中日との最終戦が何時に組み込まれるかわからないが、
15日(日)最終甲子園で勝った方が『優勝!』って展開もありえるのだ!
なんてことになれば、それこそ・・・

夢も、希望も、期待もまだまだ、続くのだ!
Be the Best For the Fans 2006

投稿者 samori : 2006年10月01日 14:20

落合○いなんで○んでください?

投稿者 ぼっこい : 2006年10月02日 12:51

中日優勝

投稿者 ぼっこい : 2006年10月02日 12:52

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