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2006年05月23日

最強の助っ人!Aカブレラ

◇脅威の助っ人Aカブレラ
最強の助っ人外国人選手は誰か?ということが話題になることがよくある。
最強の定義は難しいが、この場合、条件の一つは、所属したチームが優勝したかどうか?ということになるだろう。

久々の優勝をチームにもたらしたという意味で、85年の阪神バース選手が最強と主張する声が多い。
では、現役で活躍している外国人選手で「誰が最強なのか?」ということになると、どうだろうか?
BBRを見る限りにおいては、それは西武のカブレラ選手ということになる。

◇今シーズンのカブレラ選手
週間の成績とBBRは以下のとおり。

カブレラ(西武)
        BBR  打率  試合  打数  得点  安打  HR  打点  三振  四死  犠打  盗塁
3/20~3/26 75.6  .333   2     6    1    2    1    2    0    2   0    0
3/27~4/02 67.2  .292   6     24    4    7    0    1    8    4   0    0
4/03~4/09 74.2  .250   5     16    2    4    0    3    2    4   1    0
4/10~4/16 72.9  .273   5     22    3    6    2    6    5    1   0    0
4/17~4/23 70.1  .412   5     17    3    7    2    5    4    2   0    0
4/24~4/30 74.3  .333   3     9    2    3    2    5    1    1   0    0
5/01~5/07 76.4  .500   3     8    4    4    1    4    2    4   0    0
5/08~5/14 85.6  .577   6     26    5    15    1    11    2    1   0    0
5/15~5/21 71.4  .412   5     17    5    7    2    4    4    4   0    0
計       74.1  .379   40    145    29    55    11    41   28    23   1    0
※5/22までの成績

全野手の中でBBR74.1はダントツのトップ!
2位のシーツ選手(阪神)が71.5なので余裕の1位。
西武はチーム自体は好不調の波が激しく、現在はかなり落ちこんでいる。しかし、そのようなチーム状態にあってもカブレラ選手は好調をキープしていることがわかる。

週間単位の平均BBRを見れば、その安定度の高さに驚かずにはいられない。
第2週目の67.2という平均が唯一の60点台で、それ以外は全て70点以上をマーク。
スタッツを見ても、週間の打率で2割5分を下回ることがなく、9週目迄でホームランを打てなかったのは第2、3週目のみと、コンスタントにかっ飛ばしているから驚きだ。

もちろん、週間単位だけではなく、トータルの成績にも凄まじいものがある。
現在、打撃成績でパ・リーグ1位の項目は以下のようになる。

・打率 .3793
・得点圏打率 .488
・本塁打 11
・塁打数 98
・打点 41
・出塁率 .462
・長打率 .676

まさに完璧な打者像が浮かび上がる。
三振が多いイメージが強いカブレラ選手だが、今のところパ・リーグの三振ランキングトップ10には入っていないことから、シュアなバッターとしての一面ものぞかせる。

よく「カブレラは凡打になる当たりでも、力でヒットにしてしまう」と言われることがある。これは、素晴らしい特徴だと思われるが、裏を返すと「芯で球をとらえなくても、ヒットになるのはどうも…」という批判的なニュアンスが含まれている。
だが、このような批判は的を得ていない。
例えば、メジャーで活躍するイチロー選手について「内野ゴロに打ち取られても、足でヒットにしてしまうのは問題だ」と言っているようなものだ。
選手が、自らの特長を最大限に活かして成績を上げ、チームの勝利に貢献することは、プロとして当然の行為であり、賞賛されることはあっても批判されるべきことではないだろう。


◇コンスタントに「すごい」バッター
今年のカブレラ選手は確かに驚異的な成績を残している。
では、昨年2005年シーズンはどうだったのだろうか?
昨年はオールスターにも選出されず、チームもギリギリでペナント3位に入るような状況だったが・・・。

        BBR  打率  試合  打数  得点  安打  HR  打点  三振  四死  犠打  盗塁
3/21~3/27 69.2  .375   2    8   1    3   0    2   1    1   0    0
3/28~4/03 71.5  .444   6    8   4    8   3    8   3    8   0    0
4/04~4/10 61.9  .286   5    4   3    4   2    3   5    4   0    0
4/11~4/17 55.7  .238   6    1   1    5   1    1   3    4   0    0
4/18~4/24 72.7  .200   5    5   2    3   2    6   1    5   1    0
4/25~5/01 66.6  .238   6    1   2    5   0    2   6    4   0    0
5/02~5/08 71.6  .333   3    9   2    3   0    3   2    1   0    0
5/09~5/15 69.9  .273   6    2   6    6   1    1   6    4   0    0
5/16~5/22 62.6  .182   6    22   2    4   0    3   11    5   0    0
5/23~5/29 62.0  .200   5    0   2    4   1    1   4    2   0    0
5/30~6/05 67.6  .333   6    5   3    5   2    4   3    2   1    0
6/06~6/12 69.9  .250   6    4   4    6   2    4   5    1   0    0
6/13~6/19 63.5  .353   4    7   3    6   1    3   5    1   0    0
6/20~6/26 85.3  .500   5    8   8    9   2    3   5    7   0    0
6/27~7/03 67.5  .375   6    4   2    9   1    5   6    2   0    0
7/04~7/10 82.8  .412   5    7   5    7   2    8   5    5   0    0
7/11~7/17 75.9  .263   5    9   5    5   4    4   5    3   0    0
7/18~7/24 63.6  .273   3    1   1    3   1    2   2    1   0    0
7/25~7/31 61.7  .300   5    0   1    6   0    2   5    1   0    0
8/01~8/07 70.1  .267   4    5   2    4   1    4   7    3   0    0
8/08~8/14 87.4  .421   5    19   5    8   4    10   4    3   0    1
8/15~8/21 50.9  .111   5    8   1    2   1    2   7    2   0    0
8/22~8/28 73.3  .250   5    6   5    4   2    2   5    7   0    0
8/29~9/04 66.8  .300   4    0   4    3   2    2   4    1   0    0
9/05~9/11 79.7  .357   4    4   4    5   1    3   5    2   0    0
9/12~9/18 77.8  .545   3    1   0    6   0    4   1    3   0    0
9/19~9/25 45.2  .000   2    6   0    0   0    0   1    0   0    0
計     68.9  .300  127   444   78   133   36    92  117    82   2    1
※2005年の全成績

年間平均BBR68.9は野手として素晴らしい内容と言える。
2005年、野手で平均70を越えたのは、松中、金本、ウッズ、福留各選手の4人のみ。
これに赤星選手(69.5)が続き、両リーグを通して、6位に入ったのがカブレラ選手だった。

週間単位で見た場合も、BBRが60を切ったのは27週中わずかに3週。
BBRは、55~60点ぐらいを取れば一応の合格点(大活躍とは言えないまでもチームに貢献できた)と判断できるため、カブレラは年間を通して完全にチームに貢献していたということが言えるだろう。
2006年のBBRが毎週70以上なので、それに比べると見劣りするかもしれないが、BBR60以上をほぼ年間を通じて維持しているということは、非常に安定度の高い選手の証左である。


◇キーワードは「安定度」
このように見てくると、カブレラ選手のキーワードは意外にも「安定度」ということになる。
カブレラ選手は、パワーヒッターでバットをブンブン振り回すイメージがあるため、「安定度」という言葉からは違和感を感じるかもしれない。
しかし、数字から見る限り、昨年も今年もその安定度は折り紙つきだ。
カブレラ選手の真のスタイルは、ホームランバッターというより、安定度の高い頼れる4番なのではないか?

まだまだ混戦続くパ・リーグ。
西武首位奪回の原動力となるのは間違いなくカブレラだ!

May 23, 2006 02:22 PM

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今年は、特にシュアナーバッティングを目指しているというてたけど、記録にもはっきり現れてる。  最強の助っ人は、阪神のバースと言われることが多い。確かに、6... [続きを読む]

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コメント

カブレラ、今年は本当に安定度が高い。ホームラン狙いのフルスウィングの印象が強いが、右方向へのヒットで打率を上げている。守備面でも、表面上巧さは見えないようでもキャッチング確実で安心してみていられる。Lionsで最も頼りになる野手だね。

投稿者 Caribbean Leo : 2006年05月30日 23:05

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