2006年04月28日
西武クリーンアップ対ソフトバンク松中
◇パ・リーグプレーヤー1ヶ月の総括・打者編
パ・リーグが開幕してから、1ヶ月が経過しました。
パ・リーグは、各節によって好調なチームがめまぐるしく変わり、完全に飛び出すチームがない混戦模様となりました。
上位5チームの27日時点でのゲーム差は、1位の西武から5位のオリックスまでが4ゲーム以内という大混戦。
今回は、そのパ・リーグでスタートダッシュに成功した野手を分析することで、混戦パ・リーグを制するチームを占っていきます!
◇野手部門
【野手BBRトップ5】
BBR 打数 得点 安打 HR 打点 三振 四死球 犠打 盗塁 打率
中島 72.7 92 27 29 4 15 12 15 2 3 .315
Aカブレラ 71.3 85 13 26 5 17 19 13 1 0 .306
松中 70.5 92 17 27 5 19 6 22 1 0 .293
和田 70.2 88 17 27 4 24 14 18 1 0 .307
福浦 68.1 89 14 37 1 14 8 10 1 0 .416
※4月27日現在
首位西武は、2位のソフトバンクには2ゲーム差しかついていませんが、平均BBRトップ5に3人がランクインしています。
1位の中島選手は、出だしのスタートダッシュが決まっての1位と言えるでしょう。1週間毎のデータを見ると、
中島 裕之(西武ライオンズ)
BBR 打数 得点 安打 HR 打点 三振 四死球 犠打 盗塁 打率
3/25~3/26 83.9 8 3 5 1 1 0 1 0 0 .625
3/27~4/02 76.3 19 7 7 1 5 5 6 1 1 .368
4/03~4/09 74.0 18 5 6 0 3 2 2 1 1 .333
4/10~4/16 78.3 18 7 5 1 3 1 5 0 0 .278
4/17~4/23 68.2 22 5 6 1 3 2 0 0 1 .273
4/24~4/27 45.3 7 0 0 0 0 2 1 0 0 .000
と、4月中旬以降落ち込みが激しくなっていますので
最近の調子は必ずしも良くないようですが、開幕直後の活躍は見事でした。
出場した25試合のうち、BBRが40台だったのはわずかに3回。
そのうち2回は今週に入って、大きく調子を落としてからですので、それまでは好調をキープできていたことがわかります。
BBRの2位は、西武のAカブレラ選手。
活躍するのが当たり前のようになってしまった選手で、活躍してもあまり大きく取り上げられない傾向があるのですが、今年も絶好調と言えるでしょう。
4月13日のオリックス戦では、BBR100.0も記録しています。
実は、カブレラ選手は昨年前半の平均BBRがかなり高かったのにもかかわらず(ベスト9に入っていました)、オールスター戦に選ばれませんでした。
活躍していたのにもかかわらず選ばれなかったのです。これはちょっと残念でした。
現在、怪我で戦線離脱してしまいましたが、一日も早い復帰を願っています。
3位にはソフトバンクの松中選手が入りました。
松中選手と言えば、昨年のパ・リーグ平均BBRで、野手部門堂々のトップだった選手です。
ソフトバンクが不調に陥って、なかなか勝てなかった時期に、松中選手の成績も同調するように低迷していましたが、このところまた好調を取り戻しています。
松中選手のすごさは、スタッツ(公式記録)が悪いときでもBBRが非常に高いことです。
今年もトップ5に入っている選手の中では、唯一打率3割を切っているのですが、BBRでは3位にしっかり入っています。
これは去年も見られた傾向です。去年の前半、松中選手の打率はなかなか3割を上回らず、一部の評論家には不振だとまで言われたのですが、平均BBRでは常にトップ争いをしていました。
これは、安打が少なくても、得点機などでのいい場面では確実に打つ。
つまり勝負強いことを表しています。
おそらく、現在の日本の打者で、「最も勝負強い選手」といっても過言ではないでしょう。
昨年も後半には打率を上げて3割に乗せましたので、今年もこのあと打率が上がっていけば、BBR的にもスタッツ的にも、素晴らしいものが見られるはずです。
4位には西武の和田選手が入りました。
和田選手の成績を見てみると打点が突出しています。
しかも、得点もハイレベルです。
これは、自分でもランナーを返せるし、出塁してチャンスを作ることもできるということになります。
巨人の李選手も同じような傾向がありますが、監督にしてみれば「最も頼りになる選手」ということが言えるでしょう。
打率は4月上旬をピークに少しずつ落ちてきてはいるのですが、BBRは安定しています。
その意味では、3位の松中選手に似た面もあります。
カブレラ選手の戦線離脱で4番に座った和田選手。
長打率は.545とリーグトップですし、非常に経験豊かな選手ですので、その大役も十二分に果たしてくれるでしょう。
5位は、現在打率トップの福浦選手です。
ホームランこそまだ1本ですが、得点、打点もそれなり多く、打率が4割を越えているのに5位にとどまっているのは、やはりロッテがなかなか波に乗れなかったことを反映しています。
BBRは勝利への貢献度が判定される面もありますので、どうしても勝てないチームの選手が低めになる傾向があります。
福浦選手自信も、BBR30点台になってしまった試合もありましたし、その意味で、打率がこれだけ高くても、好調の西武勢には及ばなかったということになります。
しかし、得点圏打率.526、出塁率.470と両方ともトップですし、ロッテも復調してきましたので、今後も現在の活躍を続けて行けば、さらに上を狙えることは間違いありません。
◇少し低めのBBR
BBRトップ5の選手を紹介しましたが、平均BBRが70を越えているのは4位の和田選手までです。
トップの中島選手でも72.7。
昨年のパ・リーグのトップだった松中選手が79.8という年間平均BBRでしたから、それに比べるとかなり低いことが分かります。
その原因は、やはりどのチームも好調を維持できず、連勝するかと思えば低迷期に入ってしまって、個人的にも高いレイティングを維持し続けることができる選手が少ないことを意味します。
チームをパ・リーグの混戦から抜け出させ、平均BBRトップに踊り出る選手は誰か?
スタート好調の西武のクリーンナップか?最も勝負強い松中か?
熱いパ・リーグから目が離せません!
April 28, 2006 10:39 AM
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コメント
西武ファンの私としては西武勢が上位にいるのはうれしいことです。
松中選手はとても怖い打者ですので要注意ですね。
ゴールデンウィークの来週には直接対決もありますし
目が離せないところでしょうね。
投稿者 マー : 2006年04月28日 20:46
西武 中島頑張れ
投稿者 伴 邦雄 : 2006年04月29日 15:38
