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<title>ドラ番ブログ</title>
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<title>視力回復で心機一転、２人の捕手に注目</title>
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<![CDATA[<p>　視力矯正手術の広告に、目を奪われたことはないだろうか。「はっきり見える」「コンタクトレンズのわずらわしさから解放」「目を細めることがなくなって明るい表情になる」。視力の弱い人にとって魅力的なうたい文句。それは野球選手にとっても同じ。中日ではオフに２人の捕手が新しく視力矯正手術を受けた。</p>]]>
<![CDATA[<p>　１人目は、２年目の田中。試合ではコンタクトレンズをつけた目をこする癖があった。マスク越しの目はいつも真っ赤に充血。「いつもやってしまうので、何とかしたいなと思っていた」と手術を決意した。</p>

<p>　当初、手術を予定していた病院では都合がつかなかった。迷っていたところで、母里子さん（４９）の後押しを受けた。広島の実家で里子さんがテレビの情報番組で紹介されていた病院に目をつけて「あんた、ここで受けんさい」とぴしゃり。田中はすぐに電話予約して手術。裸眼０・２だった両目の視力が左目１・２、右目１・５になった。そして何よりも目をこすって充血させる癖がなくなった。</p>

<p>　そしてもう１人はプロ１０年間、めがねをトレードマークにしてきた小田。オフに初めて年俸ダウンで契約を更改して、心機一転も兼ねて手術にトライした。１月の視力検査では両目とも０・１以下だった視力が１・５まで回復した。小田は目に関する話題について「順調よ、順調。いい感じ」と常に笑顔が絶えない。心機一転という意味で早くも効果を発揮している。</p>

<p>　視力矯正手術を受ければ活躍できるというわけではないが、明るく練習に取り組む姿は新鮮だ。「何かのきっかけ」を探していた２人にとって手術は、現時点でプラスに働いている。１日からは春季キャンプもスタートした。オフを経て、昨年とひと味違った選手たちの活躍が楽しみだ。</p>]]>
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<title>常勝オレ流監督に休息なし</title>
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<![CDATA[<p>　バスは伊勢道を東へ向かっていた。２００８年１月４日の夜、落合監督は年末年始を過ごした和歌山県太地町から家族とともに名古屋へ戻った。「早いなあ～」。そう言うとちょっと厳しい表情になった。休息は終わり、また戦いが始まる。この日を境に指揮官は徐々に戦闘モードになっていくのだ。ただ…、１つ気がかりなことがあった。</p>]]>
<![CDATA[<p>　２００７年、落合中日は開幕からアジアシリーズまで１５８試合を戦った。ペナントレースでは史上まれにみる巨人、阪神との３強によるデッドヒートを戦い。クライマックスシリーズではリーグ２位ながら５連勝で日本シリーズ出場権を獲得し、その勢いのまま５３年ぶり日本一となった。頂に登った。だが、盛者必衰が世の常。頂点に立った後、モチベーションを維持するのは半端はことではない。実際、２年連続日本一になった球団は９１年西武以来、１６年間も出ていない。<br />
　「オレはやりきったなんて思ってないもん。ハハ…」。落合監督は記者のそんな思いを聞くと静かに笑った。「選手の時からずっとこの繰り返しなんだよ。戦って、ちょっと休んで、また戦う。おまえもこの仕事やってればそのうち慣れるよ」。思えば落合博満は現役時代、打撃３部門のタイトルを１５個も獲得した。常に勝ち続けてきた。頂点に立ち続けてきた。確かに頂に立った者しかさらなる高みは見えないのかもしれない。モチベーションの低下など杞憂かもしれない。オレ流の自信に触れるといつの間にかそんな気がした。<br />
　バスの中では映画が流れていた。「エア・フォース・ワン」－。ハリソン・フォード扮するアメリカ合衆国大統領が専用機を乗っ取ったハイジャック犯と１人で戦い、勝つ。落合監督はそれをじっと見ていた。何を思っていたかは知らない。ただ大国のリーダーが戦う様をじっと見ていた。そう大統領にも、監督にも休息はないのだ。勝てば、勝つほどまた戦場が待っている。５３年ぶりの栄冠などもう頭にはない。常勝指揮官は今年も勝ちに行く。</p>]]>
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<title>福留メジャー生活にワクワク</title>
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<modified>2008-01-08T12:23:53Z</modified>
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<![CDATA[<p>　中日からＦＡ宣言した福留孝介外野手（３０）が、米大リーグのカブスに移籍する。正月２日にナゴヤ球場を訪れると、中日生え抜き初のメジャーリーガーが汗を流していた。“古巣”となったナゴヤ球場の外周を走って、屋内練習場でキャッチボール。中日前田と２人きりでリラックスムードが漂っていた。練習の合間にベンチに座った福留は、昨年１２月にシカゴを訪問した時のことを振り返った。</p>]]>
<![CDATA[<p>　「空港に到着するとカブスの球団幹部が４人も待っていた。おれと握手してそのまま行っちゃった。ただあいさつをするためだけに待っていてくれたんだ」。</p>

<p>　福留はシカゴで過ごした時間を「至れり尽くせりだった」と言う。空港では機内持ち込みの荷物をポーターが出迎えの車まで運んだという。「入国審査を何も持たずに手ぶらで通るなんてあんまりないよね」と驚く。さらに出迎えの車に乗ると運転手が後ろをチラチラ。「後ろからタクシーがつけてきているから、ちょっと巻くよ」と言われ、車は裏道をジグザグ。「運転手さんもすごい」と福留。まさにＶＩＰ待遇ともいえるもてなしだったという。</p>

<p>　それ以外にも驚きがあったという。「セキュリティー部というのかな、警備担当の部署があったんだ」。いざシーズンが始まれば、移動はすべてチャーター機。選手バスで直接、滑走路に乗りつける。日本のように駅のホームで待つ必要もない。福留は０６年のワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）で「滑走路乗りつけ」を体験したという。「移動はタフだけど、たぶんそんなに疲れないと思うんだよね」と笑った。</p>

<p>　メジャー１年目は、言葉の壁があり、困難もあるだろう。ただ福留から漂うのは、無邪気ともいえる高揚感。両目を輝かせる姿が、とても印象的だった。</p>]]>
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<title>極限のプレッシャーで際立つ岩瀬の存在感</title>
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<modified>2007-12-13T14:31:34Z</modified>
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<![CDATA[<p>　「人生で初めてです。こんなプレッシャー」。１１月１日、日本シリーズ第５戦で９回を３人でピシャリと締め、中日の５３年ぶりの日本一の胴上げ投手となった直後、岩瀬は言った。それもそのはず。通常の状況とはワケが違っていた。先発山井は８回までパーフェクトに抑えていた。つまり当たり損ねを含めた１本の安打、四死球すら許せない状況だった。想像を絶するプレッシャーだっただろう。</p>]]>
<![CDATA[<p>　入団以来９年連続５０試合以上登板の鉄腕は、幾多の修羅場を潜り抜けてきた。常にプレッシャーの中で登板してきた岩瀬がこれまで「別のプレッシャー」を感じたのは、長嶋ジャパンの一員として参加し、銅メダル獲得に貢献した０４年のアテネ五輪だったという。５試合に登板、無失点と結果を残したが、帰国後に「１球の重さが違いました」と話した。だが冒頭の登板はそれ以上だったのだろう。</p>

<p>　現在、岩瀬は台湾での北京五輪予選を戦っている。一発勝負の予選では負けはもちろんだが、点数を取られることも致命傷になる可能性もある。リーグ戦形式に慣れているプロ野球選手にとっては、勝手が違う部分もある。さらに、今回参加しているフィリピン、韓国、台湾の中では日本は実力的に最上位と見られている。勝って当然。負けることは許されないというプレッシャーもかかってくる。</p>

<p>　個人的に、今年一番大きなプレッシャーを経験したのは岩瀬だと思っている。ボールを１球投げるのもためらわれるほどのプレッシャーは、極限状態だろう。日本一達成後に、落合監督が言った「岩瀬はもっと評価されてもいい」との言葉は本音だろう。逆に言えば、岩瀬が山井とのパーフェクトリレーを完成させたからこそ、必要以上の「大問題」には発展しなかったともいえるかもしれない。</p>

<p>　オレ竜が誇る守護神は、２日の韓国戦で“今季最長”の２回１／３を投げ、１点を失ったもののリードを保って最終回に登板した巨人上原にバトンをつないだ。この試合でも、登板したのは終盤。最大でも２点差で万が一、同点とされれば一気に韓国に流れが傾き、北京五輪への切符が消えかねない状況で結果を残した。状況が違うとはいえ、大きなプレッシャーの中で力を発揮した岩瀬の存在感は際立っていた。</p>]]>
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<title>「非情」は落合監督へのほめ言葉</title>
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<modified>2007-11-13T16:41:59Z</modified>
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<![CDATA[<p>　記者席で思わずつぶやいた。「やっぱりな…」。１１月１日、日本シリーズ第５戦、９回表が始まる前に落合監督がベンチを出た時だった。完全ペースの先発山井から岩瀬への交代を告げた。後出しジャンケンのようで嫌だが、この“オレ流さい配”を予測していた。自分だけではない。担当記者の大部分が同じような反応だった。</p>]]>
<![CDATA[<p>　ペナントレースでも何度も見た光景だった。川上が中田が、朝倉が８回まで好投をする。「完投だ！」。「完封だ！」。そう期待してもセーブがつく状況ではほとんど岩瀬にスイッチしていた。だからこそ担当記者、地元ファンの間からはそれほど驚きの声が上がらなかったのかもしれない。批判の大部分はそれ以外のところから届いたものだという。</p>

<p>　交代理由については諸説が飛び交ったが、落合監督は表向きにはマメと右肩への不安が理由だったと発言している。チーム全体の岩瀬への思いもあっただろう。どれが真相かは落合監督のみぞ知る。だが、試合終了から約３時間が経過した午前０時過ぎ、落合監督に日本シリーズを制した理由としてこんな言葉を聞いた。</p>

<p>　「これまではオレに甘さがあったということなんだ。甘さを捨てたんだよ。監督というのはチームのみんなを（日本一という）ゴールまで連れて行かないといけない。だれかを使いたいからと、こだわってつまずくわけにいかない。ある意味で切り捨てる非情さが必要なんだ」。</p>

<p>　山井の名前を出したわけではない。指揮官としてのポリシーを語ったに過ぎない。ただ個人的にはこれが山井交代の最大の理由ではないかと思う。１－０という点差、山井の実績、すべてを総合的に判断して確率の高い方を選択した。翌朝新聞に大見出しが躍った。「非情」。言われてうれしい人は滅多にいないだろう。だが、過去の自分の甘さを呪っていた落合監督にとっては誉め言葉になるのかもしれない。<br />
</p>]]>
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<title>ルーキー岩崎、日本Ｓでも足魅せたい</title>
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<modified>2007-10-29T12:15:46Z</modified>
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<summary type="text/plain">　大学・社会人ドラフト５順目の岩崎達郎内野手（２２＝新日本石油）にとって瞬く間に...</summary>
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<![CDATA[<p>　大学・社会人ドラフト５順目の岩崎達郎内野手（２２＝新日本石油）にとって瞬く間に過ぎた１年だろう。ルーキーイヤーの最終盤となるクライマックスシリーズ（ＣＳ）の第１ステージ阪神戦前に初めての１軍登録。そのまま日本シリーズになだれ込む。「ＣＳが終われば、ファームのナゴヤ球場だろうなと思っていた。まさかこんな段階に来て、残っているなんて」。本人も驚きを隠せない。</p>]]>
<![CDATA[<p>　今季は７人の新人選手が入団した。黄金ルーキー堂上直や２月の沖縄キャンプで注目を集めた福田、シーズン前半戦で快速球を武器に４勝を挙げた浅尾。オープン戦を含めると、岩崎以外の６人全員が１軍に帯同した。「僕だけ１軍に入れなかったので、今年は無理だなあと思っていた」という岩崎にとって、喜びもひとしおだ。練習後に、新井や平田に付き添われて選手寮に帰る姿は、まだまだぎこちなさを感じさせる。</p>

<p>　それでもグラウンドに出れば「俊足」という武器がある。記念すべきプロ初出場は１８日のＣＳ第２ステージ巨人との初戦。８回２死一、二塁で、二塁走者・新井の代走で出場すると、井端の右前打で本塁に生還した。「ベンチに帰ると先輩たちが『ナイスラン』といってくれた。まあ別にふつうの言葉なんですけど、うれしかった」。２２歳のルーキーにとって、何ものにも代えがたい経験だ。</p>

<p>　中日とタイプの似た日本ハムへのリベンジ戦は、総力戦になるはずだ。接戦になれば、岩崎にも再び出場の機会があるかもしれない。岩崎は「打つほうは自信がないですけれども、こっちで頑張ります」と笑顔で自分の足を指差した。何が起こるかわからない短期決戦。俊足ルーキーがスポットライトに包まれる瞬間があるかもしれない。</p>]]>
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<title>「負の歴史」打ち破る舞台整った</title>
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<modified>2007-10-21T11:11:15Z</modified>
<issued>2007-10-20T01:07:23Z</issued>
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<summary type="text/plain">　過去、何度となく苦汁を飲まされてきたジンクスを破るチャンスがきた。巨人を倒して...</summary>
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<![CDATA[<p>　過去、何度となく苦汁を飲まされてきたジンクスを破るチャンスがきた。巨人を倒して優勝する。これが中日の悲願だ。昨年は、１０月１０日の東京ドームで延長１２回で巨人に勝ち、２年ぶりのリーグ優勝を果たしたものの、巨人は４位。その時点ですでにＢクラスが確定しており、直接対決という意味合いは薄かった。だが、今回のクライマックスシリーズは日本シリーズ進出をかけた戦い。これ以上ない舞台は整った。</p>]]>
<![CDATA[<p>　逆に２位中日が直接対決で負けて目の前で胴上げを見せつけられたことは何度もあった。最近でいえば９４年の勝った方が優勝の「１０・８」、９６年にナゴヤ球場最後の試合となった「１０・６」があった。００年には東京ドームで４点リードの９回に５点を奪われて逆転サヨナラ負けを喫した。さらに今年も勝ち越した方が優勝に近づく９月２４日からの３連戦で、先勝しながらも連敗…。球団初の連覇は、ほぼ消えてしまった。</p>

<p>　「大事なところで巨人との直接対決で勝てない？　確かにそうかもしれない。巨人は、そういう時には何が何でも勝たないといけないという感じだった。いつも優勝を争ってきたチームと、そうじゃなかったチームの差というのかな…」。ある中日ＯＢは巨人と中日の「違い」についてこう話した。巨人は昭和４０年代のＶ９に代表されるように常勝球団だった。が、中日は常に優勝争いという球団ではなかったからだという。</p>

<p>　だが、落合監督就任後、状況は変わりつつある。中日は０４年以降１、２、１、２位。常に優勝争いを演じてきている。過去、２度の日本シリーズで敗れるなど苦手としている短期決戦でも、変化がみられている。今年は、落合監督の積極的なさい配が奏功し、阪神とのＣＳ第１ステージに連勝して第２ステージに進出している。今年からセに導入された新システムと同時に「負の歴史」も払拭されることに期待したい。</p>]]>
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<title>結果論で振り返らないのがオレ流</title>
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<modified>2007-10-16T09:38:29Z</modified>
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<summary type="text/plain">　オレ竜の連覇が消えた。１０月１日、広島に敗れて巨人のマジックが「１」となり事実...</summary>
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<![CDATA[<p>　オレ竜の連覇が消えた。１０月１日、広島に敗れて巨人のマジックが「１」となり事実上の終戦を迎えた落合監督はこれだけ言った。「仕方ないだろう。勝負事なんだから」。敗軍の将、兵を語らず。巨人の優勝が決まった翌日も、その姿勢を貫いた。<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>　今季、落合監督の怒りに触れたことがある。９月１４日、甲子園。阪神との直接対決第１ラウンドを制した。９回２死二、三塁でウッズが藤川から決勝打を打った。あの、１１球すべてストレートの勝負だ。</p>

<p>　だが、記者には疑問があった。ウッズは試合後、ストレートを予想していたと話した。なぜ打者に予想されている球を投げるのか。ウッズ個人ではなく、中日というチームに勝ちたいのなら全球ストレートの勝負は避けるべきではなかったか？　２日後、甲子園にきた落合監督にぶつけた。</p>

<p>　「そんなことはない。ピッチャーが投げたんだからそれがベストだろう」</p>

<p>　そう言うと静かだった口調が突然激しくなった。</p>

<p>　「いいか。野球っていうのはピッチャーが投げて始まるスポーツなんだ。打者はピッチャーが投げないとどうしようもないんだ。イロハのイだ！　おまえがテストで答案用紙に答えを書くだろう？　それが間違っていても、そうだと思うから書くんだろう？　それと同じだ！　そんな話、聞きたくない！」。</p>

<p>　そう言うと監督室のドアをピシャリと締めた。落合監督は結果論が嫌いだ。「たら、ればを言うな」といつも言う。藤川という投手が最も抑える確率の高いボールとして「ストレート」を答案用紙に書き込んだ。それが正しいかなんてウッズに打たれるまでは、答えが出るまでは、だれにもわからないというのだ。</p>

<p>　それはオレ竜のペナントレースにも当てはまる。最大の敗因は間違いなく福留離脱の穴が埋まらなかったことだ。だが、それを語ったところで何の意味がある？　２位という結果にいたるまで苦悩があり、決断があった。「ストレート」を選択した藤川と同じ。だから将は敗因を語らなかった。生活をかけた勝負を結果論のみで振り返るのはあまりにも無粋－。オレ流指揮官はそう言いたかったのだろうと、今は思う。</p>]]>
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<title>連覇へ試練の竜見て思い出す運命の日</title>
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<modified>2007-09-28T08:21:47Z</modified>
<issued>2007-09-28T08:19:43Z</issued>
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<summary type="text/plain">　中日が、球団初の連覇に向けてがけっぷちに立たされた。２６日に巨人との大一番に逆...</summary>
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<![CDATA[<p>　中日が、球団初の連覇に向けてがけっぷちに立たされた。２６日に巨人との大一番に逆転負けして追い詰められた。まさに土俵際だが、落合監督に悲壮感はない。そんな指揮官の姿に、サッカー担当時代の０５年１２月３日を思い出した。今年のセ・リーグは中日、巨人に阪神が加わって３チームによる残り１０ゲームを切ってまでのし烈な優勝争いを繰り広げたが、０５年のＪリーグも、史上初めて５チームが最終節まで優勝の可能性を残しており、１２月３日は運命の最終節だった。</p>]]>
<![CDATA[<p>　首位はＣ大阪、２位にＧ大阪。浦和、鹿島、千葉にも逆転Ｖの可能性があり、５チームが勝ち点２差以内にひしめく大混戦。自力優勝のないＧ大阪の西野監督は「８回裏に逆転されてもまだ９回の表がある。１人でもうちがあきらめたら終わり」と“そんなの関係ない”とばかりにネバーギブアップ宣言。最終節は同時刻開催。午後２時にホイッスルが一斉に鳴った。</p>

<p>　どこかの会場でゴールが入るたびにめまぐるしく優勝の行方が変わった。そして首位Ｃ大阪が後半４４分５９秒に東京に同点ゴールを許す。Ｃ大阪のホーム長居に悲鳴がこだました直後、神奈川の等々力競技場でアウエーを戦うＧ大阪が３－２からダメ押しの４点目を入れて勝ち点３を確定的にした。</p>

<p>　ＦＷ大黒がベンチを飛び出して大きなＶサイン。ゴールしたＦＷアラウージョは両手を広げてゴール裏のスタンドに走った。ピッチになだれ込んだファン約１００人が歓喜のうずを作って、その中心には絶叫する助っ人ＦＷの姿があった。</p>

<p>　劇的な幕切れ。Ｃ大阪は残り１秒で散り、Ｇ大阪が逆転で初優勝した。Ｊリーグ初期に「こんなチーム、消えてしまえ！」と現キャプテンの川淵氏に罵倒（ばとう）された元弱小軍団がつかんだ初栄冠だった。</p>

<p>　中日の状況が、非常に厳しいことは間違いない。連覇へのミラクルを起こすためには、ネバーギブアップ精神が必要になる。それが残酷であれ、歓喜であれ、結末はしっかりと目に焼きつけたい。</p>]]>
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<title>苦節１０年、新天地で開花した元竜投</title>
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<modified>2007-09-21T09:17:12Z</modified>
<issued>2007-09-21T09:09:35Z</issued>
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<summary type="text/plain">　堂々とした様子は“１軍選手”のオーラを放っていた。名古屋への移動のため新幹線ホ...</summary>
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<![CDATA[<p>　堂々とした様子は“１軍選手”のオーラを放っていた。名古屋への移動のため新幹線ホームへ向かっていた東京駅。なつかしい顔にあった。小山伸一郎。覚えている中日ファンの方も多いだろう。９６年のドラフト１位で中日に入団。１５０キロの直球とスライダーで将来を嘱望された右腕。中日ではチャンスを生かしきれず、０４年オフの楽天球団発足と同時に無償トレードで移籍していた。<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>　小山にとって今季は飛躍のシーズンとなっている。クローザーの福盛が右ひじ手術のため離脱。野村監督によって、その後釜に抜てきされると、一気にブレーク。２０日現在の成績は２４試合に登板して３勝１敗２４セーブ、防御率０・６９。ほぼ完ぺきな数字が示すように今では野村楽天の絶対的な守護神としてフル回転している。これまで潜在能力を高く評価されてきた未完の大器が開花した。</p>

<p>　過去にも何度かチャンスはあった。最近では楽天移籍初年の０５年。圧倒的な球威で当時の首脳陣からセットアッパー、クローザーとして期待されていた。だがシーズンで結果を残すことはできず、その年は３０試合に登板し、１勝２敗、防御率４・５０に終わった。昨年も２２試合に登板し、０勝２敗、防御率８・５６。移籍３年目、プロ１１年目の今季は結果を求められる背水のシーズンでもあった。</p>

<p>　「今のポジションをつかめるように、頑張りたいですね」。ようやくチャンスをモノにしただけに、小山におごりや過信はない。小山と同期入団（ドラフト２位）の森野はプロ１０年目の昨年、三塁のレギュラーを獲得。今季は投手と捕手以外の７ポジションを守る万能ぶりを発揮しつつ、打っては５番打者として打率２割８分７厘、１４本塁打、８４打点と自己記録を塗り替える活躍を見せている。</p>

<p>　中日在籍時には、当時ドジャースの絶対的クローザーだったガニエ（現レッドソックス）に憧れ、サングラスなど、そのスタイルを真似ていたこともあった。だが、もうそんな必要はなくなっているだろう。少し遠回りして本格化したが、これからが本当の勝負。来年以降の交流戦、日本シリーズでパ・リーグを代表するクローザーに成長した小山が、古巣と真剣勝負する姿を見てみたい。</p>]]>
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<title>真の「天王山」知るオレ流監督</title>
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<![CDATA[<p>　８月２１日、落合監督は東京ドームのロッカーへと続く薄暗い通路を歩きながらいさめるように言った。<br />
　「おまえら、天王山という言葉の意味を知っているのか？　１４４試合目で優勝が決まるというならいくらでも使えよ。でも、まだ３０試合以上もあるんだぞ。言葉を扱う仕事なんだからもうちょっと考えろ」。</p>]]>
<![CDATA[<p>　敵地で首位巨人との３連戦。マスコミはこぞって「天王山」だと盛り上げた。これにクギを刺したのだ。</p>

<p>　こう言われたら黙っていられない。早速、調べた。天王山（てんのうざん）とは京都府にある山で西側の山腹が大阪府と京都府の国境をよぎっている。そのため天正１０年（１５８２年）に織田信長を討った明智光秀とそのあだ討ちを果たそうとする羽柴秀吉が戦った山崎の戦いでは、この山を制した方が天下を取るとして「天下分け目の天王山」と表現されたという。</p>

<p>　翌２２日、東京ドームの通路。こっちから仕掛けた。</p>

<p>　「監督、天王山という言葉の意味ですが…」。</p>

<p>　「そんな言葉、本当はないんじゃないのか？」。</p>

<p>　「いえ、京都の山なんです。秀吉と光秀が…」。</p>

<p>　そこまで言うと、歴史が好きな落合監督はすべてを理解し、にやりと笑った。</p>

<p>　「ああ、山崎の合戦か。そうか。だったら余計に（天王山という言葉を）使うなよ。まだそんな段階じゃないんだろう？」。</p>

<p>　本当の修羅場を経験している人間は勝負をあせらない。現役時代、落合博満は真の「天王山」を経験している。</p>

<p>　ロッテ時代、シーズン終盤のある試合で、無安打に終われば３冠王を逃すという試合があった。自宅を出発する時、落合選手は信子夫人に言ったという。「オレ、きょう打つから。いっしょに行こう！」。球場までのタクシーに同乗した夫人はスタンドで観戦していると目の前で打って、３冠王を確定させた。</p>

<p>　さらに９４年１０月８日。「国民的行事」として伝説になった中日対巨人の優勝をかけたシーズン最終戦（ナゴヤ球場）。巨人の４番・落合は先制本塁打を放ち、チームを優勝に導いた。</p>

<p>　「ああいうのを本当の天王山というんだ。まだまだ決まらないよ」。１０日現在チームは首位阪神に１・５ゲーム差の２位。落合監督の姿勢は不変だ。何でも「天王山」と表現され、大袈裟があふれる時代にあって決してペースを乱さない。巨人より、阪神より残り試合が多いことも自信の源だろう。オレ流指揮官はひょっとしたらシーズン最終戦のドラマすら見据えているのかもしれない。</p>]]>
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<title>「ピッチャー森野」コールも近い？</title>
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<![CDATA[<p>　左足を上げて振りかぶる姿に驚いた。１６日の阪神戦が行われた京セラドーム大阪。中日森野将彦内野手（２９）が、速いボールを投げ込んでいた。わずか５球程度だったが、野手の送球とは明らかに違う。「投手？　いやあ、遊びですよ。遊び」と質問は右から左に受け流されたが、それは完全に投球フォームだった。<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>　ギョッとしたのには訳がある。森野は、プロ野球史上３人目の珍記録に向けて一向聴（イーシャンテン）を迎えている。一向聴とは麻雀用語であと２牌で「あがり」という意味だが、森野も「マジック２」としている。プロ野球史上３人目の全９ポジション制覇だ。</p>

<p>　今季は１１２試合中１１０試合に出場して、捕手と投手以外の７ポジションを守っている（２９日時点）。春季キャンプでは三塁以外はほとんど練習していないことを考えれば、失策「４」はまずまずの数字だ。</p>

<p>　森野は「僕は守備のことはいいんです」と謙そんする。それでも中堅や遊撃もこなす適応力は「便利屋」というよりも「万能」という言葉がふさわしい。外野用、一塁用、三塁用のグラブを持ち歩く森野の荷物に、まずはキャッチャーミットが加われば１歩前進だ。</p>

<p>　過去に全９ポジション制覇を記録したのは２人だけ。７４年の高橋博士（日本ハム）と００年の五十嵐章人（オリックス）だ。セ・リーグでは達成者はいない。森野は珍記録について「そんな気持ちはないです」と言う。たとえ捕手をクリアしても、最大の難関「投手」が残っている。米大リーグでは大差のついた展開で本職の投手を消耗させないために野手をマウンドに送ることは珍しくないが、それはあくまで米国の話。それでも「ピッチャー森野」のコールを１度でいいから聞いてみたい。</p>]]>
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<title>岩瀬の揺るがぬ守護神哲学</title>
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<![CDATA[<p>　１勝４敗３３セーブ、防御率２・６２。この数字を見た場合、どんなイメージが思い浮かぶだろうか。クローザーとしては十分すぎるほどの数字だと思う。ファンの方なら、お分かりだと思うが、これは岩瀬の２３日現在の今季成績だ。７月１６日のヤクルト戦（ナゴヤドーム）で自己ワーストの５失点を喫するなど、開幕から「不振」と言われ続けてきているが、チームの５８勝中３４勝に貢献している。<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>　今季の岩瀬が「不安定」に映る要因は４４回２／３で４２安打を許すなど「打たれている」というイメージがあるのかもしれない。さらに直球も１４０キロ前後。例年に比べると、見栄えは決していいとはいえない。それでもここまでの救援失敗は「５」。ちなみに絶対的なイメージのある阪神藤川の失敗は「２」。本調子ではない中で、岩瀬はチームの勝利を締めくくっているといえるだろう。</p>

<p>　プロ９年目。これまでも多少のスランプはあったものの、入団から８年連続５０試合以上に登板し、２年連続４０セーブ以上をマークするなど、これまでの順調なプロ生活を送ってきた。だが、体調面で苦しみ、初めて「カベ」にぶつかっている。それでも岩瀬は「今年は苦しいシーズンになっていますね…。でも最後をしっかりと投げて、チームの勝ちに貢献するのが仕事ですから」と話している。</p>

<p>　０４年にクローザーに転向して以来、岩瀬は一貫してこう話してきた。「たとえボクが点を取られたとしても、リードを守ってチームが勝てれば、それでいいんですよ」。ずい分と控えめだなと感じていたが、今年は違う。落合監督は「切り札」として岩瀬に試合の最後を任せる。チームの勝利を締めくくるのが仕事。万全ではないと感じているだけに、そのプレッシャーは計り知れないだろう。</p>

<p>　福留が米・ロサンゼルスで右ひじを手術した。これでペナントレース中での復帰は絶望的な状況だ。多くの得点は望めない。今後は勝つ時には接戦になることが多くなるだろう。勝ち試合のほとんどで岩瀬が最後を締めくくることになるかもしれない。ペナントレースは残り３６試合。ブレない「守護神哲学」を持ってマウンドに上がる岩瀬が真価を発揮するのは、これからだと思っている。</p>]]>
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<title>問われる球宴の権威、オレ流嘆き節</title>
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<summary type="text/plain">　７月２０日、オールスター第１戦。セ・リーグを指揮する落合監督の表情は冴えなかっ...</summary>
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<![CDATA[<p>　７月２０日、オールスター第１戦。セ・リーグを指揮する落合監督の表情は冴えなかった。「楽しくなんかないよ。気をつかうことばっかりだ」。「オレもいろいろ考えを言ったけどムダだ。もう言うのはやめた」。出てくるのは嘆き節ばかり。とてもこれから年に１度のお祭りに向かう人とは思えなかった。<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>　一見、華やかな球宴の舞台裏では主催者である日本野球機構と、現場との軋轢（あつれき）があった。問題の１つは球宴史上初めてデーゲームが開催されたことだ。第１戦は東京でナイター。第２戦は仙台でデーゲーム。主催側の事情があってのことだが、監督、選手は第１戦後、深夜の移動を強いられた。コンディションがいいはずがない。</p>

<p>　「ケガをする可能性があるだろう。そんな状況で選手を預かれない」。この日程が決まった春先、何より故障防止を最優先とする落合監督は球宴監督辞退の姿勢すら見せたという。同じくパ・リーグ王監督も意義を唱えた。この結果、ナイター後、仙台への最終の新幹線で移動するという措置がとられた（結局、当日は事故によって発車が遅れたのだが…）。</p>

<p>　また球宴辞退者に関するルール変更もあった。基本的に辞退者は後半戦から１０試合の出場停止だが、これまでは「顕著な傷病等」と認められた場合は停止期間が短縮されるという“特例”があった。昨年は右ひざ痛の福留らがこれに該当した。しかし、今季からいかなる理由があっても辞退すれば出場停止が課されることになった。つまり故障をタテにしたズル休みを防止するということ？<br />
　<br />
　「そういうことなんだろうな。でもほとんど選手は出たいと思っているさ」。少なくとも福留は昨年からオールスターには並々ならぬ意欲を持っていた。ズル休みを防止するようなルール変更はかえって機構側が球宴の価値を下げているだけのような気がした。</p>

<p>　近年、球宴の権威が問われてきた。そんな中で第１戦はアイドル歌手で女性ファンを騒がせ、第２戦はベテラン芸人の軽妙なトークで笑いを誘った。バラエティー感覚のファンサービスが悪いとは言わない。ただプレーの質、試合内容を置き去りにして球宴の権威も何もあったものではない。</p>

<p>　そういえば先日、大リーグ取材から帰国後、落合監督の第一声が「（メジャーの）オールスター見てくりゃいいじゃねえか」だった。今思えば、これにはいろいろな意味が含まれていたのかもしれない…。</p>]]>
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<title>菊地、北京でマサ直伝スクリューだ</title>
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<modified>2007-07-28T05:44:17Z</modified>
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<summary type="text/plain">　サッカーの日本代表が、アジア杯で準決勝に進出した。２１日のオーストラリア戦では...</summary>
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<![CDATA[<p>　サッカーの日本代表が、アジア杯で準決勝に進出した。２１日のオーストラリア戦ではＧＫ川口がＰＫ戦で２本も止めた。中国で開催された０４年の同杯でも同様の活躍を見せた。猛烈なブーイングの中で、鬼神のような存在感。日本代表にとって中国は「完全アウエー」だった。そんな過酷な状況でのプレーを心待ちにする選手が中日にもいる。<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>　大学・社会人ドラフト３巡目菊地正法投手（２２＝東邦ガス）が、中国・北京で８月１８日から６日間にわたって開催される「プレ五輪」の日本代表１次候補選手３０人に選ばれている。プレ五輪は、０８年の本大会に向けて大会運営や施設の状態をチェックする予行演習的なもの。シーズン中のためにファームの若手や大学生が中心。菊地は「最初は驚きました。マネジャーから『パスポートあるか？』って聞かれて。海外には行ったことがないから初めて申請しました」と笑った。</p>

<p>　初の海外遠征、しかも開催地ではアウエーの洗礼が待つ。それでも２２歳は「ヤジやブーイングに負けないようにしたい。まあ中国語はわからないので、気にならないでしょ。言葉の勉強もしないようにしますよ。野球をやりにいくわけだから」と受け流した。社会人の三菱自動車岡崎では野球部の活動自粛を経験。先の見えない中で自主練習を続け、東邦ガス移籍からプロにたどりついた苦労人だけに、肝が据わっている。</p>

<p>　技巧派のルーキー左腕は、緩急と制球で勝負する投球で「山本昌２世」を目指している。北京での勝負球は、マサ直伝のスクリューと決めている。「逃げるボールで勝負したい。ただ選考に受かることが先決です」。１次候補選手の３０人は８月８日から神戸での直前合宿で２４人に絞り込まれる予定。サバイバルを果たし、中国での経験を大きな財産にするつもりだ。</p>]]>
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