球春満開なのに、舞台裏には暗雲が漂っています。
裏金の温床とも言われる現行ドラフトの希望枠。
即刻撤廃。これしか、ファンの不信をぬぐえないのに、またも、1球団のエゴに振り回されています。
先週の代表者会議。
出席できなかった西武を除く8球団は、積極的に撤廃へ賛同しました。
しかし、巨人は希望枠撤廃の条件として、FA取得の期間短縮を譲らなかったのです。
9年から5、6年への大幅な短縮です。
7時間を超える議論。一般社会なら議決し、多数決で撤廃になるところ。
ここで巨人に助け船を出したのは、1月に退任し、球界にとどまった根来コミッショナー代行。
「制度を十分研究してからの方がよい」
来年3月まで時間をかけ議論するよう「見解」を示し、撤廃案は先送りに。
歴史は繰り返す。私は江川問題を思い出しました。
1978年11月から79年1月にかけて社会問題にもなった球界の不祥事。
巨人は法大を卒業し、野球浪人中の江川投手と不法な入団契約を結びました。
しかし、この契約をセ・リーグ会長は却下。江川はドラフトで阪神が指名。
すると、当時の金子コミッショナーは「江川を巨人にトレードするよう」強い要望を出し、小林投手との交換が決まりました。
コミッショナーの後押しで巨人と江川の希望は通ったのです。
球界の良識が最も問われるときに、巨人を後押しするコミッショナー。
球界は根来代行に代わるコミッショナーの人選方法をも一新しなくてはなりません。
このブログも今回で終了します。10年間のアクセスありがとうございました。
]]>パ・リーグは今週末の24日。セ・リーグは1週遅れて30日に始まります。
新たな挑戦の始まり。
監督、選手は胸に期すものがあるでしょうが、球界の前途は厳しいですよ。
年々、人気が下降線をたどっている日本のプロ野球。
今年はさらに厳しい状況を迎えています。
今年からセもプレーオフ制度を導入。
交流試合を36試合から24試合に減らす代わりに、同一リーグの試合数はセ、パともに120試合。
合計144試合で歩調を合わせ、新しい試みをスタートさせます。
しかし、制度の改革だけでは、ファンをひきつけることはできません。
新たに挑戦しているレッドソックスの松坂やヤンキース井川。
松井やイチローの動向を含めて、野球ファンのメジャー・リーグへの関心は一層高まっています。
早大に進学したハンカチ王子・斎藤投手効果で、東京六大学への注目度も上がっています。
巨人戦の中継を大幅に減らした日本テレビが、東京六大学の試合を中継するというのも、プロ野球が置かれている現状を浮き彫りにしています。
こうした状況を監督や選手は、しっかりと受け止めて、プレーしなくてはならないでしょう。
「すべては歓声のために」。
昨年に続く日本プロ球界のスローガンです。
監督も選手も、開幕前にもう一度考えて下さい。
「どうすれば、ファンの心をつかむことができるのか」を。
1打席も1球もすべてはファンのためなのですよ。
(次回更新予定は3月26日です。尚、次回をもちまして「まゆげのノーさん」は終了いたします。)
]]>2004年。球界は裏金問題で揺れました。
8月。当時明大、その後楽天に入団した一場投手に巨人が、10月には阪神、横浜も栄養費として裏金を渡していたことが発覚。
3球団のオーナーが責任をとって辞任しました。
2005年。6月。球界は12球団が結束して、倫理行動宣言を採択。裏金追放を宣言しました。
西武はこの倫理行動宣言後にも、アマ2選手に裏金を支払い続けたのです。
今後は第3者による徹底した調査。コミッショナーからの重い処分が下されますが、それで一件落着とはいかないでしょう。
折しも、昨年で期限切れとなったドラフト改正議論の真っ最中。
社会人と大学の一部選手に球団を選ぶ権利を与える「希望枠」の存続が最大の焦点となっていました。
大勢は巨人はじめ、有力数球団の推す希望枠を存続させる方向でした。
その前提が「裏金は根絶された」でした。
なぜなら、希望枠と裏金は密接な関係にあったからです。
一部の選手に、球団を選ぶ権利を与えたときから、スカウトの間でささやかれたのは「有力選手に入団の約束をもらうためには裏金も必要悪」の声でした。
その実態が再び明るみになった以上、希望枠は撤廃するしか、ファンを納得させる道はないでしょう。
戦力の均衡。契約金の高騰を抑えるのが本来のドラフトの目的。
その原点がメジャーも採用している下位チームから指名するウエーバー方式。
デメリットを論ずるよりも、ドラフトをリセットするために採用ありきです。
(次回更新予定は3月19日です)
]]>メジャーではレッドソックス松坂。日本ではその松坂の後継者、楽天田中。
ふたりの期待の「ルーキー」が、ともに順調なスタートを切っています。
ファンにもオープン戦はごひいきチームの今季を占う気になる試合です。
ということで、今回はオープン戦と公式戦の因果関係を調べてみました。
過去10年のデータですが面白い関係が見つかりました。
まずは、オープン戦で優勝したチームがリーグ優勝した例は1度だけです。
1998年の西武です。
しかし、日本シリーズでは横浜に敗れています。
オープン戦で優勝し、リーグ優勝、日本一になったのは1990年の西武まで遡らないとありません。
オープン戦の優勝は「強さの証明」にはならないのです。
といっても、オープン戦の最下位。セ、パ合わせて12位のチームが優勝した例もありません。
オープン戦で弱すぎてもペナントレースでは勝てません。
この10年、セ、パ20の優勝チームで最も多いのは、2位から6位のチーム。
12チームが優勝し、うち8チームが日本一になっています。
昨年日本一の日本ハムは4位。一昨年日本一のロッテはオープン戦5位。
ここから何が読みとれるのでしょうか。
オープン戦はムチを入れすぎて戦ってもだめ。
7〜8分の仕上がりでオープン戦を終了。
開幕と同時にエンジン全開するのが理想の調整ということになります。
たかがオープン戦。されどオープン戦。
ごひいきチームの順位にご注目下さい。
(次回更新予定は3月12日です)
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