2006年01月27日
ノムさん、敵は「世代の壁?」
5年ぶりにプロ球界に復帰した楽天野村監督の大敵は、ロッテでもソフトバンクでもない。「制度の違いと年代差」です。
キャンプインを目前にした25日、12球団の監督会議が開催されました。
今年は5人の新監督が誕生しましたが、70歳の新監督・楽天野村監督から4つの制度改革案が提案されました。
1.予告先発の廃止 2.プレ−オフ制度の見直し 3.打者への情報伝達の緩和 4.ベンチでメガホン使用の解禁。
野村監督は20分も「野村の考え」を訴えました。だが、11球団監督からは感想もなし。質問もなし。
「予告先発は監督が楽なだけ。野球は知識、情報を駆使するもの。野球の本質を見失わないでほしい」という訴えは、通りませんでした。
ヤクルト監督時代は、相手の裏をかく投手起用。情報、デ−タを駆使した戦術で3度も日本一に。「ID野球」「弱者の戦術」とも呼ばれ、野村野球は一世を風靡しました。
プレ−オフの見直しを除く3案は、ID野球や弱者の戦術を実践するために、野村監督には必要な要素。
しかし、時代が変わり、リ−グも変わりました。現行制度がパの5球団監督やファンの賛同を得ているのでは、勝ち目はありませんでした。
さらに阪神監督になってからは、3年連続最下位。野村の考えは消化不良で終わりました。
かつて野村監督自身、チ−ム作りの難しさについて「選手との年代の差」をあげています。
阪神時代より、また年代差が開いた今年。孫の年代の楽天の若手に、いかに野村の考えを浸透させるか。
制度の違いと年代の差を乗り越える「野村の考え」改訂版はあるのでしょうかか。
(次回の更新予定は2月2日です)

