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<title>ちんぱん川喜田のＦ１放浪記</title>
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<title>立場悪くなったクレメンス</title>
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<summary type="text/plain">　開幕への機運が高まり、各チームから選手たちのトレーニング、仕上がり具合に関する...</summary>
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<![CDATA[<p>　開幕への機運が高まり、各チームから選手たちのトレーニング、仕上がり具合に関するニュースが多くなっているが、ニューヨークでは相変わらずあの問題が大きな比重を占めて報道されている。ミッチェル・リポートによるロジャー・クレメンス元ヤンキース投手の薬物使用疑惑だ。<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>　１３日に開催された公聴会でクレメンスが使用を否定し、対して元トレーニングコーチのブライアン・マクナミー氏が使用を明言するという完全対立の形で終わったのは既報の通り。さらにその後クレメンスの親友でやはりマクナミー氏に薬物注射を打ってもらったというアンディ・ペティット投手が使用を認めて謝罪したものの、クレメンスの使用に関しては言葉を濁して終わっていた。</p>

<p>　このままシーズン後まで大きな進展はないのでは、とも見られていたが、次のステージでの動きが出たと２５日付ニューヨーク・タイムズ紙が伝えたのである。</p>

<p>　その動きとはクレメンスに偽証の疑いがあるとして、司法省に調査を求める手紙を公聴会を開催した米下院政府改革委員会が作成したというもの。</p>

<p>　以前紹介したが、公聴会でのクレメンス、マクナミー氏双方の証言は宣誓をした上でのもの。その内容に虚偽があった場合偽証罪に問われる可能性があるのだ。つまりクレメンスが疑われているということである。同紙によれば、最終判断は出ていないがマクナミー氏に対する調査依頼はされておらず、報道の通りであれば、クレメンスの方が現在の立場が悪いと判断できる。</p>

<p>　これまでのＭＬＢリーグ規則を基準にしたものから、刑事事件の可能性への追求と事態が進展したことで、問題の重さが増したのだ。</p>

<p>　２６日付のニューヨーク・ポスト紙など裏１面で”犯罪の時”という見出しで、この問題が”犯罪”というレベルに上がったことを大々的に報じている。</p>

<p>　渦中のクレメンスだが長男コービーが所属するアストロズのマイナー・キャンプで指導をする予定だ。それに先立ちクレメンスは指導への豊富を報道陣に語ったが問題に関しては「言うべきことはすべて言った」と沈黙を保ったという。</p>

<p>　名誉の殿堂入りが確実な大投手がそのキャリアに関する問題で犯罪者になってしまうのは避けて欲しいのだが、今は事態の進展を見守るしかなさそうだ。</p>]]>
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<title>ソーサ、ボンズ…帰ってきて欲しい選手たち</title>
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<modified>2008-02-21T00:39:42Z</modified>
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://blog.nikkansports.com/baseball/mlb/watanabe/">
<![CDATA[<p>　スプリング・トレーニング、キャンプのニュースが続々と入ってきて、今年もベースボールのシーズンが始まるんだな、と浮き浮きした気分になっている。だが、そんな中、一時はＭＬＢを代表する、といわれた選手の名前がいまだに見当たらず少し寂しい気分を味わうのもこの季節だ。</p>]]>
<![CDATA[<p>　日本人メジャーリーガーの先駆け、野茂英雄投手は今シーズン、ロイヤルズのマイナー契約から再起を図っているが、一時はその“女房役”として知られたマイク・ピアザ捕手はまだ所属チームが決まっていない。</p>

<p>　捕手として最多の通算４２７本塁打を放っているピアザだが、昨シーズンはアスレチックスで８本塁打、打率２割７分５厘という成績に終わっている。</p>

<p>　一時は本塁打を量産し、通算６０９本を記録しているサミー・ソーサも同様だ。ソーサは昨シーズン、レンジャーズで２１本塁打、９２打点をたたき出している。しかしどのチームからもオファーがない状態なのだ。</p>

<p>　２人とも年齢はまだ３９歳で、昨シーズンの成績からすればそれなりの活躍は望めそうだし、当人たちに引退の意志はないのだが、要求されるであろう年俸の高さなどからすると積極的に獲得に乗り出すチームが皆無ということのようである。当人たちにとっては今はひたすら我慢のとき、ということか。</p>

<p>　ミッチェル・レポート・スキャンダルが大きく影響していると思われるのが、ロジャー・クレメンス投手とバリー・ボンズ内野手だ。</p>

<p>　７度のサイ・ヤング賞と１度のＭＶＰに輝くクレメンスは４５歳、ＭＬＢ通算本塁打記録を持ち、７度ＭＶＰを受賞しているボンズは４３歳。確かに年齢は高いがやはり共に今シーズンもそれなりの数字を見込める選手である。が、やはり現役続行の意志を示してはいるものの現在獲得の意思表示をしているチームはない。彼らが現在身にまとってしまったイメージは悪すぎるということなのだろう。</p>

<p>　実力、人気、ビジネス、それらが組み合わさって成り立っているのがプロスポーツであり、ＭＬＢ。そんなシビアな世界であることをあらためて感じずにはいられない。彼らが今シーズン、ファンの祝福と共に栄光の場所に戻ってきてくれることを願わずにはいられない。</p>]]>
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<title>薬物使用公聴会、うそをついているのは誰だ？</title>
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<modified>2008-02-14T06:58:46Z</modified>
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<![CDATA[<p>　１３日午前１０時（日本時間１４日午前０時）ついにミッチェル・レポートを発端としたＭＬＢの薬物使用問題に関する米下院政府改革委員会の公聴会が首都ワシントンＤＣで開催された。</p>]]>
<![CDATA[<p>　当初はヤンキースのアンディ・ペティット投手や元ヤンキース内野手のチャック・ノブロック氏なども出席を求められていたが、事前面談への協力状況などから証人リストから外された。その結果、使用を完全否定し続けているロジャー・クレメンス投手と、クレメンスとペティットにヒト成長ホルモン（ＨＧＨ）やステロイドを注射したとする元トレーニング・コーチ、ブライアン・マクナミー氏のいわば一騎打ち状態での開催となったのである。</p>

<p>　実際公聴会も両者の対決姿勢が一層強く出た展開となった。出だしから、クレメンスがマクナミー氏から違法な物質ではなく、ビタミンB１２の注射を受けたと証言したのに対し、マクナミー氏はビタミンB１２の注射をしたことはなく、ステロイドやＨＧＨを含む注射を打ったと証言したのだ。</p>

<p>　ペティットは親友クレメンスがＨＧＨを使用していたことを示す証言をしている。この件に対し、クレメンスが聞き間違ったのだと信じている、と反論した。ただクレメンスはこの点に関してかなり不利な印象なのはこの日も変わらなかった。</p>

<p>　対してマクナミー氏は事前面談でミッチェル・レポートでは１６回としていた注射の回数をもっと多かったと思う、とその証言を変えている。この他、いくつかの点であやふやなところも多く、また保身に走っているように見えるところもある。</p>

<p>　５時間に渡った質疑の内容はこれから精査、検討されるだろうが、第一印象としてはお互い真っ向勝負に出たものの、決定打を欠き、とりあえずは痛み分けといった感じではあった。</p>

<p>　ただここまで意見が対立すると、どちらがうそをついて証言をしていることになる。アメリカのメディアでも「うそつきは誰だ？」といった見出しが飛び交っている状況だ。</p>

<p>　公聴会は宣誓の下に証言を行っており、うその証言は偽証罪に問われる可能性が高い。偽証罪で有罪になれば最大５年の禁固刑を科される可能性もあるのだ。それだけに今回の公聴会の内容は重要であり、今後の展開についてかたずをのんで見守っていくしかなさそうである。</p>]]>
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<title>ＮＦＬジャイアンツ、ＭＬＢはサンタナ獲得でＮＹ留飲</title>
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<modified>2008-02-07T01:12:40Z</modified>
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<![CDATA[<p>　３日に行われたプロ・アメリカンフットボールＮＦＬの優勝決定戦スーパーボウルでニューヨーク・ジャイアンツが劇的な勝利を収め、今ＮＦＬのみならずほぼすべての地元スポーツ・ファンはこれまでにないほどの盛り上がりを見せている。</p>]]>
<![CDATA[<p>　それは対戦相手がボストンを中心とするニューイングランド地方を本拠とするペイトリオッツだったからだ。しかも戦前の予想では今シーズン無敗で１８連勝中だったペイトリオッツが圧倒的に有利と見られていた。</p>

<p>　ニューヨークのファンにとっては、ＭＬＢでレッドソックスがヤンキースを破った後ワールド・シリーズを制したことで、今度は２つ目の優勝トロフィーをボストンに奪われるのではないか、と危機感を抱いていたのだ。</p>

<p>　それ故、ジャイアンツが勝ったことで、普段ＭＬＢのみを応援している人までもが大いに留飲を下げたというわけである。実際、１００万人以上のファンが詰めかけた５日の優勝パレードでは「ボストン、最低！」というプラカードが多数掲げられ、何度もコールされていた。次は打倒レッドソックス、そんなふうに思っているファンも多いようだ。</p>

<p>　そしてスーパーボウル前日の２日、ニューヨークのＭＬＢファンにとってｈとても大きな契約が正式に結ばれている。メッツがツインズから交換トレードで獲得したヨハン・サンタナ投手が身体検査を通過し、正式契約が済んだと発表されたのだ。契約条件は投手としては史上最高の６年総額１億３７５０万ドルとなっている。さらに７年目のオプションはメッツが持つが、期間内に一定条件を満たせば契約延長が自動的に確定する内容になっている。</p>

<p>　メッツはこれで大黒柱となる先発一番手を確定でき、来シーズンから数年は先発陣を組むのがかなり容易になるのは確定的だ。これまで以上に強力な布陣となるだろう。</p>

<p>　ただこの契約にニューヨークのファン全員が喜んだというわけでもない。これまでもお伝えしたようにヤンキースもサンタナ獲得に乗り出していたからである。</p>

<p>　ヤンキースのブライアン・キャッシュマンがツインズが交換条件として要求した若手投手、フィル・ヒューズを出すことを拒否したともいわれており、必ずしもメッツに奪われた感じはない。ただヤンキース・ファンにとっては残念と感じる結果なようである。</p>

<p>　同じニューヨーク内でいがみ合うような事態もどうかと思うが、それは全米最大都市ならではの多様性といえるかもしれない。同時に普段はそうでもないのにライバル、ボストンにしてやられそうな事態になると、ヤンキースもメッツも、ＭＬＢもＮＦＬも超越して対抗心を見せるところがそれ以上に面白いところのだが。</p>]]>
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<title>最終年迎えるヤンキースタジアム</title>
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<modified>2008-01-31T03:43:33Z</modified>
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<summary type="text/plain">　今年、ニューヨークの２つのＭＬＢスタジアムがともに最後のシーズンを迎える。...</summary>
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<![CDATA[<p>　今年、ニューヨークの２つのＭＬＢスタジアムがともに最後のシーズンを迎える。</p>]]>
<![CDATA[<p>　それぞれに日本人にとってなじみの深いスタジアムがその役割を終え、新たに建設されているスタジアムにその役割を渡す。今回はヤンキースにおけるスタジアム新旧交代のメリットをチームにとっての収益面から見てみたい。</p>

<p>　大打者ベーブ・ルースの加入と活躍をきっかけに建設されたから“ルースが建てた家”というニックネームを持つ現ヤンキースタジアムだが、１９７４、７５年の２年間に渡り大リノベーションが行われてもいる。ただその近代化が図られたとはいえ、基本デザインはオリジナルに近く、さらにそのリノベーションから既に３０年以上が経っているため、建物そのものの老朽化だけでなく、現在のスポーツビジネスの主流から見るとかなり見劣りのする施設になっていたのも事実だ。</p>

<p>　まず収容人数だが、現在は５万７５４５人で、人気の高いヤンキースにとってその数では悪いものではない。実際、現スタジアムの北側に建設されている新ヤンキースタジアムの収容人数は約５万３０００人に減少するのである。新スタジアムに移ることで収入減になるようにも見える。だが、実際はそれ以外の面での拡充が大きいのだ。</p>

<p>　まず大幅に増やされるのが豪華なスイートボックスである。現代のアメリカ・プロスポーツにおいて高額なスイートボックスは重要な収入源となっている。しかし現スタジアムでは人気チームかつアメリカ最大都市地域にありながら１９しかなかったのである。新スタジアムでは一挙に３倍以上の６７に増やされる予定だ。</p>

<p>　また、近年プロスポーツ経営ではどこもスタジアムでの物販、飲食による収入に力を入れるを入れている。来場したファンにゲームだけなく、ボールパークを楽しんでもらい、同時にお金を落としてもらおうという発想だ。ヤンキースタジアムはその点でも不利な状況にあった。スタンド裏のコンコースが貧弱で、来場したファンがゆったりとゲームの前後、合間にグッズやフードを買うということは難しく、逆に毎回混雑に巻き込まれることを覚悟しなければならないような環境だったのである。</p>

<p>　ネット裏の外周部分にチームショップを増設したり、外部に飲食施設を作ったりして対応してはいたが、ボールパークとしての一体感という意味では見劣りしていた。</p>

<p>　新スタジアムの外観は現スタジアムに似たレトロなものとなっており、フィールドのデザインも似ているが、スタンドと外周部の間には広いコンコースがとられており、施設も増大されている。ファンの購買意識を高めるように環境整備がなされているのだ。</p>

<p>　収容人数は減ってもこれらの拡充によって新スタジアムへの移転は大きな収入増が確実視されているのである。ＭＬＢで一番裕福な球団として知られるヤンキースだが、更なる飛躍が２００９年に起こるかもしれない。</p>

<p>　同時に今年は今年で現スタジアム最後のシーズンというアピール・ポイントもある。その最初のクライマックスが７月のオールスターゲーム開催だ。全米のＭＬＢファンが現スタジアムの思い出に浸るのは確実である。</p>

<p>　となるとラストゲームが最大の焦点になるが、これはヤンキースのポストシーズン次第ということになる。現スタジアムの思い出演出、というビジネス面からも今年はワールドシリーズ進出はある意味ノルマになっているのだ。</p>]]>
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<title>薬物騒動うんざりだが、今度はノブロックに注目</title>
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<modified>2008-01-24T01:22:49Z</modified>
<issued>2008-01-24T01:20:35Z</issued>
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<summary type="text/plain">　もううんざり気味だが、ミッチェル・レポートによる薬物使用問題のスキャンダルはま...</summary>
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<![CDATA[<p>　もううんざり気味だが、ミッチェル・レポートによる薬物使用問題のスキャンダルはまだまだ続く。</p>

<p>　２２日にはまた新たな問題が発覚した。米下院政府改革委員会が、大リーグの薬物問題を調べる公聴会と事前面談について、元ＭＬＢ選手のチャック・ノブロックに対する出席要求を、「任意」から強制力を持つ召喚に切り替えたと発表したのだ。ノブロックはツインズ、ヤンキース、ロイヤルズで活躍した元内野手。２００２年いっぱいで引退したが、９８年から０１年まで在籍したヤンキースではデレク・ジーター内野手とのコンビで知られた。</p>]]>
<![CDATA[<p>　そんなノブロックもレポートでは０１年にブライアン・マクナミー元トレーナーからヒト成長ホルモン（ＨＧＨ）の注射を受けたと指摘されている。つまり焦点となっているロジャー・クレメンス投手の使用問題に直結している疑いがあるのだ。</p>

<p>　こうしたことにより２月１３日に予定されている公聴会とその事前面談への出席を求められていたのである。ちなみに公聴会出席を求められているのはノブロックの他、クレメンス、やはりヤンキースのアンディ・ペティット投手、マクナミー氏など５人。</p>

<p>　事前面談はノブロックが最初に行われる予定で、出席要求に対する返事の期限が１８日だったものの、ノブロックはこれに応じなかったのだという。そのため委員会は召喚に至ったとしている。</p>

<p>　ノブロックは２３日現在メディアの前に姿を現していないようで、彼の真意は不明だ。</p>

<p>　その他の出席要求を受けた人物たちだが事前面談がクレメンスは２６日に、さらにペティットが３０日に、マクナミー氏は３１日に予定されている。各氏とも出席する見込みだ。</p>

<p>　クレメンスが使用を否定し続け、マクナミー氏と対立し、ペティットは早々と使用を認めたのはこれまでもお伝えしたとおり。そこに今回ノブロックが謎の行動を取った印象で、果たして召喚による面談で何を話し、クレメンスやマクナミー氏にどんな影響を与えることになるか。さらに混迷は深くなっている。本当にもううんざりなのだが。</p>]]>
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<title>薬物問題、サンタナ争奪戦、まだまだ続く激震</title>
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<modified>2008-01-17T00:24:55Z</modified>
<issued>2008-01-17T00:12:40Z</issued>
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<summary type="text/plain">　ミッチェル・レポートが引き起こしたＭＬＢ選手薬物使用スキャンダルの激震はいまだ...</summary>
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<![CDATA[<p>　ミッチェル・レポートが引き起こしたＭＬＢ選手薬物使用スキャンダルの激震はいまだ収まる様子がない。１５日には首都ワシントンＤＣでこの問題に対する公聴会が開催された。</p>]]>
<![CDATA[<p>　米下院政府改革委員会が開いたもので、バド・セリグ・コミッショナー、ドナルド・フェア選手会専務理事らが出席。委員会による薬物対策の遅れに対する責任や再発防止策に関して証言を行った。</p>

<p>　セリグ・コミッショナーはこの問題に関して自分の責任を認めたうえで、薬物などの禁止行為を調査する新部門を設立するなどリポートが勧告した対策を履行しはじめたことなどを強調している。</p>

<p>　また、委員会は同公聴会の中でリポートの中で薬物使用選手と指摘されているアストロズのミゲル・テハダ内野手が虚偽の発言をした可能性があるとし、司法省に偽証罪の捜査をするよう要請した。これは２００５年に同委員会が調査をした際、テハダが薬物使用を否定する証言をしたことを問題視したもの。遂にこのスキャンダルは司法省をも巻き込んだ事件へと発展してしまったのである。</p>

<p>　ただし今回の公聴会の内容に関しては事前に予想されていたものばかりで、意外な展開はなかったのも事実だ。証言を行ったのがコミッショナーなどこうしたやりとりに慣れている人物ばかりだったのがその原因の１つだろう。２月１３日に渦中のロジャー・クレメンス投手などが出席する公聴会が開かれる予定で、そちらの展開のほうが気になるところではある。</p>

<p>　問題の継続、という意味ではその１５日付でニューヨーク・ポストが「まだプレー中」という見出しで報じたヤンキースによるツインズ左腕ジョアン・サンタナ投手獲得問題もまだ継続中だ。</p>

<p>　サンタナ争奪戦はメッツが優位といわれており、レッドソックスも熱心に動いていることからヤンキースはあきらめるのでは、ともいわれていた。が、１４日にハンク・スタインブレナー副社長がまだ戦線から脱落していないことを明言したのである。</p>

<p>　ツインズはフィル・ヒューズ投手、メルキー・カブレラ外野手などを要求していると見られており、この２選手をヤンキースも交換要員に入れている模様だ。気になる松井秀喜外野手についてはニューヨーク・ポストなどの報道ではツインズの希望選手には含まれていなかった。</p>

<p>　こちらの問題もまだまだ波乱が続きそうである。</p>]]>
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<title>さらにエスカレート！クレメンス対マクナミー氏</title>
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<modified>2008-01-10T01:09:05Z</modified>
<issued>2008-01-10T01:05:24Z</issued>
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<summary type="text/plain">　ミッチェル・レポートで浮かび上がった元ヤンキース、ロジャー・クレメンス投手の薬...</summary>
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<![CDATA[<p>　ミッチェル・レポートで浮かび上がった元ヤンキース、ロジャー・クレメンス投手の薬物使用疑惑がさらなる展開を見せた。</p>]]>
<![CDATA[<p>　この疑惑については現在、先週お伝えしたレポートの調査で使用を証言した元トレーナー、ブライアン・マクナミー氏と使用を否定するクレメンス側の食い違いが大きな焦点となっている。両者の衝突は今週、メディアと法廷を巻き込んだ争いへと発展してしまったのだ。</p>

<p>　まず動きを見せたのはクレメンス側だった。６日夕方大手テレビ局ＣＢＳの人気番組「６０ミニッツ」に独占インタビューという形で出演。ステロイドやヒト成長ホルモンの使用は「一切ない」とし、マクナミー氏から受けた注射は「リドカインという痛み止めの麻酔とビタミンＢ１２だけだ」と疑惑をあらためて否定した。</p>

<p>　また、同日マクナミー氏をミッチェル・レポートのクレメンス自身に関する内容が１５カ所事実に反しており、名誉を棄損されたと、テキサス州の裁判所に告訴したことも明らかになったのである。</p>

<p>　さらに翌日レポートが発表されてから初めて記者会見を開き、告訴の理由について同様の説明をし、再度身の潔白を主張した。この会見では「私は刑務所に行く。あなたが望むことは何でもする」とマクナミー氏が話すクレメンスとマクナミー氏の電話録音テープが公開されてもいる。</p>

<p>　対するマクナミー氏だが、８日に発売されたスポーツ誌スポーツ・イラストレイテッド最新号で、禁止薬物使用をあらためて証言している。今回は「彼は冬や春季キャンプでは薬物を使わなかった。７月下旬から８月に摂取し、４－６週間以上は続けて使用しなかった」と具体的な使用時期について触れているのが特徴だ。</p>

<p>　さらにマクナミー側の弁護士が１２月にクレメンス側弁護士に雇われた調査官がマクナミー氏に対して行ったインタビューの録音テープをすべて公表するべきだと主張してもいる。これは同氏の証言がぶれていないことの確度を上げようということだろう。</p>

<p>　訴訟の当事者双方が大手メディアを活用し、相手の弱点をついて少しでも優位に事を運ぼうとするのはアメリカではよくあることではある。しかし、ファンとしてはできるならば後味が悪くならないような展開になってもらいたいところだ。</p>

<p>　現在の状況で判断すると、先週にも話題に出ていたが、いくら潔白を主張しても証明しきれないクレメンス側が不利なように見える。電話録音テープにしても、無断で録音され、しかも消去された部分があるなど、対抗手段として疑問がある部分も多い。</p>

<p>　今後も相手に“勝つ”ための爆弾発言などが相次ぐのか、少なくともこの争いはまだまだ続きそうである。</p>]]>
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<title>クレメンスの薬物疑惑報道続く</title>
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<modified>2008-01-03T05:16:56Z</modified>
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<summary type="text/plain">　例年、クリスマスから元日にかけてのホリデー・シーズンにはＭＬＢに関する大きな動...</summary>
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<![CDATA[<p>　例年、クリスマスから元日にかけてのホリデー・シーズンにはＭＬＢに関する大きな動き、ニュースがなくなってしまう。が、この冬は違った。</p>]]>
<![CDATA[<p>　ミッチェル・リポートによって薬物使用疑惑にあるロジャー・クレメンス投手に関する報道が続いているのだ。それも通常のＭＬＢ報道とはかなり違った形で。</p>

<p>　まず１２月２６日、クレメンス側のラスティ・ハーディン弁護士が「（リポートでは）真実を語っていない者がいる。ロジャーは全て否定しており、信頼に値する」と再度疑惑を否定したうえで、リポートの正当性について独自に調査を行うことを発表した。</p>

<p>　これに対抗する動きに出たのが、リポート内でクレメンスに薬物の注射をしていたと証言した元トレーナー、ブライアン・マクネイミー氏。実はクレメンスの件で証言しているのは同氏だけであり、クレメンス側の独自調査とは実質的にマクネイミー氏に対するものなのである。</p>

<p>　それに対抗するものとして２９日のニューヨークタイムズが報じたのが、マクネイミー氏側が名誉毀損などの案件に精通するリチャード・エメリー弁護士と契約したというもの。同紙はクレメンス側がマクネイミー氏の証言が嘘だと発言し続けた場合、訴えを起こすだろうというエメリー弁護士のコメントを載せている。</p>

<p>　さらに同紙は元日付の紙面で、クレメンスとハーディン弁護士側の戦略とその困難さを分析した記事を掲載した。</p>

<p>　それによると、薬物を“使用しなかった”ことを証明することの難しさをハーディン弁護士自ら認めているのだという。</p>

<p>　さらにもう１つ大きな問題として、クレメンスの練習パートナーであるヤンキースのアンディ・ペティット投手が既報どおり薬物使用を認めている点が挙げられている。これによりマクネイミー氏の証言を否定するのが難しくなっているのでは、という指摘だ。これに関してもハーディン弁護士は「いい質問だ。その件に関する回答を私は持っていない」と答えたという。</p>

<p>　クレメンスのケースはさながら法廷ものストーリーの様相を呈してきた。さらに泥沼にはまっていくのか、うまい落としどころを双方が見つけるのか、はたまたＭＬＢ側は動くのか、年末年始に関係なく先行きはまったく不透明な状況にある。</p>

<p>　そんななか、同じ日にクレメンスが１２日に地元テキサス州で高校のコーチたちを前に講演を行うことが明らかになった。疑惑と混乱の中で、クレメンスがどんな話をするのか、注目される。</p>]]>
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<title>ヤ軍「ぜいたく税」下がり首脳陣は喜んでいるが…</title>
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<modified>2007-12-26T23:30:51Z</modified>
<issued>2007-12-26T23:24:36Z</issued>
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<summary type="text/plain">　２４日、今シーズンの「ぜいたく税」徴収チームと額が明らかになった。ＡＰ通信が報...</summary>
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<![CDATA[<p>　２４日、今シーズンの「ぜいたく税」徴収チームと額が明らかになった。ＡＰ通信が報じたものだ。</p>]]>
<![CDATA[<p>　ぜいたく税とはチームの総年俸額が基準を超えた場合、超過分に一定の割合の額がＭＬＢコミッショナー・オフィスによって課される制度。今シーズンの場合総額１億４８００万ドルをオーバーしたチームに課されることになっている。</p>

<p>　そしてその“課税対象”となったのは、年俸総額が２億７７０万ドルと大きくオーバーしたヤンキースと、１億６３１０万ドルだった王者レッドソックスの２チームだった。</p>

<p>　ヤンキースは５年連続、レッドソックスは４年連続の徴収となる。ただしその間レッドソックスが２度ワールド・シリーズを制したのに対し、ヤンキースは１度も頂点に立っていない。ヤンキース首脳たちはさぞや悔しい思いをしているのだろう、と思っていたら、このぜいたく税問題に関してはそうでもなさそう、という報道をしたのが２５日付のニューヨーク・ポストである。</p>

<p>　同紙によると、ヤンキースが支払うぜいたく税は２３８８万ドルであるとし、この額が２年連続下がっているため、チーム首脳はそのことを喜んでいるのだという。</p>

<p>　ヤンキースが支払った過去のぜいたく税は２００５年の３３９８万ドルがピークで、昨シーズンは２６００万ドルだったという。１年で２００万ドル以上、２年前から１０００万ドル以上下がったことになる。</p>

<p>　これは基準額が４０人ロースターに入った選手の契約額の平均などから算定されているためで、基準額が上がったため“課税”対象額が下がったということだ。</p>

<p>　さらに同紙は来シーズンの基準額は１億５５００万ドルに上がり、ヤンキースへの徴収額は２０００万ドル未満になるだろうとしている。たしかにぜいたく税においてだけなら、ヤンキース首脳は喜んでいるかもしれない。</p>

<p>　ただしそのうえで、同紙はシーズン半ばで契約し、６勝６敗という中途半端な成績で終わったロジャー・クレメンス投手と交わした１７４０万ドルの契約によって、ぜいたく税が６９８万ドル高くなったとも指摘している。一時はあれだけ期待されていたクレメンス獲得を失敗と断定している論調だ。</p>

<p>　薬物使用疑惑で厳しい立場に置かれ続けているクレメンスだが、一番の味方だったはずのニューヨーク地元メディアからもこんな扱いになってしまったのには本当に残念である。身の潔白を証明し、今一度の復活を遂げて欲しいのだが。</p>]]>
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<title>「ミッチェル・レポート」で薬物騒動さらに拡大</title>
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<modified>2007-12-20T00:35:40Z</modified>
<issued>2007-12-20T00:26:41Z</issued>
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<summary type="text/plain">　まったくこのオフシーズンは波乱続きで目が回りそうだ。...</summary>
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<![CDATA[<p>　まったくこのオフシーズンは波乱続きで目が回りそうだ。</p>]]>
<![CDATA[<p>　先週初めまではヤンキース松井秀喜外野手のトレード問題にハラハラさせられていた。それがトレードを申し込んでいたとされるジャイアンツが１３日、フィリーズからＦＡとなっていたアーロン・ローワンド外野手を獲得したことで事実上消滅。ニューヨークにいる日本人としては、ほっと一安心することができたのである。</p>

<p>　と思った途端、同じ日に全米、いや日本をも巻き込んで大騒ぎとなる事件が起こった。ジョージ・ミッチェル元上院議員が責任者となって薬物使用の実態をまとめた報告書、通称「ミッチェル・レポート」が発表されたのだ。</p>

<p>　同レポートには、かねてから使用疑惑の渦中にあるバリー・ボンズ外野手はもちろん、アストロズのミゲル・テハダ遊撃手など、計８９人もの名前が挙げられていたのだから注目が集まるのは当然である。特にここニューヨークではロジャー・クレメンス投手やアンディ・ペティット投手、ジェイソン・ジアンビ内野手など、過去の在籍者まで含めるとヤンキースの関係者が２２人も告発された。地元メディアは騒然となっている。</p>

<p>　特に今回、大きく報道されているのはペティットとクレメンスの２人。ペティットの場合、もともとヤンキースで活躍し、その後アストロズに移籍したが、今シーズンはヤンキースに戻り１５勝を挙げている。２００勝投手で投手陣の主軸となる選手だから心配になるのは当然だ。</p>

<p>　そしてペティット以上に、全米的にも今回最も話題になっているのがクレメンスである。通算３５４勝、サイ・ヤング賞７度のクレメンスはまさしくＭＬＢを代表する右腕であり、殿堂入りは確実視されている選手を襲ったスキャンダルだけにその注目度はダントツなのだ。</p>

<p>　ただこの２人の対応は１９日現在大きく分かれている。ペティットは１５日、２００２年に左ひじ治療のためにヒト成長ホルモンを使用したと認め、謝罪する声明文を出した。</p>

<p>　これに対し、クレメンスはレポート発表直後に弁護士を通じ、薬物使用を否定。さらに１８日にも「ステロイドも、ヒト成長ホルモンも、ほかのいかなる禁止薬物も、野球選手としてどころか、生涯にわたって摂取したことがない」と否定する声明を出している。今のところ完全否定を続けるようだ。</p>

<p>　ニューヨーク地元メディアの報道ぶりだが、ペティットが謝罪文を出したことで現在はどの社もクレメンスの動向に絞った感じになっている。いつものスクープ合戦の様相は呈しておらず、発表される声明を追っている感じだ。やはり今回は問題が大きすぎ、今は対応に追われているのかもしれない。今後落ち着いてきた時に特ダネが出てくるのかもしれない。</p>

<p>　そんな騒ぎの中、福留孝介外野手や福盛和男投手、黒田博樹投手など新日本人メジャーリーガーが次々と誕生している。できるならそちらのニュースに集中したいところではあるのだが。</p>]]>
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<title>松井のトレード話でＮＹ地元紙が報道合戦</title>
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<modified>2007-12-12T23:44:05Z</modified>
<issued>2007-12-12T23:40:09Z</issued>
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<summary type="text/plain">　日本でも報道されている通り、ヤンキース松井秀喜外野手のトレード問題が、ニューヨ...</summary>
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<![CDATA[<p>　日本でも報道されている通り、ヤンキース松井秀喜外野手のトレード問題が、ニューヨークの地元メディアでは大きな騒ぎになっている。<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>　事の起こりは６日付のニューヨーク・ポストなどが、ジャイアンツがヤンキースに松井のトレードを打診した、と報じたもの。翌日にはニューズデーが先行き不明なツインズのヨハン・サンタナ投手獲得よりも松井トレードの方が現実的という論調の記事を載せれば、デーリーニューズは逆にサンタナを獲得した場合その高額年俸のバランスをとるため、松井ら高額契約選手を放出する可能性がある、などと報道合戦が展開されることとなったのだ。</p>

<p>　さらにその後ジョージ・スタインブレナー・オーナーの長男で球団役員のハンク・スタインブレナー氏がゴジラトレードの可能性を否定しなかった、とデーリーニューズが報じ、ニューヨーク・ポストが松井の代理人アーン・テレム氏が「まだ何の話もきていない。仮説についてのコメントはできない」とコメントしたことを記事にしたりしている。</p>

<p>　こうした一連の動きの中で普段とちょっと違うのは、松井が既に日本に帰国している点。ニューヨークのメディアにとっては本人のコメントや動向を直接取材できないためか、日本のスポーツ・メディアの報道を引用する記事が複数出たりしているのだ。普段地元ならではの強みを発揮するメディアが多いだけに、こうした日本からの引用連発は面白かったりもする。</p>

<p>　そんなトレード問題だが、１２日現在のメディアの様子を見ていると注目点は松井の持つトレード拒否権が行使されるかどうか、に移っているように思われる。この点について１２日付で「ヤンクスは適正価格でマツイの取引を行うだろう」という記事を掲載しているのがニューヨーク・ポストだ。</p>

<p>　同記事はまず松井がチームに日本から多大な収益をもたらしてはいるものの、「彼は多くのお金を稼ぎ出しているが、厳密にベースベールの決定になるだろう」というチーム関係者のコメントを載せている。いわゆるジャパン・マネーは大きな収入源となっているが、トレードの判断に影響しないだろうということだ。</p>

<p>　そのうえで、松井側はチームから要請されればトレード拒否事項を放棄するだろうと示唆している。その理由としてはトレード拒否事項放棄に同意すると契約延長を求める権利があること、外野、ＤＨのポジションが実質的に埋まっていることなどを上げた。確かにこの推論には説得力があるようにも見える。</p>

<p>　果たしてこのトレード問題がどのように展開していくか非常に気になるところだ。ただその結果を知るのはニューヨークの我々より日本の皆さんの方が早い、ということもあるかもしれない。</p>]]>
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<title>ヤ軍に朗報、ペティット残留あとは井川が…</title>
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<modified>2007-12-06T02:37:02Z</modified>
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<summary type="text/plain">　来シーズンに向けて新体制作りを進めるヤンキースの動きに注目が集まっている。...</summary>
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<![CDATA[<p>　来シーズンに向けて新体制作りを進めるヤンキースの動きに注目が集まっている。</p>]]>
<![CDATA[<p>　アレックス・ロドリゲス三塁手、ホルヘ・ポサダ捕手などの残留が決まった今、重要ポイントとなっているのが投手陣の確立だ。今シーズン、重要なところで投手陣が崩壊する場面が多かっただけに気になっているファンも多いのではないだろうか。</p>

<p>　そんな中で今週まずほっとさせられたのが引退が噂されていた左腕、アンディ・ペティット投手の現役続行だ。現在３５歳のペティットはＭＬＢ通算２０１勝を誇る。４年ぶりにヤンキースに戻った今シーズンも１５勝９敗の成績を残した。</p>

<p>　来シーズンの契約に関してはオプションが設定されていたが、ペティットがこれを破棄して引退する気でいるとささやかれ、首脳陣やファンを不安にさせていたのである。</p>

<p>　が、３日になって来シーズンもプレーする意志をヤンキースに伝えたのだという。</p>

<p>　このタイミングはヤンキースにとって願ってもない朗報であったに違いない。なぜならこの日からテネシー州ナッシュビルでウィンター・ミーティングが開始されたからだ。</p>

<p>　この会議での選手動向について大きな目玉となっているのがツインズのヨハン・サンタナ投手である。今シーズン１５勝を挙げ２３５三振、過去２度サイ・ヤング賞を獲得しているＭＬＢトップクラスの左腕だ。トレードに出されるのは必至と見られており、ヤンキースとレッドソックスが獲得に乗り気だと見られてきた。</p>

<p>　が、５日付のニューヨーク地元メディアでは軒並み、ヤンキースが獲得レースから外れたと報じている。報道によればフィル・ヒューズ投手などを交換要員に４対１のトレードが交渉されたものの、同意に至らなかったのだという。</p>

<p>　これでレッドソックスが獲得することはほぼ確実となった。この件で宿敵との“レース”に敗れたことによりまたライバル関係がヒートアップすることになるだろうという記事が出ているのには、苦笑いしてしまっのだが。</p>

<p>　ただヤンキースにとってはペティット現役続行である程度先発陣が確定し、無理にサンタナを取りにいくこともなくなったという考えも首脳陣にはあったのだろう。</p>

<p>　と同時に先発左腕となると井川慶投手もぜひ数に入る存在であって欲しい、と日本人としては思ってしまうのも本音ではある。</p>]]>
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<title>Ａロッドが新契約でもらえる金額は…</title>
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<modified>2007-11-29T03:00:09Z</modified>
<issued>2007-11-29T02:56:11Z</issued>
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<summary type="text/plain">　何かと話題のヤンキース、アレックス・ロドリゲス三塁手の新契約問題だが、今週もま...</summary>
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<![CDATA[<p>　何かと話題のヤンキース、アレックス・ロドリゲス三塁手の新契約問題だが、今週もまたユニークな話題が出てきた。</p>]]>
<![CDATA[<p>　ヤンキースとＡロッドの間で１０年総額２億７５００万ドルの条件で基本合意されたのは既報の通りだ。２６日に複数のマスコミが伝えたところによると、これにさらに“歴史的快挙”に対するボーナスが認められたのだという。</p>

<p>　歴史的快挙とは、これからＡロッドが達成しそうな本塁打記録。５つの既存記録に並び、突破する度に６００万ドルが支払われるのだ。５つの記録とは、ウィリー・メイズの６６０本、ベーブ・ルースの７１４本、ハンク・アーロンの７５５本、バリー・ボンズの７６２本、さらに今後伸びるであろうボンズのＭＬＢ記録の突破である。</p>

<p>　ＭＬＢ新記録だけでなく、過去の記録に達することが条件となっているところが過去の大選手達の記録を大切にし、常々話題にするＭＬＢならではといえそうだ。特に記録では他の選手に及ばないが、オールラウンド・プレーヤーとして鮮烈な印象を残すウィリー・メイズの記録が対象条件に入っているところが印象深い。</p>

<p>　同時にこの契約で特に興味深いのはＭＬＢでは記録達成を条件にしたボーナス設定を認めていない点である。今回基本合意にこのボーナス条項が入っていることをスクープしたのはニューヨークタイムズだったのだが、他のメディアも含め、果たしてどうやってクリアするのか注目を集めていた。</p>

<p>　結果としてＭＬＢおよび選手会の双方がボーナスを認めたのだが、これにはわけがある。それはこのボーナスは年俸契約の一部ではなく、各記録達成時にＡロッドが個人としてセレモニーに出席し、記念品にサインを行うなどの活動を行うことへの報酬契約となっているのだ。</p>

<p>　なるほどそういう手で来たか、という少し裏技的な契約によって承認を得たというわけである。</p>

<p>　なんにせよ承認されたことによってＡロッドの新契約は実質的に総額３億５００万ドルへと跳ね上がった。ここまで５１８本の本塁打を放っているＡロッドは今３２歳。本契約は近日中に結ばれる見込みだが、果たしていくつの快挙を達成し、実際にいくら手にすることになるか、楽しみである。</p>]]>
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<title>Ａロッド再契約の裏に意外なところから援軍</title>
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<modified>2007-11-22T01:50:21Z</modified>
<issued>2007-11-22T01:43:24Z</issued>
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<created>2007-11-22T01:43:24Z</created>
<summary type="text/plain">　この１週間、アレックス・ロドリゲス三塁手ほど大きなスリルと喜びを味わったＭＬＢ...</summary>
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<![CDATA[<p>　この１週間、アレックス・ロドリゲス三塁手ほど大きなスリルと喜びを味わったＭＬＢ選手はいないだろう。</p>]]>
<![CDATA[<p><br />
　先週、Ａロッドが再びヤンキースと再契約する可能性があるとの報道を紹介したが、その当日、１４日にＡロッドと妻シンシアさんが代理人スコット・ボラス氏抜きでヤンキース首脳と会談。１５日には地元メディアなどが一斉に契約更新で基本合意したと報道するに至った。</p>

<p>　合意した内容は１０年、総額２億７５００万ドル、バリー・ボンズが持つ本塁打記録を塗り替えた場合の報奨金も含まれるといわれている。これは文句なくＭＬＢ史上最高額の契約となる。</p>

<p>　ボラス氏は当初ヤンキースに対し、１０年３億５０００万ドルという条件を提示し、これを蹴られたことからチームを離れると見られていた。Ａロッド側が大幅譲歩した形だが、それ以上に異例なのが代理人を同席させず本人が直接交渉した点。代理人制度が確立しているアメリカ・プロスポーツ界にとってはこれほどの大物選手が直接交渉とは異例中の異例のことだ。</p>

<p>　この直接交渉の秘密について、意外なメディアがスクープしている。世界的に知られる経済紙ウォールストリート・ジャーナルだ。１７日付の「アレックス・ロドリゲス、オマハのファンから驚きのアシストを得る」という記事によると、ネブラスカ州オマハに住む著名な投資家、ウォーレン・バフェット氏がこの直接交渉を仲介したのだという。バフェット氏はサイン入りユニホームを飾るほどＡロッドのファンで、２人は数年前に知り合っていたのだとか。Ａロッドがバフェット氏にヤンキースとの交渉について電話でアドバイスを求めたことから、事態が進展することになったらしい。確かにその展開を見ると普段スポーツ報道に力を入れていないが、経済、ビジネス関係には非常強いウォールストリート・ジャーナルならではスクープではあった。</p>

<p>　そして１９日にはロドリゲスがア・リーグのシーズンＭＶＰ選出が発表された。５４本塁打、１５６打点でア・リーグ２冠王に輝き、打率３割１分４厘、２０盗塁、自己最多の１４３得点という成績を見れば、２位のマグリオ・オルドネス外野手（タイガース）を大きく引き離しての受賞も皆納得するところだろう。</p>

<p>　こうして２つの喜びを得たＡロッドだが、対するヤンキースもホルヘ・ポサ捕手、Ａロッドに続き、１９日には守護神マリアノ・リベラ投手も３年総額４５００万ドルで残留に基本合意したと報道されている。心配されていた主要ＦＡ選手の引き留めに見事成功というわけだ。</p>

<p>　アメリカは２２日のサンクスギビング・デーからホリデー・シーズンに突入する。ヤンキースの面々にとっては幸福な季節となりそうだ。</p>]]>
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