2007年06月14日
ヤンキース、勝負はこれから!
12日、ヤンキースはダイヤモンドバックスを4-1で下し、7連勝を果たした。これで31勝31敗、勝率5割復帰だ。ア・リーグ東地区の順位も2位につけている。
復調できた理由はまず打撃陣の好調がある。7連勝中10日の13点をトップに12日以外すべて5点以上奪っているのだ。
特に最近3番をまかされているボビー・アブレイユ外野手はここ7日間の成績が23打数11安打、打率4割7分8厘、打点10と絶好調。前を打つデレク・ジーター内野手も打率3割3分3厘と好調で、さらに4番には今シーズンやたらと勝負強いアレックス・ロドリゲスがいるのだから、相手投手にとってはやりづらいことこの上ないだろう。
ちなみに松井秀喜外野手も打率2割6分3厘ながら7打点をたたき出しており、十分責任は果たしている。
また、不安材料だった投手陣も安定し始めたことも大きい。7連勝中、4点以上取られたのは2試合だけだった。特に王建民が1失点完投した6日のホワイトソックス戦など、先発投手が6回以上投げた試合が5試合あったことは大きい。注目のメジャー復帰を6回3失点で勝利したロジャー・クレメンスも加わり、今シーズン最大の不安要素がようやく解消しつつあるようだ。
ちなみに投球回数が6回に達しなかった残り2試合の先発はいずれも新人のタイラー・クリッパードだった。5日のホワイトソックス戦は5回1失点でまずまずだったが、10日のパイレーツ戦は6安打6失点で3回2/3で降板している。ここまでの防御率は5・32でやはり不安は残る。本当ならここに井川慶に入ってもらいたいところなのだが。
ただ7連勝したからといっても、それで本当に復調といえるのか疑問視する人もいるかもしれない。たしかに3試合すつ戦ったホワイトソックスとパイレーツはいずれも現在負け越しているチームで、勝率はヤンキースよりも悪いのである。いわば格下のチームに勝ったのだから、本当の強さを取り戻しているかどうかわからないというわけだ。
だが、この7連勝でチームが勢いづいているのはたしかである。発端はどうあれ、これで波に乗ってくれれば強さも本物になるに違いない。
そういった意味でもダイヤモンドバックス、メッツ、ロッキーズと続くインターリーグ・シリーズは真の復活への鍵となりそうである。
実際、5割復帰とはいえ、首位の宿敵レッドソックスとは9・5ゲームも差があるのだ。7連勝したからといって余裕が出たわけではないのは事実である。勝負はまだまだこれからだ。
June 14, 2007 07:27 AM
