渡辺史敏の「from New York(フロム・ニューヨーク)」

2007年06月07日

Aロッド球宴ファン投票大台突破

 7月10日に開催予定の第78回MLBオールスター戦ファン投票のア・リーグ第2回中間結果が5日発表された。
 現時点での最多得票はヤンキースの三塁手、アレックス・ロドリゲスだ。2位のレッドソックス、マイク・ローウェルに70万票以上の差をつけ、ただ1人大台突破の105万8907票も獲得している。

 5日終了時点で本塁打21本は両リーグ合わせてトップ。打点50は4位タイに位置している。さらに今シーズンは試合終盤に試合を決める一打を数多く打っていることから、活躍の印象も全米レベルで強いようだ。バッシングの対象にされることも多いAロッドだが、さすがに今シーズンは皆が評価せざるを得ない、ということだろう。

 次に他のヤンキース所属選手の得票状況を見てみると、二塁手部門でロビンソン・カノーが、遊撃手部門でデレク・ジーターが1位となっている。一塁手部門でもジェイソン・ジアンビが3位に、捕手部門ではホルヘ・ポサダが4位に入っており、得票で見るとヤンキースの内野陣は大活躍のスターぞろいという状況なのだ。

 が、ヤンキースの調子はというと皆さんご存じのように不調を極めている。首位レッドソックスに11.5ゲームも離されて地区4位という窮状だ。それでこれほどの得票を集めてもいいの? と思ってしまうのも事実である。

 さすがにそのあたりのこともあってか、外野手部門ではボビー・アブレイユが7位、ジョニー・デーモンが8位、松井秀喜が10位と全員低位に。正直アブレイユとデーモンが松井よりも上というのも疑問ではあるが、ドングリの背比べであるので致し方ないところだろうか。

 対してヤンキースの宿敵にして、絶好調のレッドソックスの選手はというと、部門1位になっているのは意外にも一塁手のデービッド・オルティスだけだった。少なくとも現時点、オールスター投票における人気に関してではヤンキースがレッドソックスを圧倒しているようだ。ただし今回の発表ではレッドソックスの選手は他に全部門で計7人がランクインしており、最後までデッドヒートが繰り広げられそうである。

 最後に松井以外の日本人選手だが、外野手部門3位にイチローが入った。このままいけば、7年連続出場は決まりそうだ。本当にスーパースターなんだな、と実感せざるを得ない。

 投票はMLBのウェブサイトから日本語でも行えるので、まだの方はぜひどうぞ。

June 7, 2007 08:23 AM