2007年05月24日
「3番松井」はヤ軍を救えるか
22日終了時点でここ4試合ヤンキースの松井秀喜外野手が3番左翼で起用されている。ジョー・トーリ監督はクリーンアップのうち特に3番を重要視しているので、松井への信頼がそれだけ高いということだ。
では松井はその期待に応えられているだろうか。4試合の成績を見てみると18打数5安打、打率は2割7分8厘、打点は0。残念ながら好成績とはいえない数字である。
過去7日間での打率を見ると2割9分4厘、これが14日間だと3割9厘になる。つまり調子が良く信頼度が高い選手を3番に、という監督の思惑とは裏腹に次第に調子を落としてしまっているのだ。
では肝心の勝利への貢献度はどうか。先週お伝えしたように、ヤンキースは強敵との対戦が続いている。松井が3番に起用されたのは19日のサブウェイシリーズ、対メッツ3連戦の2戦目で、第1打席に中前安打を放ったが、その後の4打席は凡退。投手陣の不調が最大の原因だが、チームの連敗の一因となってしまった。
翌20日は5打数3安打と活躍。チームもメッツに初勝利している。ただ松井の安打はいずれも点には結び付かなかった。
21日からは宿敵レッドソックスとの3連戦。1試合めは5打数無安打だったが、チームはライバルを6-2で破っている。
そして22日は3打数1安打で、3-7でチームは敗れた。
この4試合で2死ながらスコアリングポジションに走者を置きながら凡退してしまった場面が5回ある。残念ながら数字だけでなく、効果的な活躍もできていないというのが現状だ。
ここ7日間の成績を見ると現在5番を打つホルヘ・ポサダ捕手が3割9分3厘、3本塁打と絶好調。さらに4番のアレックス・ロドリゲス三塁手も打率は2割7厘と低いがやはり3本塁打している。なんとか松井に本来のクラッチバッターとしての資質を発揮してもらい、レッドソックスとの間に開いた10・5ものゲーム差を1日も早く詰めてもらいたいものだ。
と、松井の心配をしていたら、デイリーニューズが23日付紙面トップで、ジェイソン・ジアンビ内野手が昨年行われた薬物検査で、興奮剤のアンフェタミンに陽性反応を示していた、とすっぱ抜いた。新たなスキャンダルになるのは必至である。泥沼のヤンキースは更なる深みにはまってしまうかもしれない。
May 24, 2007 09:48 AM
