2007年05月03日
ヤ軍オーナーが声明「監督、選手信じる」
4月をまさかの9勝14敗、ア・リーグ東地区最下位で終えてしまったヤンキース。このまさかの低迷に4月30日、遂にジョージ・スタインブレナー・オーナーが声明を発表した。
その中でスタインブレナーは「ここまでの結果は明らかに私やヤンキースファンにとって好ましいものではない」と、いかにも”悪の帝王”らしくばっさり斬り捨てている。
となると首脳陣の責任追及に発展、と皆思うところだが、今回の声明にはそのことに先回りして「ブライアン・キャッシュマンGM、ジョー・トーリ監督、そして選手たちは全員、この状況から早急に抜け出せると信じているし、私も彼らを信じている」し、「私は状況が改善するよう、彼らをあらゆる方法でサポートする」という文言が含まれていた。トーリたちにここまで配慮した、と言う点で注目される。
声明が出たとき責任問題をあおろうとしたであろうニューヨーク地元メディアもこれには出鼻をくじかれたようで、「ジョージはキャッシュとジョーをサポート…今は」(ニューヨークポスト)、「キャッシュマン、トーリは声明に応えなければならないことをわかっている」(デイリーニューズ)などと、いささか弱い形で報じることなった。
とはいうものの、本当に厳しい状態が続いているのは事実だ。特に1日は期待の新人、フィル・ヒューズ投手が7回1死までノーヒットノーランの好投を見せながら、突如左ハムストリングを痛めて降板、故障者リスト入りが確実になってしまった。不運としかいいようがない。
これで今シーズン、負傷した先発投手は5人目である。復帰した王建民もつめを割って先発回避する事態にもなっている。
そのおかげで一時は先発から降格された井川慶が、ジェフ・カーステンスの負傷降板による緊急登板で好投し、先発に戻されたのは本当に不幸中の幸いといったところなのだ。王に代わって4日のマリナーズ戦で先発する井川がこのままヤンキース復活の立役者に、なってくれるといいのだが。
May 3, 2007 09:53 AM
