2006年11月02日
興味は松坂の入札額と入札球団
1日、松坂大輔がポスティング制によるメジャー挑戦を正式に表明した。ここニューヨークの地元紙は、時差の関係で1日付紙面でこの会見を伝えることはできなかったようだ。しかし1日昼の時点ではニューヨークタイムズが同紙ウェブサイトに通信社ロイターが配信した記事を、さらにニューズデーがやはりウェブサイトで「マツザカの入札がもうすぐ始まる」という同紙記者が日本から送った記事を掲載している。
ニューズデーの記事は報道陣で埋まった都内ホテルの宴会場で会見があったことや西武は松坂を手放したくなかったが、遂に拒めなくなったことなどまで紹介。そのうえで、ポスティングのシステムや額などを予想している。
日本でも報じられているように松坂がメジャーに挑戦することを既に各紙が掲載済み。けっこうな量だったので熱心なMLBファンであれば松坂がこのオフの目玉の一人であることを十分に認識していることであろう。それゆえ皆の興味も松坂の存在より、ポスティングでの入札額と入札球団に移っている。
10月25日付のデイリー・ニューズは、あるGMの発言として「1800万ドルから2000万ドルにまでなると聞いている。ただ彼と交渉するのにね」というコメントを掲載。すると翌26日付のニューヨーク・ポストが、2000万ドルと言われていたが、あるナ・リーグのGMは3300万ドル前後を示唆した、とする記事を載せ、高騰ぶりを紹介する、といった具合である。
ただし投手の補強が必要で、資金も豊富なニューヨークの2球団が有力なのは確かだが、10球団が入札すると言われる状況に、松坂獲得の可能性を「懸賞」と表現する新聞まで出ている。まさしく開けてみなければわからない、といったところだろうか。
ちなみに先のニューズデーの記事には松坂がニューヨークでプレーすることについて聞かれた回答を以下のように記している。「(マツザカは)ほとんどのフリーエージェントがそうするように、よく聞く控えめな発言を繰り返した。『たくさんの人と話したんですが、彼らはさまざまなことが起こっている都市だと言っていました』と」。まだ立場的にどうとも言えないので当然の答えなのだが、ニューヨークの記者にはちょっと当たり前すぎたというところだろうか。入団先が決まったらズバっと返して、記者たちをうらなせて欲しいものだ。
いずれにせよニューヨークでの評価も期待もうなぎ上りな松坂。8日にも明らかになる入札結果が注目されている。
November 2, 2006 08:12 AM
