渡辺史敏の「from New York(フロム・ニューヨーク)」

2006年09月21日

メッツvsヤンキースでWシリーズを!

 いよいよレギュラーシーズンも大詰めを迎えた。19日にはメッツがナ・リーグ東地区優勝を決めた。18年ぶり5度目の快挙だ。

 20日付け地元紙はシャンペン・シャワーで祝う選手たちの写真に「チャンプ・エイン(シャンペンという文字を分けて、チャンピオンという意味をかけたもの)」という見出しなどで1面、裏1面の両方で伝えたニューヨーク・ポスト紙のようにいずれも大々的に優勝を伝えている。
 
 メッツはヤンキースと比べるとどうしても地味なイメージがあるのも事実だ。しかし、今シーズンは20日時点で2位に14・5ゲーム差をつけ、さらにナ・リーグで唯一勝率6割を超える6割1分3厘を記録しているなど圧倒的な強さを誇っている。
 
 早くから独走した強さはファンも認めたようで、19日までに今季は348万3933枚のチケット売り上げがあり、チームの観客動員記録を更新した。5万人以上入った試合が11試合あるというからなかなかのものである。やはり強さというのは何物にも代え難い魅力なのだろう。

 対するヤンキースも執筆時点ではマジック1で、試合中。この記事を読まれる頃には優勝が決まっていることを期待している。(優勝しました)

 ファンとしては宿敵レッドソックスとの直接対決で決めたかったところだが、ちょっと足踏みといった印象だろうか。とはいえヤンキースの場合、地区優勝は当たり前、狙いはあくまでワールドシリーズ制覇にある。公式ウェブサイトでも優勝決定前からプレーオフのチケット申し込みが始まっているなど、気分はもう10月といった感じだ。

 日本人としては松井秀喜外野手が復帰後すでに本塁打を2本放つなど、チームにしっかり貢献しているところが何より嬉しい。

 ヤンキースも勝率は6割9厘でア・リーグでは唯一6割を超えている。この成績のままならワールド・シリーズは2000年以来の「サブウェイ・シリーズ」となるのだが、そううまくいかないのもMLB。プレーオフは短期決戦が続くだけに、勢いを落とさないよう優勝決定後も両チームとも手を抜かないで10月に突入してほしいものである。

September 21, 2006 12:16 PM