2006年05月04日
不調でも注目、特集Aロッド
今季、初めてライバル・レッドソックスの対決、ボストン・フェンウェイパークで行われた2連戦は、1日の初戦が3対7でヤンキースの負け、続く2日の第2戦が雨天中止となってしまった。
13連戦に1日空きができることとなったが、そんな“休み”翌日の3日付地元紙が一斉に取り上げた話題がアレックス・ロドリゲスのスランプだった。
これまでもお伝えしてきたようにメディアを筆頭に皆がAロッドに向ける目は普通の選手よりも厳しい。今ひとつ調子の上がらないヤンキースの一大原因はAロッドにあると映っているのである。
ただそれでもジョー・トーレ監督はAロッドを4番に据え続ける意向で、ニューヨークポストはその点に焦点を当てて記事を組んだ。トーレ監督は「マツイを見ろ、彼はアレックスと同じぐらい低調じゃないか」とここ8試合で32打数5安打1割5分6厘とやはり不調の松井秀喜を例に出して擁護したのだとか。
しかし同紙はAロッドと松井では注目度も年俸も違う、と指摘してAロッドのスランプと打順変更を求めている。
対してデイリーニューズは同じくAロッドのスランプをテーマにした記事を掲載しているが、こちらは少し楽観的。トーレ監督はAロッドが不調を深刻に考えすぎ、心配しすぎだと考えている、としている。
さらにAロッドも心配しておらず、1日の試合で2度四球を選んだが、これは復調の印と捉えていることを紹介した。確かに球筋が見えているということであれば復調も近いかもしれない。
このように両紙のトーンに違いが出たが、やはりAロッドは違う扱いを受ける選手ということを再認識させられた。
ちなみにスポーツ・イラストレイテッドが行った470人の選手が投票した「過大評価されている選手」調査によると、1位は9%の票を集めたデレク・ジーターで、Aロッドは6%で3位だったとか。選手の間でもやはり特別な存在、ということのようだ。
Aロッドと、そして今回引き合いに出されてしまった松井の完全復活で強いヤンキースが1日も早く戻ってくることが期待されている。
May 4, 2006 01:09 PM
