2006年04月20日
マルティネス通算200勝達成
開幕前に故障者リスト入りしてしまい、いまだ復帰できていない松井稼頭央とは裏腹に、メッツは順調なスタートを切っている。18日のブレーブス戦は落としたものの、17日にはMLB両リーグで10勝一番乗りを果たした。18日終了時点で2位のブレーブスに4ゲーム差を付け、ナリーグ東地区首位を走っている。
その10勝目をあげたのはエース、ペドロ・マルティネスだった。この試合マルティネスは6回2/3を3失点の好投で、今季無傷の3連勝をマークしただけでなく、自身の通算200勝を達成したのである。
もちろんこのMLB103人目の快挙を地元メディアは、マウンドを降りるとき手を上げてファンからの歓声に応えたマルティネスの写真を裏1面で掲載するなどして、大きく伝えた。
試合後開かれた200勝を祝福する記者会見で、マルティネスは「野球人生の中で最高の出来事」と語り、「体格的に恵まれていなかったことや様々な不安要素があったが、ベースボールを始めて、やっとここに到達することができた」と1993年のMLB初勝利からの15年を振り返っている。
相手打者に対しデッドボールも辞さない挑戦的な投球をするかと思えば、以前レッドソックスに在籍していたときプレーオフで宿敵ヤンキースに負けて「ヤンキースは我が父親」と発言し、地元ファンの不興を買ったりしたこともあるマルティネス。しかしMLB最強右腕の1人であることは疑いようもない。200の勝利数に対し、負け試合が84で、勝率の高さがそのことを証明している。
また、同じ記者会見で「本当に大事なのはこの試合でブレーブスに勝ったということではなく、プレーを続け、今のような成功を手にし、より強い信頼を築くことだと思う」と今季のチーム全体の好調ぶりを喜び、より重要なのはシーズンの行方であることも強調したのだとか。
確かに今のマルティネスにとってなによりも欲しいのはワールドシリーズ・チャンピオンのリングだろうし、今季にはそのチャンスがあると感じているに違いない。スポーツ成績調査分析会社によると、メッツは17日に2位に5ゲーム差をつけたが、これはMLB史上最短記録だったという。
マルティネスが望むとおり、この勢いを失うことなくメッツがシーズンを乗り切ることができることにニューヨークでは期待が集まりはじめている。もちろんそれには松井の存在が不可欠だと信じている。
April 20, 2006 10:33 AM
