2005年09月08日
ヤンキース、今週がヤマ場
9月に入って1週間、期待のヤンキースはワイルドカードレースのライバルであるアスレチックスとの3連戦で2勝1敗と勝ち越したものの、6日終了時点で2勝3敗と勢いがつかないでいる。
6日のデビルレイズ戦も、失策から逆転負けを喫した。デビルレイズはヤンキースと同じア・リーグ東地区で最下位に沈んでいるが、ヤンキースは4勝10敗と苦手としている。こうした結果、ヤンキースと同地区の首位レッドソックスとのゲーム差が4に広がってしまった。ワイルドカードレースでは首位を保っているものの、2位インディアンスとの差はわずか0.5、3位アスレチックスとの差は1.5となっている。4位ツインズは5.5ゲームの差があり、以下は脱落した状況だ。
そんな苦しい状況にあるヤンキースは、さらに今日7日からの1週間に1つのヤマ場を迎える。まず8日まで苦手デビルレイズとの2連戦が残り、そして9日からいよいよレッドソックスと本拠ヤンキースタジアムでは、今季最後となる3連戦に突入するのである。しかも、その直後は再びデビルレイズと、今度は敵地での3連戦が待ちかまえているといった具合だ。
苦手とはいえ、デビルレイズにこれ以上の取りこぼしは許されない。しかし、それ以上に気になるのはレッドソックスとの3連戦。ここで一挙に首位奪還とはいかなくても、何とか射程に入れたいところではある。
今季レッドソックスとの対戦成績は7勝6敗。ホームでは3勝3敗と五分。前回の対戦はオールスター開けの7月14日から敵地での4連戦で3勝1敗だった。
ホームの有利さを生かしきれてない感じがするが、9月の首位争いということでスタジアムの雰囲気は特別なものになるだろう。ヤンキースの面々を後押ししてくれるに違いない。
特に、レギュラーシーズン最後の対戦カードがレッドソックスと敵地での3連戦で、その際は逆に厳しい環境でのプレーを強いられるのは必至だから、それだけに今回の3連戦は何が何でも勝ち越したいところだ。
この3連戦の9、10日分は全米でテレビ中継される予定で、注目度の高さがうかがえる。
最後に期待の松井秀喜だが、ここ1週間の成績は23打数4安打、打率1割7分4厘、長打は三塁打1本だけ。先週調子が上向いてきた、と書いたが逆に下降線をたどってしまった。何とか復調し、ライバル打倒の主戦力となって欲しいものである。
【ジャーナリスト 渡辺 史敏】
September 8, 2005 07:00 AM
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