渡辺史敏の「from New York(フロム・ニューヨーク)」

2005年06月09日

球宴投票に参加しよう

 ニューヨークは最高気温が30度を超える日が続くようになり、いよいよ夏到来といった雰囲気だ。そしてMLBの夏の恒例イベントといえば、オールスターゲームである。今年で76回目となる球宴はタイガースの本拠地コメリカ・パークで開催される予定だ。

 現在、野手出場選手の投票受付がされており、各チームともスタジアムや公式ウェブサイトで自チームの選手が多く選ばれるようキャンペーンが行われている。

 我々にとって気になるのはやはり日本人選手。既に2回中間発表がされているので、そこから動きを見てみたい。

 まずア・リーグだが外野手部門でイチローと松井秀喜の出場が期待されている。

 イチローは先月31日の第1回発表では51万5343票で3位だったが、6日の第2回発表では70万7654票で2位に浮上した。1位は2回ともレッドソックスのマニー・ラミレスが獲得しており、既に75万8904票とイチローに5万票近い差をつけていることもあってこのままトップを維持しそうな勢いである。ともあれ、イチローの出場は間違いないだろう。

 対する松井秀だが、1回目も2回目も6位と、当落線上。第2回時点で5位はチームメイトのゲイリー・シェフィールドで約4万3000票差、7位はツインズのトリー・ハンターでこちらには約11万票の差をつけている。このままいけば大丈夫?

 ホワイトソックスでレギュラーに定着し、投票フォームにも名前が記載された井口だが残念ながら2回とも2塁手部門の上位5人の中に入っていなかった。

 対するナ・リーグでやはり注目なのは、苦しい状況でのプレーが続くメッツの松井稼頭央。1日の第1回発表では14万8685票で2塁手部門第5位に入っていたものの、第2回ではランク入りしなかった。代わって第5位に入ったカブスのトッド・ウォーカーが19万31票で、これを上回れなかったことになる。つまり第1回から第2回の間の獲得票数が5万票に達しなかったわけで、投票の勢いが急速に衰えてしまった格好だ。

 これも松井稼に対する地元ファンのブーイングの一種なのか、などと思ってしまう数字ではある。

 投票はアメリカ東部時間6月30日(日本時間7月1日)まで行われている。日本からもオンラインによる投票が可能で、日本語の投票ページも用意されている。また各リーグ控え選手の投票も7月3日から6日(日本時間4日から7日)まで行われる予定だ。ぜひ日本からも応援する選手の出場のため多数の方に参加して欲しい。

【ジャーナリスト 渡辺 史敏】

June 9, 2005 07:00 AM

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