2007年08月22日
努力しても努力してもうまくいかない。結果がすべての世界だけに…、一球一球の積み重ね!!一打一打の積み重ねと汗を流すのは日本ハムの2年目、今成亮太捕手(19=浦和学院、178センチ、72キロ、右投げ左打ち)だ。
中学・高校時代は投手、遊撃手、二塁手を経験したが本格的に捕手を勉強したのは高校からだという。
高校時代の通算打率は4割以上で通算本塁打は20本。打順は3、5番を打ち勝負強さを発揮し投手陣をリードしてきた。強肩(遠投110メートル)で脚力(50メートル6・3秒、本塁から一塁までの走力4・0秒)もある。今成は「肩に自信があったから捕手に決めた」と言う。
捕手として勉強は大変だ。捕手は守りにおける監督の分身であり自覚と責任を持つ事である。今年のキャンプでの目標でもあった「1軍入り」に毎日がアピールだと勝負した。3月24日開幕のヤクルト戦では「6番捕手」で先発出場。ヤクルトの先発松岡に二ゴロ、遊ゴロ、二ゴロ、9回に田中充に遊飛で4打数ノーヒット。3月27日グッドウィル戦では許から2、4回に左前打、8回に山本歩から脚力を見せて三塁への内野安打で今季初の3安打。投手陣の建山、木下を好リードしてグッドウィル打線を4安打の完封勝利。今成は「投手陣は力のある投手が多い。投手陣にリードされないよう目配り、気配り、思いやりの気持ちで頑張っています」と言う。
福良2軍監督は「捕手としての勉強がある。2年目だが良く頑張ってる。競争相手も多いから面白いポジションだ」と言う。8月20日現在で先発出場は41試合で21勝20敗。
今成は「捕手だけが正面を向かって全体を見る。勝った試合はホッとするが負けた試合の気持ちは誰にも言えず苦しいです。勉強と自分に言い聞かせています」とホームベースを守る。山中2軍バッテリーコーチは「送球やキャッチングは良くなった。課題は配球だ。投手中心に組み立てるか?相手打者を中心に組み立てるか?状況を中心に組み立てるか?失点にも関係してくる。盗塁阻止率は4割を超えるだけにインサイドワークの勉強だ」とアドバイス。
今成の課題は打撃だ。今年のオープン戦2月25日ヤクルト戦でプロ入り初本塁打を増渕から打った。イースタン・リーグでは5月27日ロッテ戦で2回に2死一、二塁で林から2球目を右前打して1打点。3回2死一、二塁で林の2球目を右翼席に1号3ランと投手陣を援護だ。今成は「打率アップをさせたい。弱音を言っては駄目だからバットを振ります。出場した21試合に安打ですか?3安打が1試合、2安打が5試合では話になりません」という。父の泰章(現日本ハムスカウト)さんから「必死にやれ!!」とハッパを掛けられているから打撃面にも期待したい。捕手の条件である体力、強肩、気力、粘り強さ、冷静、知力を身につけた若手だけに注目したい。
8月20日現在、46試合、打率1割9分9厘、本塁打1、打点18、盗塁1。
◆今成亮太(いまなり・りょうた)1987年10月6日生まれ。19歳。好きな言葉は「自分らしく!!」。目標にする捕手は同じチームの4年目・渡部龍一捕手(21=札幌一、171センチ、83キロ、右投げ右打ち)。前半戦を振り返って「投手陣リードが悪い。結果が出ていない。練習しかない」と性格は真面目だ。アピールしたい所は「各塁への送球と粘りのある打撃かな!」と笑う。盗塁阻止率は自分では「4割以上ある」と言う。夢は「1軍に行って両親(父泰章さん、母康子さん)を札幌ドームのネット裏に座らせたい」。背番号62、血液型O。
○…開幕は1軍でスタートし即戦力と期待されていた湘南の06年大学・社会人ドラフト6巡目のルーキー吉原道臣投手(25=日大豊山-日大-ホンダ、181センチ、83キロ、右投げ右打ち)は8月15日日本ハム戦で好投を見せた。チームも巨人、ヤクルト、湘南の3強による首位争いが続く中での今季5度目の先発登板。この日は1回に先頭打者に5球目フォークを左中間に二塁打と自分の失策で1失点を許した。その後は5回まで投球数63球、安打3、三振5の好投だ。最速143キロにスライダー、フォーク、カーブの切れが良くカーブでストライク先行に日本ハム打線も苦しんだ。初の完投勝利を期待されたが8回2死を取り投球数は100球を超えた所で稲嶺と交代した。ネット裏では「ナイスピッチング」の声が多かった。湘南関係者も完投勝利の期待をしたが吉原は「自分のピッチングが出来た。次に期待して下さい」と自身2番目の最長イニングと3勝目に笑顔。この日の投球内容は投球数106球、打者29、投球回7回2/3、安打6、四死球0、三振9、失点1、自責点1。8月15日現在、14試合、3勝0敗1セーブ、防御率3・50。4月4日1軍登録抹消(再調整)。
○…右肩痛のためファームで調整しているヤクルトの高卒ルーキー増渕竜義投手(19=鷲宮、183センチ、81キロ、右投げ右打ち=06年高校ドラフト1巡目)は8月14日グッドウィル戦で2番手として登板した。2回4番後藤に2球目を左前打され6番貝塚にシンカーを右前打、7番松坂に左前打で1死満塁としたが8番銀仁朗を空振り三振で2死、9番高木をストレートで右飛に抑えピンチを切り抜けた。3回は2三振と中飛で力強いピッチングを見せた。4回には2度目の対戦の後藤にカウント1-3後のストレートを右翼に8号ソロの同点弾。5番リーファーに右二塁打後に内野ゴロ、暴投で2失点。この日は最速149キロにカーブ、シンカーの変化球にも制球があった。投球数63球、打者15、投球回3、安打5、三振3、死球1、失点2、自責点2で逆転負け。今季4試合で2敗目。ネット裏では「上体が強いので下半身の強化が大切」との声。増渕は「体調も良いのでこれから投げる機会も多くなる。頑張りますよ」と熊田2軍マネジャーを通じてコメントした。投球状態も良さそうに見える。今後に注目したい若手投手だ。8月15日現在、4試合、0勝2敗、防御率8・25。
○…ロッテのズレータ(32)は8月18日グッドウィル戦で今季イースタン・リーグに初出場した。初打席は投ゴロだったが2打席目の2回2死満塁で岡本の4球目、143キロのストレートを右翼防御ネットの中段(推定130メートル)に当てる今季1号の満塁ホームラン。ネット裏では「パワーは凄い!」と感嘆。打線もこの1発で燃えた。先発全員安打の14安打を記録したがチームは延長11回2死三塁で後藤の三ゴロを三塁手が失策し1点を献上。11回、許に抑えられ1-2で惜敗した。
○…ロッテの06年高校ドラフト1巡目の大嶺祐太投手(19=八重山商工)は8月19日グッドウィル戦で今季13度目の先発登板したが「どうした大嶺!」とファンからため息が漏れる今季最悪のピッチングだった。この日は最速145キロにカーブ、フォーク、スライダー等の変化球を投げたが初回からグッドウィル打線に集中打を浴びた。1死後2番高木浩から7番大崎まで2連打、四球、2連打、四球で1死満塁で5番リーファーにストレートを中前打され2点の先制を許し1死一、三塁で6番松坂に4球目フォークを中前打され3失点目、8番銀仁朗を遊併殺打に打ち取ったがこの回投球数35球、安打4、2四球で立ち上がりから苦しんだ。2回にも先頭打者9番黒田に右前打、1番柴田にも右前打で一、三塁、2番高木浩四球で無死満塁とし、3番大島中飛で1死後4番後藤に初球ストレートを右前打されこの回1失点、5番リーファーを満塁で四球押し出しで2失点目。6番松坂に4球目を右中間に2点タイムリーされ4失点。一、三塁となった所で降板。この日は投球数72球、打者15、投球回1回1/3、安打8、四球4、三振0、失点7、自責点7と不本意なピッチング。大嶺は「次は体調を良くして頑張ります」と明るさを取り戻したが通算は4連敗で14試合で2勝7敗、防御率4・35、1試合平均投球数93・1球、被打率2割6分7厘。頑張れ大嶺の声が飛ぶ!!
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