2006年06月14日
湘南の4年目・木村昇吾内野手(26)に10日、うれしい知らせがあった。今季3度目の1軍昇格だ。「僕には練習しかありません。すべてが勉強ですから、全力を尽くします」と笑顔を見せた。高木育成特別コーチは「1軍に出場させても働きますよ」と合格点。銚子守備走塁コーチも「8日から初めて外野の練習をさせた。チャンスを大切にして1軍で働け」とアドバイスする。
今年のキャンプは2軍スタート。目標はフォームの確立と強く鋭い打球を打つ事だった。先輩の金城選手(29)から「左足が動いてもいいから体重移動に注意して思い切って強く振れ」と忠告され、2月20日に1軍キャンプに参加した。
高校、大学と遊撃手一筋にやってきた。「高校時代の通算打率は3割4分以上で本塁打20本。大学時代も通算打率3割5分以上で本塁打は20本以上」と振り返る。岩井2軍監督は「打撃、脚力、強肩とも1軍に出しても通用する」と折り紙をつける。遠投110メートル、本塁から一塁までの走力タイムは4・01秒。
今年は開幕から1軍で、ファームに降格した4月4日対ヤクルト戦(戸田)では3回にゴンザレス投手の3球目を中前打、8回には館山投手の初球を右前打した。20日再度1軍に登録されるまでに9試合に先発出場(三塁手)し、打率1割9分4厘、本塁打0、打点4、失策0。21日対ヤクルト戦(神宮)の8回、代打で吉川投手から左前打を放った。1軍5試合で4打数1安打、盗塁1、四球1、打率2割5分だった。
約1カ月間、1軍生活を送ったが、5月22日に再調整で登録を抹消された。翌23日対インボイス戦はファームで10試合目の出場。三塁手で先発出場し、4回に長田投手の2球目ストレートを一塁内野安打、6回には山岸投手の4球目ストレートを左前打した。6月に入り8日対楽天戦(横須賀)でも三塁手で先発出場し第1、第2打席で小山投手から投手内野安打と左前打、3試合ぶりに2安打と気を吐いた。
12日現在、1軍18試合で打率2割8分、本塁打0、打点5だが、2度目のファームでは19打数8安打、打点1の打率4割2分1厘。2度目のフレッシュオールスターゲーム出場(04、06年)も決まり、気分を新たにしている。
◆木村昇吾(きむら・しょうご)大阪出身、尽誠学園高-愛知学院大。182センチ、75キロ、右投げ左打ち。昨年ファームで80試合、打率2割5分1厘、本塁打1、打点15、盗塁16。1軍では昨年まで22試合、打率1割5分4厘、本塁打0、打点0、盗塁0。好きな言葉は「感謝」。ヤクルト宮本慎也内野手(35)が目標。03年4月に妻あずささんと結婚。子供は1男1女で、かんなちゃん(2)と昇輝君(1)。「散歩や食事に行くのが楽しみですよ。寝顔を見ているとうれしくなり、明日も頑張るかと言う気持ちになる」と、良きパパぶりを発揮。母親ひとみさんは03年12月29日に52歳で死去。父親昇治さんは妹弟と生活している。1軍に安定出来るようになったら家族を横浜球場に呼び、全員で食事をするのが夢。血液型A。背番号66。
○…昨年イースタン最多勝(10勝)のロッテ2年目・手嶌智投手(23=拓大紅陵高-新日石油、185センチ、80キロ、右投げ右打ち)が、6日のインボイス戦(西武第2)で今季初先発し、初黒星を喫した。右肩痛でスタートが出遅れたが、この日はストレート、スライダー、チェンジアップ、フォークと、球種にも安定感があった。3回に1失点、4回には失策から3連打され2失点し、走者を二、三塁に残して降板したが「マウンドはやっぱり気持ちがいいです。次に向かっての目標も出来た。反省するところをしっかりやります」。投球回3回2/3、投球63球、安打5、三振5、四球2、失点3、自責点2。
○…インボイスの2年目・星秀和内野手(19=前橋工高、180センチ、75キロ、右投げ左打ち)は6日のロッテ戦(西武第2)でプロ入り初ホーマーを打った。昨年捕手から内野手にコンバートされ、本塁から一塁までの走力タイム4.30秒。打撃センスも良く基本を大切にしている。8回ロッテの救援は05ドラフト高校1巡目の柳田将利投手(18=青森山田高、176センチ、99キロ、左投げ左打ち)の4球目内角ストレートを右中間に推定距離125メートルの1号ソロ。星は「高校3年生以来のホームランにびっくりしていますよ」。
○…巨人のドラフト高校1巡目・辻内崇伸投手(18=大阪桐蔭高、184センチ、88キロ、左投げ左打ち)は10日のインボイス戦(ジャイアンツ)で今季7度目(先発6度目)の登板をした。2死から2連打、そして四球で満塁とし野田の初球の変化球カーブが暴投となり先制点を許した。2回には黒瀬と水田の時に最速150キロのストレート(ボールとなる)を出した。2、3回を無失点に抑えたが、4回に黒瀬、水田、岡本にストレートを3連打(3二塁打)され2失点。期待がかかった(4連勝)登板だったが、6回先頭のリーファー、野田に連打されマウンドを降りた。この日は投球回5回0/3、投球109球、打者24、安打7、三振2、四球3、失点5、自責点5だった。
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