1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. 野球
  3. コラム
  4. 河野祥一郎「今週のイチ押し!」

2006年03月22日

楽天2年目塩川、勝負強さに磨き

 投高打低の楽天。その中で今年2年目の塩川達也内野手(23)は教育リーグ開幕戦から3番に座り、首脳陣の期待も大きい。松井2軍監督は「野球センスもいい。キャンプでも練習量は多かった。今年は頑張ってくれる」と太鼓判を押す。

 東北福祉大時代の通算打率は3割8分以上で本塁打は20本。守備は遊撃手で通した。昨年イースタンで本塁打なしだが、塩川は「僕は中距離打者ですから出塁率や得点圏打率に目を向けたい」ときっぱり。

 今年の久米島キャンプでは「思い切ってバットが振れた。昨年10月に手術した右肩も完治し気分良く練習が出来た」と振り返る。守備で目標にしている「楽天の酒井忠晴内野手とヤクルトの宮本慎也内野手の捕球、送球を学びたい」と言う。昨年イースタンで遊撃手として48試合に出場、失策6、守備率9割6分6厘。7日ロッテ戦では、3番を打ち7回2死から田中投手の4球目ストレートを右前にクリーンヒットの初安打を放った。

 11日湘南戦では2番を打ち4打数2安打とシャープなバッティングを披露、打撃の調子も上げてきた。本塁から一塁まで3・98秒で塁に出ると、盗塁も敢行するなど脚力もある。

 19日ロッテ戦では1回に中前打で打点1、3回には木興投手の2球目を左中間に本塁打して打点1。5回には右中間安打で打点1、そして2巡目にも右中間二塁打で打点1、1イニング2安打の2打点。この日は5打数4安打、4得点、本塁打1、打点4と勝負強さを見せた。塩川は「バットが良く振れた。気持よく開幕を迎えたい」と笑顔。チームも最終戦を23対3で勝ち7勝3敗1分け。勝率7割で19日現在イースタン1位で終了した。

 ◆塩川達也 神戸国際大付高-東北福祉大で04年ドラフト5巡目で楽天入団。180センチ、79キロ、右投げ右打ち。昨年イースタンで72試合、打率.274、打点12。好きな言葉は「初志貫徹」。

★楽天期待の大型左腕の片山博視投手(19=報徳学園高、191センチ、95キロ、左投げ左打ち、05年高校生ドラフト1巡目)はプロ入り3試合目の出場となる16日の日本ハム戦で初先発登板をした。この日は最速136キロで、速球、カーブ、スライダー、チェンジアップを投げたが、3回無死満塁から死球、そして併殺の間に1点を失った。6回には2死一塁で代打の森選手に5球目ストレートを左翼席にプロ初の2ランを許した。片山は「先発でも緊張はなかった。制球が乱れ死球を出したこと、1発を喫したことが反省です」と苦笑い。結果は、投球数96球、投球回6回、安打9、四死球3、三振1、失点5、自責4。松井2軍監督は「いろいろと勉強すればいい」と次の登板に期待した。

河野祥一郎「今週のイチ押し!」
河野祥一郎(こうの・しょういちろう)
 1940年(昭和15年)愛媛・今治市生まれ。59年愛媛県立西条高校卒。同校野球部では内野、外野を守り1番を打った。芝浦工大に進学し、大学2年から野球部マネジャーとなり、同校野球部の東都大学野球リーグ優勝や、明治神宮大会などで日本一のチーム作りに貢献する。
 63年の卒業と同時に、日本プロ野球機構コミッショナー参与で東大野球部監督だった神田順治氏の推薦により、セントラル・リーグ野球連盟の記録部に入社。66年から5年間、故鈴木竜二元セ・リーグ会長宅に下宿し、プロ野球について勉強。69年4月15日大洋対広島1回戦(川崎球場)で、公式記録員のスタートをきる。
 数々の名勝負、名場面の中でも、73年8月30日阪神対中日の延長11回ノーヒットノーラン試合、76年の巨人加藤初投手のノーヒットノーラン試合、94年巨人槙原寛巳投手の完全試合、97年のヤクルト石井一久投手の、98年の阪神川尻哲郎投手のノーヒットノーラン試合を担当した。
 そしてイースタン・リーグでも82年日本ハム芝投手や、99年巨人入来祐投手のノーヒットノーラン試合も見届けた。  日本シリーズ3度、オールスターにも5度参加し、71年のオールスター第1戦(西宮)で阪神江夏豊投手の9連続奪三振と、全セのノーヒットノーランを担当した。
 公式記録員38年間で1808試合を担当し、99年に退職した。
 著書に「スコア・ブックのつけ方」(86年)がある。

最近のエントリー


このニュース・話題の日記を書く

※ニュースの日記を書く方法はこちらで紹介しています。

このニュースには全0件の日記があります。


ソーシャルブックマークへ投稿

0

ソーシャルブックマークとは

  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. 野球
  3. コラム
  4. 河野祥一郎「今週のイチ押し!」