2006年03月08日
春季教育リーグが開幕した。昨年、イースタンリーグ5位の日本ハムの中で、2年目の鵜久森淳志外野手(19=愛媛・済美、187センチ、80キロ、右投げ右打ち)が教育リーグでチームの4番に座り、期待度ナンバー1の大器ぶりを見せている。打撃練習で鋭い打球を左右に打ち分けるパワーを持ち、身体能力は1軍の新庄を思わせるものがある。岡本2軍監督も「今年はファームで打率2割6分以上と本塁打10本以上を期待している。1軍で働ける技術はある」と評価する。
鵜久森は2月の名護キャンプではよく振り込んだ。タイミングの取り方などを徐々に身につけ、1軍の紅白戦でも安打を放ちアピールをした。打撃、守備コーチにもアドバイスを求め、1軍を意識する積極性が見られた。
昨年はファームで88試合、打率2割2分8厘、打点34、本塁打8本で打撃29位に終わった。今季は「打率3割以上、本塁打20本が目標ですが、やはり1軍を狙うバッティングと守備に磨きをかけます」。好きな言葉は「全力」。その2文字を胸に、目標として挙げる巨人小久保内野手を目指す。
教育リーグの開幕戦の対インボイス戦では長田、張、東の各投手を打てず3打数ノーヒットとほろ苦いスタートだった。しかし、5日対巨人戦(ジャイアンツ球場)で3回2死走者1塁でプロ初登板の栂野投手の4球目ストレートを中越え二塁打。今季4番に座ってうれしい初安打、初打点を記録した。5回1死走者一、二塁でも栂野投手の4球目スライダーを投手強襲安打で打点1。この試合は5打数2安打、2打点、2三振だったが、鵜久森は「応援してくれるファンの為にも初安打と初打点を記録し、岡本2軍監督の今季初勝利にも貢献できてうれしいです」と笑顔を見せた。
鵜久森に注目しているファンは多い。新潟市美の里に住む渋谷正一さん(62)は「この所は雪が降り大変ですが、鵜久森選手の活躍を聞くと元気が出ます。ファンの1人として活躍を期待しています」と激励。これからの試合から目が離せない1人だ。
(次回は巨人の十川雄二外野手を取り上げます)
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