2005年09月26日
ヤクルト・古田捕手の2番手争いが面白い。強肩の米野智人捕手(23・北照好・6年目)か、頭脳の小野公誠捕手(31・東北福祉大・9年目)か、打力の福川将和捕手(29・三菱自動車岡崎・4年目)かが興味のある所だ。この中から現在ファームで活躍している福川将和捕手にスポットを当てた。大阪・大体大浪商高・東農大生物産業学部から社会人野球で腕を磨いた。羅本スカウトの目にとまり01年ドラフト5巡目入団した遅咲き選手だ。
今年の開幕は1軍登録選手入り4、5月に抹消登録を繰り返した。1軍成績は2試合、2打席ノーヒットで5月10日に1軍を抹消され再調整となった。ファームでは捕手48試合で失策1、三塁手を10試合で失策6、外野手1で失策0と打撃を生かす為に他のポジションを監督が守らせている。打撃では4月10日対楽天の9回に小倉投手から左前安打(市営浦和)の初安打。4月13日対湘南戦の7回に千田投手から横浜球場の左翼席にソロホーマーの初本塁打と初打点を記録。福川は振り返る。
捕手は高校生になってから守り、それをまでは一塁手。高校時代は通算打率・340、本塁打10本で大学になって本格的に捕手を練習し4年時にはMVPも獲得した。社会人でも打撃は光り通算打率5割以上、本塁打25本で打撃面には自信がある。ファームでは各月は打率2割台であったが宮本慎也選手から1本の電話を自宅にもらってから9月は12試合44打数20安打、1本塁打、6打点の打率・455で1試合3安打を4試合連続を含み5度と爆発だ。
小川2軍監督は「3人とも長所と短所はある。福川は捕手の勉強が大切」と言う。本塁-二塁手までの送球は2・08秒(古田捕手は1・85秒)、脚力は本塁-一塁間4・15秒、遠投110メートル、課題は「送球をキャッチング」と首脳陣は言う。18日対湘南戦、19日対ロッテ戦で7連続許盗塁だけに投手陣のリードも課題。好きな言葉は「冷静な判断」。目標の選手は「古田捕手(ヤ)で捕手以外でも色々と学びたい」と言う。同級生の綾子さんと2年目に結婚し2人で協力して1軍定着を目標にする。26日現在、65試合、打率・284、本塁打5、打点29、盗塁4で規定打撃の15位居ないにランクしている選手だ。背番号37。【河野祥一郎】
◆ヒカル君=インボイス後藤武敏内野手(25=法大・3年目)。9月23日に1軍登録になった。打率、打点の2冠獲りに元気一杯だ。15日対ヤクルト戦の8回に河端投手から逆転の11号2ランに後藤は「頭の中は守備です。投手から信頼される内野手になります。チャンスですので狙います」と信頼回復に汗を流す。176センチ、88キロ、右投げ右打ち、背番号6に注目。
◆ヒカル君=インボイス高山久外野手(24=九州学院高・6年目)。22日対ヤクルト戦で9回河端投手から同点4号、11回に走者一・三塁で鎌田投手の初球ストレートを勝ち越し打の中前打。3安打4打点と大当たり。勝負強さが光る一打に各チームの編成部も注目した。1メートル78、82キロ、右投げ右打ち、背番号44の才能開花か?
◆ヒカル君=湘南南竜介外野手(24=報徳学園高・6年目)。25日のインボイス戦で岡本投手の完封を止める10号ソロ(横須賀)に「ボールが良く見えた。納得の振り」にチーム最多本塁打を狙う。
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