2005年09月05日
練習の虫だ。野球大好きな日本ハムの3年目、尾崎匡哉内野手(21)の成長が楽しみだ。兵庫・報徳学園高、181センチ、74キロ、右投げ右打ちで02年ドラフト1巡目の期待の逸材。中学時代は投手と遊撃手。高校時代は遊撃手の1番打者として活躍。高校3年の春のセンバツでは1番打者で優勝に貢献した。
高校通算4割2分、本塁打21本と野球センスは抜群。昨年は攻守に英才教育を受けた。先輩の今津光男さんは「昨年は本当に練習した。三遊間の打球は弱かったが敏速な動き、ゴロ捕球、送球も良くなった。強肩だけに守備範囲を広くしてほしい」と将来の1軍遊撃手に期待する。昨年はイースタンで67試合、打率・241、本塁打3、打点30で遊撃手35試合失策7、三塁手28試合失策5で今年は飛躍を期待された1人だ。
開幕2試合目(鎌ヶ谷)の第1打席で楽天の山村投手から中前打、4月24日の対湘南戦(鎌ヶ谷)の3回には龍太郎投手から右翼席に今季1号。4月には7試合連続安打と好スタートを切ったが死球に泣いた。ヤクルト戦4個、巨人戦3個、楽天、湘南、インボイス各2個、ロッテ1個の計14死球でイースタン新記録。尾崎は「逃げるのがダメなのか」と反省。6月11日の対楽天戦(山形)で右足をけがして同12日の対楽天戦から9試合欠場した。「暑い方が好きです」というだけあって8月6日の対楽天戦(山形)で今季初の4安打。2回右前、4回中前、6回左前、8回右前安打と広角にクリーンヒットを披露した。
好きな言葉は「雑草魂」。小笠原選手(日本ハム)と宮本選手(ヤクルト)の攻守を目標にしているという。本塁-一塁間4・09秒、遠投110メートル。尾崎は「勉強するところが多い。練習するしかありません。親父(徹さん=49)を札幌ドームに呼べるよう努力します」と力強い。岡本2軍監督は「走攻守に努力の結果が見られる。センスがいいので楽しみだ」と期待する。8月12日現在67試合、打率・235、本塁打5、打点32、盗塁0で、守備面では遊撃47試合失策13、三塁手22試合で失策3.あいさつ、返事、後片付けを後輩に教える態度は素晴らしい。背番号23。【河野祥一郎】
◆ヒカル君=ヤクルト2人目の3割打者を争うのは8月31日現在、打撃11位牧谷宇佐美外野手(25)が試合72、打率・295、打撃12位梶本勇介内野手(22)が78試合、打率・293だが9月に入ると2人ともバットがよく振れて鋭い打球を飛ばしている。1軍切符を手中にする競争が面白くなってきた。
◆本塁打争いを独走するロッテの新人、竹原直隆外野手(25)は3日の対日本ハム戦3回、吉崎投手の6球目ストレートを鎌ヶ谷球場の左中間(推定距離130メートル)に今季20号同点ソロを打ち込んだ。各球団編成部は「パワーはNO・1。1軍で活躍してほしい若手だ」と勝負強い打撃に合格点。
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