2006年11月17日
オーナー会議の権限は?
阪神の減免決定
誠に申し訳ありませんでした。前回、広島・黒田投手の残留について書いたのですが、同投手の背番号を間違い、広島の最終戦の日時も誤りました。多くの方から叱責、ご指摘をいただき、途中から直させていただきましたが、決して許されるミスではありません。恥ずかしい限りで、お怒り、不快感を抱かれた方にはただただ、お詫びするしかありません。今後、絶対にこんな不手際がないように努めるつもりです。陳謝します。
さて、プロ野球のシーズンオフの動きが活発になっています。松坂(西武)が約60億円でレッドソックスでポスティング入札され、井川(阪神)も今月末あたりに落札球団が決まる予定になっています。この制度については、いずれ機会を見つけて書いてみたいと思っていますが、今回は14日に行われたオーナー会議の審議決定に触れてみたいと思います。
この日の最大の議題は阪急ホールディングスと阪神電気鉄道の合併に伴なってタイガースを新規参入球団と見るかどうか、というのが最大の焦点でした。結果は多くの方がご存知のように預かり保証金(25億円=10年後に返却)、野球振興協力金(4億円)は免除され、加入手数料、1億円だけ支払うことで、決着がつきました。
阪神とすれば、寛大な処置? に胸を撫で下ろしたでしょう。ただ純粋、論理的に考えれば加入手数料を支払うということは、新規参入と見なされる可能性があり、29億円の減免はやや矛盾してくるのではないでしょうか。日本プロ野球組織によると、“新生阪神”の経営方針などの調査料などの経費ということで、満場一致となれば、私が遠吠えしても仕方ないでしょうが…。
それよりも、7月5日の同会議で一度は決議されたことが覆ったことには疑問が残ります。阪急と阪神の経営統合が明らかになり、他のほとんどの球団が「実質的な保有者の変更」と解釈、新規参入球団とする考えが大勢を占め、原則論が優先された。
さらにもう一つの問題は2日前に行われたプロ野球実行委員会。野球協約ではこの会議で決議されたことはオーナー会議に諮られ、そこで承認を必要とされる事項を審議決定されると記されているが、実行委員会では決議はされず、オーナー会議に委ねれられた。この不備も批判されてしかるべきでしょう。
その後、阪神はもちろん角和男・阪急阪神ホールディング社長も根来コミッショナーと面談、両者とも阪神がタイガースの親会社であることを訴え、球界に未だ残る阪急アレルギー(オリックスに球団を売却した件)を払拭することに奔走、それもまた決議が覆る要因の一つになりました。
今回の減免に関しては根来コミッショナーや各オーナーは今後、協約改正に積極的に取り組むことも表明していますが、プロ野球ファンの意見を多く組み込む改正を期待したいものです。
November 17, 2006 11:55 AM
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