浅岡真一 独断流

2006年09月01日

ケガしないのも素質の一つ

故障に泣いたチーム

 オリックスのプレーオフ進出が8月27日、絶望になりました。開幕前、私は“台風の目”になり得るチームだと思っていました。関西在住の身、多少の肩入れもありましたが、清原、中村紀の新加入もあり、チームのムードも活性化したし総合力で楽天以外の4チームとは、大して遜色はないと見ていました。

 しかし、7年連続Bクラスが確定した同日、いみじくも小林球団本部長補佐が「戦力はうまく整えられたけど、投打の主力に故障が多く出てうまくいきませんでした」とコメントしたように、ケガ人が相次ぎ、固定したメンバーで戦うことが出来なかったのが最大の敗因でしょう。

 主力の故障と言えば、巨人も同様でしょう。小久保、高橋由らクリーンアップが離脱。他にも1、2番が固定できず、先発投手陣が不安定だったことも絡んでいますが、何よりも主軸の故障が第一。現時点で全試合出場者が二岡ただ一人とは、巨人の凋落を象徴しています。

 ところで、ケガ・故障は本当に不可抗力なのでしょうか。それは時によってはあり得るかもしれませんが、基本的にはしっかりと練習をすることが第一です。シーズンオフのオーバーホール、春季キャンプ前からインして内容、さらに開幕へ備えるオープン戦の時期、さらに公式戦に入ってからです。

 世界の盗塁王、元阪急の福本豊氏とよく話をするるのですが、氏は「故障をしなかったから、走れた(通算1065盗塁)んだよ」と何度か語られています。ケガをしないためには、何が一番大切か、しない工夫、準備をすることです。

 例えばヘッドスライディング。けん制球を投げられた際の帰塁、ホームベースへの生還など、近頃は多く見られます。一塁への走塁は駆け抜けた方が速いのは科学的に証明されています。何より突き指、さらに体に故障をきたす危険性が高いのです。高校野球などでは「闘志溢れるプレー」と礼賛されますが、とんでもないことです。

 アマでは将来に影響を及ぼすこともあり、プロでは選手生命を壊すこともあります。走塁はもちろん守りでも打球がどこへ飛んできたら、どういう動きをすべきか、それを予測するのが準備でケガを極力防ぐことにつながるのです。

 チームにも痛いですが、自身が傷つくのです。無気力プレーは許されないですが、ちょっとした不用意でン億円を棒に振った選手を何十人も見てきました。もったいない。いらぬお節介と言われればそれまでですが、どうも、最近はそういう自覚が少なくなっている気がしてなりません。

 かつての長嶋、王はオープン戦でも出場することが宿命でした。さらに鉄人・衣笠、最近では阪神の金本らはプロ中のプロだと痛感します。素質と努力で一流になるのですが、ケガをしないことも素質の一つ付け加えたい、と昨今は思います。

September 1, 2006 11:58 AM

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コメント

 東京面は、日本ハムの一面が多い。この前は、ダルビッシュくんが一面を飾る。今年のオリックスを潰した陰の立役者の一人だと私は思う。彼の清原さんに対する死球、これで今年のオリックスはだめかなと思った。清原さん一人で、今年の方針を全面的に打ち立てているから、清原さんこけたら、みなこけた。清原さんの運に賭けた形になった。
 去年と戦力的には、外国人以外は余り変わってない。欲を言えばキリがないが、十分優勝争いはできる。パウエルとセラフィニの穴を監督は指摘するが、楽天とオリックスの戦力差をいったいどう説明するのか。去年解雇した小倉さんは、楽天では抑えの切り札である。
 オリックスは、楽天ほどそんなに戦力的には悪くない。新人もそれなりによい。それなのに勝てない。・・・・・。
 その原因は、守護霊にあると思う。中村監督の周りには、小さい小人のような霊が見え隠れしている。90年代の阪神時代がそうだ。苦難苦境の顔つきになるたび、小人たちがほくそ笑えむのだ。それが貧乏神か、悪運の霊かどうかはっきりわからないが、よくない霊に見える。1992年の優勝でも、亀山新庄フィーバーの強運をいかしきれなかったのはその小人のせいだ。
 頑固な作戦戦術に固執したのも、小人の導きからであるにちがいない。仲田、中込も例年にない強運モードであった。作戦戦術に固執した結果、その後の松永-野田のトレードでどのようになったかでも証明されているだろう。
 清原選手や中村選手も、今年はオオギ監督に守られ、いいオ-ラが見え隠れしていたのに故障してしまった。まあ、中村選手の場合、もともと戻ってきた時がいちばんオーラがよかった。
 宮内オーナーもあまりよくないように感じる。ちなみに、オオギ監督は、博才の神がついていた。

投稿者 tigreganba : 2006年09月20日 20:54

はじめまして、いきなり失礼します。
野球は素人なのですが、甲子園を見ていてヘッドスライディングについて調べたい(検証したい)と思いまして、いろいろ調べているうちにこのブログを見ました。

私も一塁へのヘッドスライディングについては、結果的に遅いのではないか?と思っていますが、イマイチ確証がありません。
”一塁への走塁は駆け抜けた方が速いのは科学的に証明されています。”
と書かれておられますが、出来れば証明した文献や資料、webページなどを紹介していただけませんでしょうか?
実際にタイムを計ったり検証した方がおられるのでしょうか?
それとも、経験的にヘッドスライディングは遅いという風に判断されているものなのでしょうか?
教えていただければ幸いと思います。

投稿者 野球素人。 : 2006年09月14日 01:25

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