浅岡真一 独断流

2006年08月04日

ゲーム後の会見は監督の公務では…

岡田監督の拒否

 まさかと思いましたが、やはり試合前の“宣言”通りでした。

 7月30日のヤクルト戦、阪神は終盤、藤川が3イニングを熱投、12回時間切れ引き分けに終わりました。ゲーム後、岡田監督は追いすがるトラ番記者に「しゃあない」とひと言だけ残しそのままロッカーに消えてしまいました。

 通常、甲子園でゲームが行われる時は勝っても負けてもプレスルームに監督は姿を現し、取材陣の質問に答えることになっています(勝利時はその前にテレビのインタビューに応じます)。もう30年以上も続いている慣例のようなものです。

 ところが、この日は試合前から「今日はしゃべらんで」と語り、その考えを貫いたわけです。

 怒りの原因は、当日のあるスポーツ紙に「岡田よ、落合を見習え」と1面にデカデカと見出しが躍ったことです。原稿の内容はスタンドの声を集め、中日の監督のさい配に見習うべきところがある、というコメントなどを集めたものです。

 私が読んでも、原稿そのものは大して過激ではなかったのですが、見出しが岡田監督の逆鱗(げきりん)に触れ、その1社だけを排除して会見をしたら、騒ぎが大きくなるからいわば「連帯責任」をトラ番全体に科したということになります。
 就任3年目で初めての拒否、私は残念でならないのです。何よりもタイミングが悪過ぎました。長期ロードへ旅立つ最後の試合、スタンドも満員になり、テレビで長時間、見ていたファンも多かったことでしょう。そういう方々へ、8月の巻き返しの意欲、決意を示して欲しかったと思うからです。

 記者の仕事はいろいろありますが、ファンとチームの“つなぎ役”になるのも使命だと思っています。選手のコメント、エピソードを伝え、監督のゲーム後の手ごたえ、さい配の説明を引き出して、ファンに届けることで両者の距離を近づけることになると思ってきました。

 そのあたりは岡田監督も十分に理解しているでしょう。キャンプや遠征時で食事会を開くなど担当記者とのスキンシップを図る気遣いもやってきた同監督なのに今回の会見拒否はよほどその見出しが腹に据えかねたのでしょう。

 ロードに出た巨人戦、1戦目は悔しいサヨナラ負け。岡田監督は会見こそ行わなかったものの、帰りのバスへの道すがら、トラ番の質問に答えていました。さらにその深夜、宿舎取材に駆けつけた連中に声をかけバーでグラスを傾け合ったと聞きました。

 岡田監督特有の気配りが出たと言えますが、先に書いたように、担当記者はあくまで“つなぎ役”。特に今や球界一の人気球団、やはりゲーム後の会見は「給料のうち」だと思います。早く正式会見をして(このコラムが掲載中に復活する可能性はありますが)、旧来の形に戻って欲しいものです。

 付け加えるなら、復活した以後は二度と拒否をしないことを願っています。

August 4, 2006 11:46 AM

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コメント

 岡田監督のインタビュー聞いていて感じることがあります。
 褒めるのがなんと下手な監督かと思います。おべっかを使えといっているのではありませんが、星野監督は、怒るときも厳しいのですが褒めるのも本当にうまかった気がする。次に繋がる鼓舞をするというか、勝利に対して、本当に喜ぶのが見て取れるし、選手の方々もまたがんばろうと思うのではないでしょうか。絶対勝つぞー!って感じがある。岡田監督のコメントを聞いていると、全般的にあのー、えっと、まーっていうような語が気になって終わります。
 それほど、岡田監督は悪い運をもってる人ではないです。
 岡田監督には、将来的にはオリックスの監督を希望します。長くやれば、パリーグの方が大活躍の運がでてるからです。
 ちなみに優勝街道をひたはしる中日落合監督は、四面楚歌で凶と見えるのですが、なぜなんだ????
 笑う門には、福来ると言いますが、岡田監督は、笑って采配した方がいいと思います。ピンチの時でも、笑ってたらただのアホですけど、喜びを表にだすことは、岡田監督はすごく重要だと思います。
 岡田監督は、ピンチになると帽子を取って、髪の毛を触りだします。連敗が嵩むほど頭頂部のはげ具合が目立ち、ピカリてかりまくります。これはだめです。中村監督と同じ運命が待ち受けてる感じがします。

投稿者 虎キング : 2006年09月29日 09:52

 岡田監督も人の子です、そりゃライバル球団の監督と比較して名指しで「見習え」なんて言われたら立場
が無いですよ…公務というのも解らないでもないですが、浅岡さんご自身も「慣例」と仰るのであれば、絶対
に会見しなければならないという規則があるわけでも無いわけで。

 確かに、ファンはすこしでも現場の情報や生の声が聞きたいと思ってるでしょう。しかし、現場の雰囲気
を壊したり足を引っ張るようなことはしたくないとも思ってるはずです。どう贔屓目に考えても「ネタをくれ
ないと記事が書けないんだから何とかしろ」というメディア側の勝手な押し付けに聞こえてしまうんですが…

 しかも試合前にしゃべらないと宣言してるんだから、岡田監督も気を使ってると思います。そういう気を
使わせること自体が、現場の足を引っ張ることになりはしないでしょうか?

 自分は阪神ファンでもなく岡田信者でもありませんが、岡田監督らしい野球をするのが岡田監督なんじゃ
ないんですかね?それが良いか悪いかを判断するのはマスコミではなくファンですよ。シーズン終わって阪神
が逆転優勝してたら、「落合を見習え」と書いた張本人はどのように自分を弁護するんでしょうか。少なくと
もまだ逆転の目が充分にある状態で書く記事ではないはずで、岡田監督がそれに対して怒ることはしごく当然
のような気がします。


 本当に球界の行く末を案じるのであれば、メディアにはもっとファンがポジティブになれる、元気になれる
情報の提供に力を入れて欲しいですね?

投稿者 クロスボーン・バンガード : 2006年08月10日 17:38

全くその通りです、監督は腹が立つも公務と思います。
岡田監督のさい配は落合監督、星野監督に見習うべきだ。
無策である、他の解説者も陰で言っている。
監督不在でも構わない状態だ、中村鋭ちゃんの言う通りや、
大リーグや堀内監督ではないのだ、小さな野球を軽んじてる、
策を施して負ければ仕方ない、落合監督が言っている、
考えろ。

投稿者 加納 昌夫 : 2006年08月09日 11:39

去年のセリーグの優勝チームどこだっけ?
怒るの当たり前じゃん。それで記者会見やるべきだなんて虫が良過ぎないかい? 給料のためって、全くあんた自分のことでしょ? 自分が明日から食いっぱくれるからだろ? ゴキブリとはよく付けた。自分でわかってればたいしたもんだよ。あんたはゴキブリだよ。
岡田監督と個人的に会ったこともあるけど、いい悪いは別にして、とても気持ちの大きい人だったってことは覚えているけど。
まぁ、おたくらみたいな商売している人にこういうこと言ってもラチがあかないけどね(失笑)。
自分の道徳レベルも下がりそうだからこの辺にしとくよ。

投稿者 手のひらを返している : 2006年08月09日 03:40

奇麗事を書いておられますが、「落合を見習え」とはファンの意見だ、として逃げ道を作ったうえで、これでもかと采配批判するマスコミのほうが異常だと思いますが。
そもそも岡田監督は、これまで大敗したときでも、必ず試合後の会見を開き、マスコミに対してはどちらかといえば協力的だったはずです。
それを、チーム状況がなかなか良くならず、もがき苦しんでいるときに、こともあろうに「落合を見習え」です。
ファンの意見だといいますが、そんなものがファンの総意などと思われても困ります。少なくとも自分は「冗談じゃない!」「あほか」と思いましたが。
そして、岡田監督は、その新聞社の言うとおり「落合監督を見習って」会見拒否しただけのことでしょう。しかも他社には気を使いながら事前通告までして。
人を傷つけるような無神経な見出しで個人攻撃しておきながら、会見を拒否したら「公務違反」?
そんな傲慢な態度だから、「マスゴミ」などといわれるんですよ。どこまで勘違いしたら気が済むのでしょう。
野球の面白さは勝ち負けだけじゃないはずなのに、今の風潮は、あまりにも勝ち負けだけにこだわり過ぎで、少し負けが込むと狂ったようにバッシングする。
おかしいと思いませんか?
そして、今日はネタに困ったのか、「球児。故障か」などと一斉に不安を煽る。
これについても、藤川球児がすごいピッチャーであることは誰もが否定しませんし、金本と並んでタイガースの要の一人であることは確かですが、彼に対する扱いが余りにも「神格化」されすぎていませんか?
少し連投すれば「酷使」、温存したり大事をとって検査すれば「故障」。正直、気持ち悪いです。
明らかにあなた方マスコミのほうが異常だし、そんな下衆な勘ぐりしかできないマスコミに、「ファンとの接点」などと語ってほしくありません。
ゴミみたいな記事ばかりで、ロクな記事しかないのが現実ではないですか。

投稿者 マスコミの勘違い : 2006年08月08日 15:15

マスコミは売る為によくこういう見出しを出しますね。
持ちつ持たれつの関係なので足を引っ張るような真似は控えてほしい。
こういう記事を載せることが岡田支持者、反支持者を分断させ
チームもファンも良からぬ方向に向かってしまうことを認識すべき。

私個人としては岡田監督は過去の歴代監督と比べても
よく頑張っていると思っています。例え今期優勝を逃したとしても。
今期は投打とも不振で誰もタイトル争いに絡めないような現状で
なんとかやりくりして落合中日とよく互角に渡り合っています。

この前テレビで星野さんが仰ってましたね。
「最近のファンは贅沢になった。勝ち方にも不満を言う」と。
そのとおりだと思います。少し負けが込むと「暗黒時代の再来」や
「アレ辞めろコレ辞めろ」の大合唱。ファンであると同時に
アンチであるかのように監督や選手のミスを粗探ししようとする。
阪神ファンとマスコミにはもう少し落ち着きと余裕を持ってほしいです。

投稿者 T : 2006年08月06日 15:53

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