浅岡真一 独断流

2006年03月03日

他球団もそれなりの仕上がり

某スコアラーの診断
 隣の花は赤く見える……という表現は不適当かもしれません。贔屓(ひいき)が過ぎる……と言った方が的確かもしれません。ともかく、ほとんどの選手が素晴らしい仕上がりぶりを見せていました。
 23日から28日まで、阪神の安芸キャンプに行ってきました。終盤にさしかかってピッチも上がってきていました。オリックスとのオープン戦(2月25、26日)でも2連勝、特に江草、能見の両先発投手の好調さが目に焼き付きました。

 まあ、オリックスも清原、谷が2戦目しか出なかった(中村は代打で1打席のみ)という割り引き材料はありましたが、阪神も金本、矢野のベテランは欠場していたし、鳥谷もWBCの壮行試合の12球団代表に選ばれていて不在でした。

 今季のオリックスには大きな期待をしてますが、阪神の投手力を中心にした地力が、あの時点では上回っていた、と感じました。ほとんどの評論家が言うように、今年も阪神は強い、私もそう思っていますが、何しろ関西の2球団しか見ていない“井の中の蛙”。他球団はどんな状況だろうと気になっていたところで、ヒントを与えてくれる方にお会いしました。

 あえて、名前は伏せますが、もう30年近い付き合いのパ・リーグのスコアラーです。今年も交流戦が行われるとあって、6月中盤まではキャンプ、オープン戦、公式戦とずっと「セ・リーグ担当」を務めるそうです。交流戦直前には、また、この人から極秘情報? をもらおうと思っていますが、取りあえずキャンプの状態をほんの触り程度ですが、教えてもらいました。

 ◆巨人 チームの雰囲気が変わったというか、明るくなった。原監督が近藤昭仁・新ヘッドコーチを立てていて、それがいい形で回転している。練習内容も、バント、エンドランなど機動力を使う野球をやっていて一発だけに頼らない方向が見受けた。投手陣もパウエル(前オリックス)は二ケタは勝てるし、メンバーはそこそこそろっている。

 ◆中日 福留をセンターにアレックスをレフトにコンバートしてセンターラインはさらに強化された。右翼は井上、上田(前日本ハム)、英智らの競争になる。三塁は森野が主力になり立浪の出番が減るかもしれない。投手陣も川上をエースにツブが揃っているから優勝争いに加わってくる。

 ◆ヤクルト 打線はリグスの昨季後半の活躍が見込めるし、投手陣も石井久の再復帰などで、バランスが取れている。問題は古田監督が捕手として、どのぐらいゲームに出れるか。米野、小野らがいるが、やはり古田が頼り。これはふたを開けてみないと分からないだろう。

 横浜、広島ファンには申し訳ないが、ちょっと3チームと総合力に差があると思っていたので、ほとんど聞きませんでした。

 ところで、阪神はどう映っているのか。

 「そりゃあ、候補の一番手だよ。何といっても、あの投手力。12球団随一。ウチも対戦するまで、いろいろと研究して対策を練り、現場に参考になる資料を提供したいよ」。

 (次回は3月10日に更新予定)

March 3, 2006 04:50 PM

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コメント

私が思う優勝するチームの条件
1、センターラインの守備がしっかりしている
2、よく塁に出られ走れる優れた1、2番がいる。
3、しっかりした継投のできるリリーフ陣がいる

よく4番が誰だとかいう話はよくマスコミに出ますが、現代野球ではこの3つが重要なのではないかと個人的に思います。
近年優勝するチームの多くはこの条件に合うのではないでしょうか。
阪神にしても4番金本の話がよく話題になりますが、実質戦力として大きいのは赤星の存在ですよね。
リードオフマンとして打走とも文句ない働きと広い守備範囲でセンターを守れます。
ロッテにしても4番の三郎よりも西岡、今江の存在が大きかったのではないかと思います。

それを考えると
3つの条件と全て兼ねた中日阪神は、やる前から強くて当然という気はします。まかり間違ってもBクラスなんてありえない球団です。
しかし今期そこを補いつつある球団も存在します。
まず巨人。今期巨人は大砲より小坂を獲得してきました。
これにはさすが原監督、恐るべしと思いました。
小坂仁志の二遊間は高齢ですが、一躍リーグでは中日に匹敵する鉄壁な内野になるでしょう。二岡がセンター回るような事があれば捕手以外はセンターラインばっちりですからね。投手力も随分上がってくるかと思います。これは手ごわいですよ。

そして広島。広島は例年前監督の打撃偏重な時期が続き、守備力の向上と1、2番の確立ができなかったのが敗因だと思っていますが、今期加入の梵は1番セカンドとして期待される選手です。ショートも昨年無名ながら山崎がいい守備をしていて1,2番と2遊間ができつつあります。ここは今年いきなりというのはまだ難しいかもしれませんが、いい方向には向かっているのではないかと感じました。
あと栗原が凄いですね。たぶん相当やると思います。

投稿者 クリンスマン : 2006年03月07日 07:20

 自分は中日ファンですが、横浜・広島の2球団がまったく優勝戦線に加われないと
までは思いませんね。横浜は先発3本柱に安定感がありますし、吉見とベバリンが
ローテで回ってくれさえすれば充分に上位を狙える戦力になります。那須野や牛田、
岸本なども期待できそうですし、新加入の高宮は中日ファンの間でも評価高いですよ。
 広島は新外国人のダグラスに黒田・大竹と3本揃いましたし、昨年は故障で離脱
した河内や不振だった小山田や高橋建が復調してくるようなら、だいぶ戦力は整って
きます。佐竹・永川・横山・ベイルとリリーフは整備されてきましたし、梅津のよう
な選手も出てきました。
 そして何より、この2チームは野手陣が強力です。横浜は多村を主軸に村田・小池・
内川といった若手が伸び盛りだし、古木もレギュラーで使えば数字を残す実力を持っ
ていると思います。広島は新井の成長に加えて栗原や山崎がブレイクしそうですし、
尾形も故障から復帰すれば主力で活躍するでしょう。両チームとも金城・種田・佐伯・
石井・前田・緒方・嶋といったベテラン勢が健在ですし、いくら贔屓目に見ても得点
能力は中日より上だと判断せざるを得ません。

 両チームに共通して言える不安要素は、ひとつに守備力、ふたつに抑え(クルーン
とベイル)じゃないかと考えます。両チームとも昨季は失策から試合を落とす試合が
多かったように思います。特に広島の内野守備は今のところ他5球団に比べて見劣り
しますが、ブラウン監督がどこまで辛抱して使うか。
 そしてどちらもクローザーが2年目の外国人で、他球団も相当に研究してくるでしょ
う。特にクルーンは2段モーションで制球が安定した投手ですから、今季はフォーム
矯正で真価が問われます。

 横浜と広島、この2球団は主力に若い選手が多く、伸びしろがありますよ。勢いに
乗れば非常に怖いと思いますね?

投稿者 クロスボーン・バンガード : 2006年03月06日 17:27

何を理由に横浜の総合力が劣ると言うのか?

筆者は今年横浜キャンプに行ったのか?
行ったとしても、たった数日の取材で何が分かるんだ。

適当な事を書くな!

投稿者 来夢 : 2006年03月04日 23:19

巨人軍の「機動力を云々」というのを読んでどこかで聞いたような、と思ったら弱かった頃の阪神が毎年のように目標にしていてできなかったことじゃないですか。堀内監督も似たようなこと言ってたから実質昨年と同程度の戦力ということなんでしょうね。機動力が実態として戦力になるためにはその道のスペシャリストがいなければできませんよ。川上巨人の柴田と高田、上田阪急の福本と箕田、古葉広島の高橋慶彦。阪神だって機動力を使えるようになったのは赤星が登場してからですよね。
中日は選手よりも落合監督がファンやフロントから孤立しないことが優勝の条件という気がします。
東京ヤクルトは順位より神宮球場に観客を呼べる野球ができるかどうか、古田の双肩にかかってます。
「横浜と広島は聞かなかった」って、それはないでしょう。
横浜は目の上のたんこぶだった佐々木が抜けた今年が牛島監督の腕の見せ所でしょう。それより何より横浜には昭和60年優勝の時の近藤監督の巨人叩きに対する恩義があるのでちゃんと聞いてあげてください。
広島はルーツ以来の注目の白人監督です。戦力は変わらないかもしれませんが「戦い方」と「モチベーション」は変わってくるはずです。
それに阪神は広島から金本をお借りしているのですからその恩義を忘れてはなりません。
それとこの2チームには観客動員の増加が望まれます。阪神だけ観客動員が高くてもセリーグ全体で観客動員が減れば盛り上がりに欠けます。
入場料あってのプロ野球、プロ野球あっての日刊スポーツなんじゃないんでしょうか?

投稿者 珍打くん : 2006年03月03日 23:07

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