2006年01月20日
増加歓迎、ユニークなチームも
クラブチーム
さる8日、萩本監督率いる「茨城ゴールデンゴールズ」とタレント「峰竜太球団」の対戦が名古屋ドームで行われ、2万人の観衆が詰め掛けました。もちろん人気タレントのチーム、日曜日という要素があって、これだけのファンが足を運んだのだろうが、クラブチームのゲームが隆盛化するのもまた、野球界の活性として喜ぶべきことだと思います。
クラブチームは近年になって、増加の一途をたどっています。やはり企業チームが休廃部していく中で、野球を続けたいという人が多いのが最大の要因だと思います。ついに05年には企業チームの3倍近く(251)にまで膨れ上がっています。
昨年度に発足したのは20チーム以上。その主なチームはこのコラムの末尾に掲載していますが、その形態、目指すところは様々です。元プロ、プロを目指す人たちが多くを占める集団もあれば、大望は失わないものの、野球を楽しみたい意識が強い方々もいます。
そんな各チームの中でユニークな発想で発足したチームを紹介したいと思います。かつて中日の強打者だった谷沢健一氏が理事長を務める「YBCフェニーズ」です。チーム名は公募で「フェニックス」(不死鳥)が最多で、谷沢氏はその子供であるとの意思を込めて命名しました。
「それは人作りです」。谷沢氏に最終的なチームの目標を尋ねた時、こういう答えが返ってきました。クラブ選手権、都市対抗など大きな大会に出場するのも一つの目標でしょうが、野球を楽しむことによって、特に若い人たちには、将来いい指導者になってもらいたい、野球未開拓の国に行って野球を普及してもらいたいとの想いを持っていられるようです。
だからチームの選手も老とはいかないまでも“壮若男女”。女子も2人、中学生もいます。総勢60人強、一軍、二軍と名付けずトップ、セカンド、サードと3グループに分け、随時入れ替えをしているそうです。大きなスポンサーは持たず地域の方々の好意に頼る一方、会費として18歳以上は3万、未満は2万円(年間)で運営しています。
もう一つのキーワードは「コミュニティー」です。地域のボランティアにも取り組んでいこうという姿勢をチーム全体に浸透せていきたい意識も強くCP(コミュニティーピープル)会員も募っており現在、NPO(特定非営利活動法人)認可の申請も行っています。詳しくはYBC準備事務局(電話03・3263・6648)、ホームページはwww.ybc2005./です。
先の2年間、西多摩クラブの監督をされましたが、そんな中でこのチーム構想が浮かんだのでしょう。中にはこういうクラブチームもあっていいと考え、披露させていただきました。最後に、谷沢氏の“決意”の一部を年賀状から引用させてもらいます。
「深い谷であればあるほど、その底に満々と清らかな沢が流れていることを信じております。」
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January 20, 2006 11:08 AM
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