浅岡真一 独断流

2005年05月17日

阪神、どんな戦い方をするか興味津々

交流戦の正念場

 いよいよセ・リーグとパ・リーグの交流戦も佳境に入ってきました。予想通りというか、熱戦が各地で繰り広げられ、プロ野球ファンもかなり楽しんでいる感が深いものです。紆余曲折を経ながら、実現に漕ぎ着けたことを、私も心底、喜んでいます。

 ところで阪神は15日までの9試合で3つの勝ち越し、まあ楽天に3連勝したのが大きく、貯金も4つに伸ばしました。さて17日からの6連戦、これは厳しい戦いになりそうです。西武、ソフトバンク、投打ともにバランスが取れていて、負け越したロッテ以上に手強い相手です。

 だが、一方でこの6連戦は阪神の現状の実力を測る試金石になると、非常に興味深いと思っています。エース級相手にどんな攻略法をしていくか、強力打線をどう抑えていくか、岡田監督のさい配、選手起用はファンにとっても注目されるところでしょう。

 戦術も当然、変わってくると思います。

 例えば楽天との3連戦。1、3戦目と初回から送りバントをするなど、バントを多用しました。先手を奪えば楽天打線が弱いので、ゲームの主導権を取れると考えたからです。さらに、先発投手を早く引きずり降ろせば、楽天の救援陣は質がかなり落ちるので追加点を奪える可能性が高く、実際、そういうゲーム展開になりました。

 しかし、西武、ソフトバンク相手には“小刻み作戦”だけでは通用しないと見ています。両チームとも打線に破壊力があり、ビッグイニングを作ることができます。現に西武は対巨人戦(14日)、延長戦で敗れはしましたが、5点差から同点に追いつきました。阪神のリリーフ勢はリーグ随一ですが、細心の注意が必要でしょう。特に四死球とエラー、これは大量失点につながるから、細心かつ大胆に攻めて欲しいと思っています。

 あと、願えるならばビッグイニングを作って欲しいということです。15日に岩隈をKOした(6回に6点)ようにつながりを大切にする攻撃を各打者に望んでいます。

 その点、正田打撃コーチの指示は適確だと思っています。彼に聞いたところ「配球とかをあまり気にせず、自分のバッティングをしたらいい」と選手に言っているそうです。確かにデータは十分に集めて、選手も各投手の特徴をインプットしていますが、打席に立って余りにデータにとらわれ過ぎると自分のスイングができなくなる……ということでしょう。無心で感性で本能で打て!とも言い換えられるのではないでしょうか。

 岡田監督はこの交流戦の前に「ウチの野球をやるしかない」と語っていました。いわゆる普段着野球。このあたりも正田コーチの指示と共通するのを感じています。

 さて、どんな戦績になるか。私は勝ち越したら言うことなし。3勝3敗なら御の字。2勝4敗でも止む無し。まだ貯金が2あるわけですから。ただ、1勝5敗だけは避けてもらいたい。当然貯金がなくなるわけですから。私の考えは甘すぎるでしょうか?

May 17, 2005 12:55 PM

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