浅岡真一 独断流

2005年04月19日

今週は5割以上がノルマ

阪神は第一の正念場

 先週のコラムの内容に対して、お叱りのメールをいただきました。

 私が書いたのは、巨人、中日の強豪チームとの6連戦で、2勝4敗でもいい……というのが大まかな論旨でした。

 これに対してある読者(こういう表現でいいのかどうかわかりませんが)の方から、考え方が甘い、特にナゴヤドームの中日戦は鬼門なのだから、最初に苦手意識を払拭すべきじゃないか……というような趣旨の提起がありました。

 この方のご指摘は正論で、勢いのある時にできるだけ貯金をしておくべき、というのも納得できます。ただ一つ言い訳をさせてもらうなら、11日の時点で貯金が4つ、そんなにガムシャラに白星をもぎとるために無理をして欲しくない--という思いがあったのです。

 もう少し具体的に言えば、投手起用、打順編成、攻撃戦術で短兵急になる必要はない、長いシーズンを見据えて普段着野球で臨んで欲しいということでした。

 もちろん、密かに勝ち越しを望んでいましたが、結果は2勝4敗、余計なことを書いて的中、阪神ファンの方には、本当に申し訳ないと思っています。

 もっとも、その戦いぶりは私の“想定外”でした。特に中日戦、初戦を失った2戦目、首脳陣は先発・安藤に全力発進を指令し、藤川、ウィリアムス、久保田のリレーで延長戦勝ち、ナゴヤドームの連敗を12でストップさせました。

 この時点でのなりふり構わずの首脳陣の姿勢は正解だったと思っています。問題は3戦目、17日のゲームです。能見のアクシデント(ふくらはぎ痛)で小刻みリレーを行いながら、浅井の代打本塁打で先制、久保田に最後を託す必勝パターンが出来上がっていたのに……。

 2死満塁から、福留に逆転右前打を浴びてしまいました。私はその配球に大きな疑問を持ちました。スライダーを2球続けて低めのボール。そして3球目もスライダーで狙い打たれたと感じました。直前のウッズには外角低めの速球で見送りの三振。前の2戦の福留の不調振りをネット裏から見ていた私には球威抜群の久保田の速球は打てるはずがないと楽観していたのに……。

 ゲーム後、岡田監督は「0-2になったところがな。入り方が苦しくなってボールが甘くなった」と語っていましたが、これは、バッテリーを精一杯かばった表現でしょう。入り方……要するに速球でカウントを稼いで、仕上げは変化球、まっすぐどちらでもよし! と言いたかったと解釈しました。

 まあ、過ぎたことをあれこれ言っても仕方ありません。問題はこれからです。今日からの巨人、横浜の6連戦、これは最低でも5割で乗り切ることがノルマです。ともに2巡目の対戦、大まかな手ごたえ、相手戦力はとらえているはずで、大いに期待できると思っています。

 さらに付け加えるなら12日ぶりに甲子園に帰ってくる26日からの中日戦、この9試合は今年のタイガースの最初の正念場になると見ています。来週のコラム、どんな原稿を書けるか楽しみにしています。

April 19, 2005 01:09 PM

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