2005年03月22日
オリックスは台風の目
さあパ開幕
前回は阪神のオープン戦の終盤での3つのチェックポイントを提起しました。その総括は次回に回すとして、今回はパ・リーグのことを取り上げてみたいと思います。
今年は仙台に本拠を置く新球団・楽天がキャンプ、オープン戦と話題を呼んできましたが、近鉄と合併したオリックスもある意味で新球団。そして、オープン戦で快調を誇っているのが、私には実に頼もしく感じ本番への期待感を抱かせてくれました。
その感触はネット裏の評論家も同様のようで、17日付の本紙で前近鉄のヘッドコーチ・真弓明信氏が「プレーオフ進出の可能性がある」と語り、85年、阪神が日本一に輝いた時の猛虎打線を彷彿(ほうふつ)させるとしていました。
プレーオフ進出--というのはいかにも真弓氏らしい表現だと思います。戦力面から見て、やはりソフトバンクが頭抜けているでしょう。そして昨年、日本一になった西武。この2強をどこが追いかけていくかが、戦前では注目されるところですが、真弓氏もだからこそ“本命”には挙げなかったのです。
オリックスのファンにはご不満でしょうが、私も真弓氏と同じ見方をしています。このチームの長所の第一は野手陣の層が豊富、従って攻撃力がバラエティーに富んでいるということです。
レギュラーがほぼ約束されているのは村松、谷、北川と新外国人のブランボー、ガルシアの5人ぐらいでしょう。いやブランボーの4番は大丈夫でしょうが、ガルシアがあまりに不調だと代替要員を起用することだってあるでしょう。
これこそ合併効果で、チーム内の競争がさらに技量の向上を生み出し、チームのムードを高めていっています。
ムードと言えば、北川の存在も大きなプラスでしょう。実は今年1月、仰木監督と前近鉄監督・梨田昌孝氏(本紙評論家)と対談してもらった時、余談として仰木監督が「近鉄で元気者は誰かね?」と梨田氏に尋ねると即座に「それは北川ですよ」と答えました。
旧オリックス勢には比較的おとなしい選手が多かったので、仰木監督も気がかりだったのですが、今や北川には“ムードメーカー”の称号が付いています。
不安は投手陣。先発は川越、JP、ケビンの3人が確定していますが、4番手以降が……。抑えの山口につなぐまでの中継ぎ陣も含めて、チーム内の競争と仰木監督の手腕に期待したいですね。
もう一つ、セとの交流戦もプラス要因です。パひと筋の仰木監督はもちろん、各選手もセへの対抗意識は相当なものです。アドレナリンが普段以上に噴き出してくるでしょう。(阪神にとっては厄介なことです。)
オープン戦18試合を10勝3敗5分けで終えたオリックスは、その最終戦で阪神に快勝し大いに勢いをつけたとみていいでしょう。パ開幕の26日から西武、ロッテとの5連戦。イケルで、頑張れオリックス! とエールを送らせてもらいます。
March 22, 2005 01:23 PM
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